低体温は免疫力を低下させ、様々な病気を引き起こすきっかけになります。
体温を上げる方法には、入浴や食事を改めるものもありますが
一番手っ取り早いのが運動によって筋肉量を増やすことです。
さらに、プロテインを使うことでより筋肉を強化できます。
そこで、筋トレとプロテインで低体温を改善する方法をご紹介します。
低体温とは
低体温は病気の名前などはなく、体温が36度未満の状態であることを言います。
原因は主に生活習慣にあるとされていて、痩せ過ぎや運動不足、薄着、
乱れた食生活、冷たいものの摂り過ぎ、喫煙、湯船に浸からない、
冷房に当たり過ぎるなどが挙げられます。
自覚症状はほとんどありませんが、手足の先が冷たくなる冷え症の症状や
体温が低く酵素の働きが悪くなることで、疲れやすくなったり、
免疫力が落ちて風邪を引きやすくなったりします。
他にも、肩こりや頭痛、腰痛、アレルギー症状、便秘、肥満、
やる気が出ないなどの症状が起きると言われています。
また、低体温によって血行が悪くなるので、むくみや腰の重さ
月経痛や月経不順、不妊といった女性特有の症状が起きることもあります。
こちらの動画で詳しく説明されているので、より分かりやすいと思います。
原因となる生活習慣を正すことができれば、
体温を上げることができますが
生活リズムを変えたりや恰好品を止めるのは、なかなか難しいですよね。
筋トレとプロテインについて
筋トレをする時にプロテインを飲むというのは、ムキムキのマッチョな体形を目指している人のイメージが強いと思いますが、
プロテインは筋肉を作るのに必要なタンパク質を取ることができるので、
食事からタンパク質を摂取するよりも効率よく筋トレの効果を得ることができるのです。
タンパク質の量を意識した食事となると、
どうしても高カロリーなものになってしまいますよね。
それは、余計な脂肪分も一緒に含まれているからなのです。
一方プロテインには脂肪分がなく、
タンパク質だけを体に吸収されやすい形で摂取することができるので、
筋トレで鍛えた筋肉に素早く栄養を与えることができます。
また、あまり知られていませんが、プロテインには体の皮膚や骨、
血管などを作るのに使われる重要な栄養素が豊富に含まれています。
なので、普段偏った食事をしている人にとっては
非常に嬉しい栄養ドリンクとも言えます。
低体温を筋トレとプロテインで改善しよう!
低体温は筋肉量の少ない女性に多く見られると言われています。
ということは、筋トレとプロテインを使って筋肉量を増やせば
低体温を改善することができるということになります。
また、プロテインを飲むタイミングは、筋トレをした後がおすすめです。
さらに、筋肉を作るのに必要なタンパク質の量などは
こちらの動画で詳しく説明されています。
ここで、おすすめの筋トレをご紹介します。
筋肉は大きいほど熱を発生するので、
体の中でより面積の大きい腹筋や太ももの筋肉を鍛えると良いとされています。
そこでおすすめなのがスクワットです。
10回を1セットとして、毎日3セットを目標に頑張ってみましょう。
中学生くらいから低体温だったのに筋トレ始めてから体温上がっててすごい
— 薫 (@mom1615) November 6, 2015
筋トレを習慣化して筋肉を鍛えることで、
体形の維持や体質改善をすることもできるので、
低体温を改善して健康的な体を手に入れましょう。
まとめ
今回は、低体温を筋トレとプロテインで改善する方法について詳しく説明してきました。
体温が1℃低下するだけで、
免疫力は33%も減少してしまうと言われていて
風邪などの感染症にかかりやすくなるだけでなく、
薬が効きにくくなったり薬の副作用が出やすくなり、癌を誘発してしまうそうです。
入浴や食事は一時的に体温を上げるのに効果的ですが、
寒い時期にはそれだけでは体温を維持することができません。
体温が36℃未満で体が冷えやすいと感じるなら、
真っ先に筋トレをしてプロテインを飲んでみましょう。
最近のプロテインは種類や味が豊富で、
子供用のプロテインなども販売されています。
自分に合ったプロテインを見つけて、
自分の体形や体質の変化を実感するのを楽しみながら続けてみてはいかがでしょうか。
筋トレのプロテイン摂取タイミングは、トレーニング後30分以内(もしくはトレーニング前)と、就寝1~2時間前がよいです。これらの時間は成長ホルモンが分泌され、筋肉づくりが促進されるので。トレーニング後は吸収性のよいホエイ等で摂取して下さいね。(^^)
— パーソナルトレーナーの筋トレ情報! (@kireiniyaseru_1) November 25, 2015