溶連菌感染症にかかると医師から運動制限をされる場合があります。
これは、マラソン水泳といった激しい運動を制限するもので
治療後の尿検査の精度を上げるために行います。

今回は、運動制限の程度といつから運動を再開しても良いのかという
気になる点を調べてみました。

溶連菌感染症とは

Cute little ill girl with a thermometer on a white background.

近年、小さいお子さんの間で流行している溶連菌感染症ですが
どんな病気か詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。

まず、こちらの動画を見てみてください。

溶連菌は、「A群β‐溶血性連鎖球菌」という細菌
くしゃみ鼻水などの飛沫によって喉や皮膚に感染することで起こります。

特に、からは12~3月
皮膚からだと7~9月に多く感染すると言われています。

溶連菌の症状が現れるのは感染してから
2~5日ほど経ってからで高熱喉の痛みが出てきます。

他にも、舌の表面がイチゴのようになる「イチゴ舌」や
全身の発疹症状がなくなってきた頃に手足の指先の皮が剥ける「皮膚落屑」といった症状が現れるのが特徴的です。

症状についてはこちらの動画をご覧ください。

そして、溶連菌感染症の一番怖い点が急性糸球体腎炎リウマチ熱などの
大きな合併症を引き起こす可能性があるということです。

これは、医師に処方された抗生物質10~14日間必ず飲み続けることで
防ぐことができるので、忘れずに飲み切るようにしましょう。

症状がなくなってから2~4週間後尿検査を行って、
完治したかどうかを確認することがあります。

運動制限しなきゃいけないの?

溶連菌感染症と診断された時に、
しばしば安静にと指示されたり運動制限される場合があります。


なぜなら、先程の合併症にあった腎炎を起こしている可能性があり
腎炎は激しい運動をしてはいけない病気なので、
小さいお子さんや日頃運動する習慣のある人には注意を促しているのです。

また、治療後の尿検査でタンパク血液が混じっていると
合併症の可能性があるので、それを正しく判断するためでもあります。

大人なら運動制限など簡単ですが、
遊ぶのが仕事と言われる子供たちにとっては非常に難しいことですよね。

しかし、最後の尿検査で異常がなければ、
運動を再開しても良いと言われているので、
それまでの間は外ではなく部屋で遊べるものを用意するなど
子供が耐えられるよう、工夫して安静させるようにしましょう。

溶連菌についてはこちらの記事もご参考に!

マラソン・水泳はOK?

溶連菌感染症が完治していない時に、
マラソン水泳などといった激しい運動は避けなければいけません。

これは、尿検査で正しい数値を出すためや
腎炎の可能性があるからという理由だけでなく、
飛沫感染する溶連菌を周囲の人にも移してしまう危険性があるからです。

また、溶連菌感染症は何度もかかってしまう病気です。

せっかく抗生物質で治りかけているのに、
大勢で行うマラソンや水泳は再び溶連菌に感染し、重症化してしまう恐れもあります。

学生の場合だと、部活やバイトもできませんし、
大会や練習に参加できないというのは可哀想ですが、その時期だけは安静にしましょう。


https://twitter.com/Gives1112/status/467284986274381824
処方された抗生物質を飲み終わってから、
尿検査をして正常と判断されるまで我慢してくださいね。

対策対処方法

溶連菌感染症は主に、小学校低学年以下の
小さい子供がかかりやすい病気と言われていますが、最近では大人の感染者も増えてきています。

その理由は、免疫力の低下です。

免疫力は、20~30歳をピークとして低下してしまうのですが
生活習慣が悪いと低下するスピードが速まってしまうのです。

なので、免疫力をできるだけ維持するために、
食生活睡眠不足に気を付けたりお酒は適度な量を守り、
煙草を断ち、適度な運動をしてストレスを溜めない生活というのを
できるところから、実践するように心掛けてみてください。

また、これに加えて、手洗い・うがい、マスクの着用なども忘れないようにしましょう。


溶連菌は予防接種がないので、お子さんの場合も手洗いやうがいを日頃から
習慣づけておくことが大切になります。

手洗いのあとに消毒も加えると効果がアップしますよ。

まとめ

2016-06-21b

溶連菌感染症では運動制限されることがあり、
医師からの指示の有無に関係なくマラソン水泳といった激しい運動は、
きちんと完治するまで行わないようにするということでした。

私の子供も最近溶連菌にかかってしまい、
それまでどんな病気なのか全く知らなかったので、
病院の先生から腎炎などの合併症があるというのを聞いたときはとても不安に思いました。

この溶連菌は毎年流行しているようなので、
大人も子供も予防対策をしっかり行わなければいけませんね。

また、私の場合は大丈夫だったのですが、
家族の一人がかかってしまうと兄弟や看護している他の家族にも感染することがあります。


このようなことにならないよう、感染している人にはマスクを着用させ
コップや食器を共用したりしないように気を付けてくださいね。