子ども達の中でよく流行している「溶連菌感染症」や「手足口病」。
この2つの病気の症状は、よく似ているために間違えやすいということをご存じでしたか?

症状は似ているのですが、見分ける方法もあるので、
今回は、溶連菌感染症と手足口病の違いについて紹介していきたいと思います。
夏場はこれらの病気が流行りやすいので、それぞれの病気の症状の違いをしっかりと把握しておくといいでしょう。

溶連菌感染症と手足口病の違いは何?

溶連菌感染症は細菌の感染によるもの、
手足口病はウイルスに感染することによって発症するものという違いがあります。
これだけでは、見分けられないと思うので、それぞれの症状や治療法を紹介していきます。

溶連菌感染症の主な症状は…

  • 急な高熱(38度以上)
  • のどの激しい痛み
  • 全身に発疹が表れる
  • 皮膚がザラザラする
  • 舌が炎症を起こして赤くなる

ということがあります。
溶連菌感染症は、抗生物質によって治療することが可能です。

一方、手足口病の症状は…

  • 口の中、手足に小さい水疱ができる(胴体部分にはできない)
  • 口の中の口内炎は痛みがある
  • 水疱は5~7日で治まっていく

というようなものになります。

手足口病は、溶連菌感染症と違い、薬によって治療することができません。
手足口病にかかっているときに、抗生物質を飲んでも効果はないです。

また、手足口病の場合には、症状に対する対処療法しかとることができないです。

溶連菌感染症と手足口病の見分け方は発熱や嘔吐があるかどうか

溶連菌感染症と手足口病の症状の違いを理解することで、
どちらの病気にかかっているのかを見分けることができます。

溶連菌感染症と手足口病を見分けるポイントは

  • 口内炎がひどくなっているかどうか
  • 発熱や嘔吐があるかどうか

ということです。

溶連菌感染症にかかっている場合には、
発熱や嘔吐がありますが、手足口病の場合にはこのような症状はありません。

また、手足口病は口内炎がひどくなりますが、
溶連菌感染症はのどに痛みがあるものの、口内炎がひどくなることはありません。

これらのポイントから、溶連菌感染症と手足口病を見分けることができます。

溶連菌感染症や手足口病の症状について、詳しく知りたいという方は、
こちらの動画をチェックしてみてください。

喉の痛みや発疹ができたら病院へ行こう

溶連菌感染症も手足口病も、喉に痛みが出たり、体に発疹ができたりします。
場合によっては、溶連菌感染症と手足口病を併発することもあるため、
このような症状があらわれた時は、病院を受診するといいでしょう。

溶連菌感染症と手足口病では、
治療方法も違うので、病院で診てもらって薬を処方してもらうのが1番いいでしょう。

また、溶連菌感染症は合併症として急性腎炎やリウマチ熱になってしまうこともあるようなので、
処方された薬はきちんと最後まで飲むようにしなくてはいけないようです。

溶連菌感染症は水疱瘡とも間違いやすい

溶連菌感染症も水疱瘡も、体に発疹ができるため間違いやすいといわれています。


実際に、溶連菌感染症や水疱瘡にかかった方や、子どもがかかったという方の中には、
自分で症状を見分けることができなかったり、病院で誤診されたりすることがあるようです。

溶連菌感染症か水疱瘡か自分で判断できない場合には、
病院にかかって診てもらうのが1番いいでしょう。
それぞれの治療方法も違うので、自己判断せずに受診することをお勧めします。

こちらの記事もご参考に!

手足口病の痒みには塗り薬がオススメ

溶連菌感染症は、抗生物質で治療することになるので病院で薬を処方してもらうのがいいのですが、
手足口病は対処療法しかできないため、市販薬でも症状を和らげることが可能です。

手足口病の痒みを抑える薬としては

  • フェミニーナ軟膏
  • オロナイン
  • フルコートf

があります。

フェミニーナ軟膏やオロナインは、非ステロイド軟膏なので、
副作用を心配することなく使うことができますが、
フルコートfはステロイドなので心配な方は薬剤師や医師に相談してから使うといいでしょう。

まとめ

  • 溶連菌感染症は発熱や嘔吐があるが、手足口病にはない
  • 手足口病は口内炎がひどくなる
  • 溶連菌感染症は抗生物質で治療することが可能
  • 手足口病に抗生物質を使っても効果がない
  • 溶連菌感染症は水疱瘡とも間違いやすい
  • 手足口病の痒みには市販の塗り薬が効果的

今回は、このようなことについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
溶連菌感染症や手足口病が流行している地域もあるため、
ここで紹介した症状の違いを知っておくと、見分けることができると思います。