普段平熱が低い人、って結構多いですよね。
しかし、普段の平熱が35℃台という人は、
その状態は体にとって良い状態ではありません。

というのも、健康であれば平熱が35℃台ということはあり得ないからです。
35℃台しか平熱がない低体温の体は、様々な不調が出る可能性もあります。
低体温と低体温による合併症や改善法についてご紹介していきます。

低体温とは?

2015-10-08b-1

先述した通り、平熱がいつも35℃台というのは低体温だといえます。
昔から35℃だから大丈夫!と思うかもしれませんが、それは昔から体が健康な状態ではなかったからです。

人間は健康な状態であれば、平熱が36.5℃だといわれています。
つまり36℃台まで平熱がなければいけないのです。

低体温になれば、血の巡りは悪くなり、免疫力も低下してしまいます。
免疫力が低下するということは、病気にかかりやすい状態だということです。

さらに、低体温だと基礎代謝も下がってしまいます。
つまり、痩せにくく太りやすい体になってしまうということです。
こういった低体温になってしまう原因は、基本的に自分の生活習慣にあると思ってください。

低体温である人のほとんどが生活習慣に何かしらの乱れがある場合が多いです。
生活習慣の乱れのひとつに、食生活があります。

そもそも、人間は食べ物からエネルギーを作り出すことで同じ体温になっています。
さらに、体内の糖質をエネルギーにかえる時にはミネラルビタミンも欠かせません。

食生活の乱れによって起きやすいのが、ビタミンやミネラルの不足です。
食べるものは食べていても、それをエネルギーとしてかえることが出来ないから熱があげられないのです。
もちろん、ダイエットで食べない人もエネルギーのもとがなくなってしまうため、低体温になりやすいです。

また、生活習慣において、冷暖房の使い過ぎも問題です。
冷暖房は温度設定をしっかりせずに、
冷えすぎまたは温めすぎの環境をつくると外気温との差によって自律神経が乱れます。

自律神経は、人の体温調節機能を司っているため乱れると
体温調節がうまくできなくなり、低体温を引き起こすとされています。

同様に、ストレスがかかりすぎても自律神経に乱れをきたすため、
ストレスが多い現代社会では、低体温になりやすいのです。

低体温だと合併症を引き起こしやすい!

先述した通り、低体温だと免疫力が低下します。
というのも、血の巡りと免疫力には大きな関係があるからです。

血液中にある白血球
知っている人も多いですが、この白血球の中には、免疫機能をもったものがいます。
血液と共にこの免疫機能をもった白血球が体中を巡り、
何か悪いものがあればそれを攻撃する働きをしているのです。

悪いものとは、外から入ってくる悪いウイルス細菌だけではなく、
体内で出来てしまうがん細胞のことも含んでいます。
ですが低体温になり血の巡りが悪くなると、白血球の働きも弱まります。

そのため、例え体の中で悪いものを見つけてもそれを攻撃するパワーがなくなってしまうのです。
風邪を引いた時には熱が上がりますよね。

これは、体にある悪いものを撃退しようとして熱が上がっているのです。
実際、熱が1℃下がるだけで免疫の働きは30%も低下してしまうといわれています。

つまり、36℃台と35℃台の人では、30%も病気を倒す力が弱くなってしまうのです。
35℃台の人が、合併症つまり他の病気を起こしてしまう理由がこれでわかりますよね。

蕁麻疹や耳鳴りなども実は低体温が原因のことも

低体温だと免疫機能が低下し、病気にかかりやすいと先述しましたが、
それ以外に蕁麻疹耳鳴りなどの症状が出ることもあります。

蕁麻疹はアレルギー性の蕁麻疹が特に出やすい傾向にあります。
低体温になると自律神経が乱れるとご説明しましたが、
自律神経が乱れている状態はアレルギーを引き起こす状態に非常に似ています。

低体温になってアレルギーが出たという人も少なくないのです。
それよって自律神経が乱れることが、アレルギーの引き金となっていまいます。

さらに低体温で血流が悪いと、アレルギーの改善もなかなか難しいです。
こうして、低体温でアレルギーになると悪い循環が続いてしまうのです。

また、耳鳴りという症状。
耳鳴りが起きる原因として、冷えがあります。
それも脳の冷えです。
脳が冷えることで、耳鳴りまたはめまいなどが起きることがわかっています。

低体温だと血流が悪くなるので、自然と脳も冷えてしまいます。
人の体温が35.5℃になると耳鳴りやめまいが起きやすくなるということもわかっているので、
低体温が耳鳴りを引き起こす原因となっているのです。

低体温についてはこちらの記事もご参考に!

低体温改善法

痩せにくく太りやすい、病気になりやすい、アレルギーが出やすい、耳鳴りやめまいがする、
など低体温になると良いことなんかありません。

ですが、生活習慣によって知らず知らずの内に低体温になっていることも少なくありません。
そんな場合には、低体温を改善することが重要。
低体温の改善法についてご紹介していきます。

お風呂

普段湯船にしっかりつかっていますか?
最近では、シャワーだけで済ましてしまうという人も少なくありません。

ですが、湯船につかり全身を温めることは低体温を改善する効果的な方法です。
1日10〜15分ぐらいで良いので湯船に入る習慣を心がけてください。

長風呂が苦手な場合は、好きな香りの入浴剤を入れてみましょう。
ぬるめに温度を設定しておけば、のぼせることもありませんよ♪

食生活の改善

食生活の改善は、低体温の改善においては非常に重要です。
なぜなら先述した通り、人は食べたものからエネルギーを作り出すからです。

まず食べ物で注意しなければいけないので、加工食品の食べすぎには注意。
インスタント食品を中心に手作りでないものには、脂質糖分がたっぷり。

逆にビタミン・ミネラルは不足していることがほとんどのため、そういった食べ物を避けます。
また、体を冷やしてしまう冷たい食べ物はもちろん、
同様に体を冷やす働きがある糖分もなるべく避けるようにします。

お菓子の食べ過ぎはNGです。
エネルギーを生成するために必要な筋肉を作るため、低脂肪のタンパク質を中心に
ビタミンやミネラルをとるため野菜や海草を取り入れた食事にしてください。

運動

運動をすると体が温かくなりますよね。
これは、血の巡りが活発になっているからです。
そのため、普段から運動を生活に取り入れることで低体温の改善につながります。

もちろん、激しい運動ではなくてOK。
1日30分くらいのウォーキングなどでも良いですし
時間がない場合は就寝前に30分ほどストレッチや簡単な筋トレを取り入れるようにしてください。

動画で簡単に低体温を改善できる運動もご紹介しています。

まとめ

低体温になると、体にとって様々な影響を与えてしまいます。
ご紹介したものの他に、女性特有の病気になりやすいかったり
妊娠しにくくなったりなどの可能性も高まります。

ですが、実は普段から自分の平熱を計っている人は少ないです。
だからこそ自分が低体温であることすら気付いていないこともあるのです。

体に不調を感じた時にはまずは平熱を計ってみてください。
35℃台の低体温であれば、改善することで体調不良の改善につながります。