のどが痛くなる子供の病気として知られる溶連菌の真実について学ぼう!
溶連菌に感染した場合に現れる各症状について徹底解説!

溶連菌に感染した場合の対処法や服用すべき薬剤についての知識とは!?
溶連菌への感染が認められたら抗生物質をひたすら投与することが大切!

溶連菌感染症の治療を行う流れや必要になる期間についても紹介

溶連菌とは

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子供がのどの痛みを訴えた場合、その多くはウイルスや細菌などに感染して
喉が炎症を引き起こしている状態だと考えられます。

子供が発症する喉の痛みの原因としてポピュラーな細菌のひとつに
「溶連菌」と呼ばれる細菌が居ますが、
この溶連菌は恐ろしい合併症を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

感染しないために手洗いうがいをこまめにしましょう。
喉にくる病気なので、うがい薬を使って徹底して殺菌しましょう。

溶連菌は正式名称を「溶血性連鎖球菌」と言い、a溶血とβ溶血を呈する2つの種類があります。
溶連菌は主に「のど」に感染して咽頭炎や扁桃炎などを発症させ、
それに加えて小さな紅い発疹や発熱などの症状が現れるのが最大の特徴となっています。

のどに感染する病原体には風邪に関連するさまざまなウイルスや細菌がありますが、
中でも溶連菌はその代表格として知られており、
そのほかにはインフルエンザ菌や肺炎球菌といった細菌が有名です。

ちなみに溶連菌が起こす病気は咽頭炎や扁桃炎以外にも
「中耳炎」や「副鼻腔炎」、「伝染性膿痂疹」、「蜂窩織炎」、
「丹毒」、「肺炎」、「菌血症」、「トキシックショック症候群」などが挙げられます。

溶連菌による感染症が流行するのは「冬」
そして「春から夏にかけて」の年2回がピークとなります。

溶連菌感染症の症状とは

身体の免疫力が低下している状態で溶連菌に感染すると
「溶連菌感染症」と呼ばれる病気になってさまざまな症状が現れてきます。
代表的な症状としては38度〜39度前後の発熱とのどの痛みが挙げられます。

ただし、3歳未満の子供が溶連菌感染症になってもほとんど熱が上がらないとも言われています。
発熱やのどの痛みが発症したら、次は身体や手足に小さくて紅い「発疹」が現れたり、
舌にイチゴのようなツブツブが出来たりします。

舌にイチゴのようなツブツブが出来た状態を「イチゴ舌」と呼び
溶連菌感染症の代表的な症状のひとつとして認知されています。
そのほかにも溶連菌感染症を罹患すると発熱による「頭痛」や「腹痛」
首筋にある「リンパ節の腫れ」などの症状も見られます。

これらの症状は主に「急性期」に現れますが、この急性期を過ぎると
身体や手足に出来ていた発疹のあとに「皮剥け」が見られるようになります。

風邪とは異なり、咳や鼻水といった症状がほとんど現れないのも溶連菌感染症の特徴です。
ちなみにこの溶連菌感染症には潜伏期間があり
溶連菌に感染してから大体2日〜4日ほどで初期症状が現れてきます。

溶連菌感染症の検査や治療についての知識

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溶連菌感染症を罹患した場合、まずは2日〜4日ほどの潜伏期間を経て
38度〜39度の発熱やのどの痛みなどの症状が現れます。

その後、身体や手足に紅い発疹が現れたり舌にイチゴのようなブツブツが出来たりします。

こうした症状が現れた場合、まずは病院を受診して検査を受けることになりますが、
その際には基本的に「内科」を受診するのが一般的となっています。
病院ではまず、年齢や発熱の程度、のどの炎症具合、
身体や手足の発疹の程度を見て溶連菌に感染している疑いが強まれば、
確認のために「溶連菌検査」を行います。

溶連菌に感染しているかどうかを調べる方法には幾つかありますが、
最近ではのどに付着した細菌を採取して検査を行うのが一般的となっています。
この検査自体はそれほど時間が掛からず、検査結果も10分以内に出るので
すぐに溶連菌感染症かどうかを判別する事が可能です。

この検査で溶連菌感染症だと判断されたら「ワイドシリン」と呼ばれる
抗生物質が処方され、数日間の服用が勧められます。
このワイドシリンを飲み続けると通常は2日〜3日ほどで熱は下がり、
のどの痛みも緩和されていきます。

身体や手足に現れていた発疹も次第に皮が剥けた状態へと変化し快方へと向かいます。

ただし、これらの症状が消えたとしても体内の溶連菌は残っている可能性があるため
最低でも「10日間」は抗生物質を飲み続けることが推奨されています。