急なやけどはとにかく冷やすというのが常識ですよね。
問題は冷やした後にどう処理するかです。
やけどには深度という基準があります。

この深度が浅い場合は病院で手当しなくても自然に治癒します。
しかし、やけどの傷は見た目だけでは判断出来ない場合も多く特に低温やけどは危険です。

とりあえず病院に行くまでの処置としてラップにオロナイン軟膏を塗って
それを患部に巻くと、傷の悪化を避ける事が出来ます。

やけどの深度と処置

やけどの深度は3段階に分かれていて、
1度は表皮部分のやけどで、これは自然に治る軽いやけどです。

2度は水ぶくれが出来るやけどで、浅い物と少し深い物があり、
どちらもきちんと手当をしないと痕が残る、
出来るだけ病院で治療をした方が良いやけどです。

3度は皮膚の層全てが傷付いたやけどで自然治癒が難しく、酷い痕が残ります。
この段階になると病院で皮膚移植などを行う必要があったり、
感染症になりやすいというリスクがありともすると命の危険があるので、
必ず適切な治療を受けましょう。

やけどは実は初期のやけどを負った段階ではその深度がはっきりとしない場合が多く、
大したことが無いと思っていたら実は深いやけどだったという事があります。
特に低温で時間を掛けてやけどを負う低温やけどは
気付いたら3度のやけどを負っていたという事があります。

特に危ないのは痛くないやけどです。
やけどをしたのに痛くないという場合は重症の場合が多いので早めに病院に行きましょう。

やけどの応急処置

やけどを負って最初にする事は流れる水で冷やす事です。
水道水などで大体30分ぐらいは冷やした方が良いとされています。
体の中心部分があまり冷えると体の機能が低下するので

長時間は冷やしにくいですが手足などの末端の場合は1時間ぐらいは冷やしても構わないようです。
水ぶくれが出来ているようならその水ぶくれを潰さないように注意しましょう。
水ぶくれが潰れると治りが遅くなる上に痕が残りやすくなります。

広範囲にやけどを負っているようならとにかくすぐに病院に連れて行きましょう。
その段階で自己判断で薬を使うのは危険なので医師の判断に従って治療するのが一番です。
範囲が狭く、明らかに酷いやけどでない場合には自宅で治療しても問題ありません、

この場合でもやはり流水で冷やす必要があるので流しっぱなしの水道水などできちんと冷やしましょう。
オロナインなどのやけど軟膏は軽度のやけどである1度程度のやけどに使うのが適切です

オロナインをやけどに使う

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本来、軽いやけどの場合はそのまま塗るだけでも良いのですが、
素人目にはやけどの程度の1度も2度も区別出来ない事も多いので、
念のため、少し深いやけどでも大丈夫な治療をしておくと良いでしょう。

軽度のやけどであれば、オロナインで応急処置をしましょう。

まずやけどを流水で冷やした後に汚れが付着していないか確認して
ラップにオロナイン軟膏を塗ります。

直接傷に塗ると痛かったり、
水ぶくれを潰してしまったりするのでラップに塗って貼ると楽です。

更に、なぜラップを使うのかというと深いやけどの場合、
傷口から浸出液が出る事があるからです。
絆創膏やガーゼなどだとこれによって傷に付着してしまう事があるので
いざ剥がそうとすると傷口まで剥がれてしまうという事が起こってしまいます。
ラップなら剥がしやすいので安心なのです。

ラップをテープで止めたら、上からガーゼなどで覆っておくと
傷から体液が出た時もガーゼに吸収されるので便利です。

もしこの浸出液が出て来るようなら改めて病院に行った方が良いでしょう。
深度が2度以上という事になりますので正式な治療をする必要があります。
また、赤みが酷くなったり痛みが酷くなった場合も
病院に行った方が良いでしょう。

感染症を起こしている可能性があります。

低温やけどに注意しましょう

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湯たんぽや暖房器具による低温やけどが昨今は増えているそうです。
低温やけどは熱い!と感じないまま組織が焼けて行くので
気付いたら深い所までやけどをしている事が多いのが特徴です。

痛みがあって水ぶくれが出来ているぐらいの内は
悪くても2度ぐらいですが白くなっていて痛くないという場合はとても危険です。
3度のやけどを負っている可能性があります。

そのまま放っておくと皮膚が再生せずに壊死して
その部分が欠落、下手をすると感染症に罹ってしまいます。
おかしいと思ったら病院で手当をしてください。

2度の浅いやけどならラップとオロナインで治療可能の場合がありますが、
やはり素人判断は危険なので病院で治療をした方が良いでしょう。
低温やけどの怖い所は体が危険を感じ取れない所にあります。

熱湯に入れられたカエルは飛び出して逃げるけれど
水に入れたまま沸かした時には逃げ時を逃して死んでしまう
という話がありますがそれと似たような感じですね。

体に直接接触する暖房器具は注意書きなどを必ず守って注意して使用してください。