冬場になると、湯たんぽやカイロなどを使う機会も増えますよね。
防寒対策としては欠かせないものです。
ですが、冬に特に「低温やけど」になる人が増えるってご存知でしたか?

普通のやけどはわかるけど、低温やけどってどんなものかわかっていることは少ないはず。
私たちの身近なところで起きやすい低温やけどだからこそ、その特徴と原因など
を知っておくようにして低温やけどを防ぎましょう。

低温やけどとは?

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低温やけどとは、その名の通り低温でやけどを引き起こしてしまうものです。
低温といっても、人間の体温よりも少し高いぐらいの44〜50℃ぐらいの温度です。
これぐらいの温度のものに長い時間触れていることで、低温やけどになってしまいます。

低温やけどは、高温でやけどするのとは違います。
高温でやけどすると、皮膚表面がその熱でやけどします。
ですが、低温やけどは皮膚表面ではなく皮膚の深い部分にある脂肪細胞がやけどをしてしまいます。

そのため、低温やけどはやけどしたことに気づきにくく、
さらに症状が重たくなってしまうことが多いという特徴もあります。

やけどの経過が化膿したら重症化一歩手前!

やけどにはその経過段階によって、やけどのレベルがあります。
第一段階としては、だた赤くなって数日ヒリヒリと痛みがある程度です。

第二段階は、やけど部分が水ぶくれになりじゅくじゅくとして腫れてしまっている状態です。
痛みも強いのが特徴です。

第三段階は、第二段階の傷の状態に加え化膿して白くなってしまいます。
この段階になると、感覚が鈍ってくることもあります。

最終段階の第四段階は、皮膚が壊死状態となり、
乾燥しているけど白いという状態になり感覚はなく、痛みもなくなります。

これがやけどレベルですが、低温やけどの場合、第一段階で気づくということはほとんどありません。
というのも、先述した通り低温やけどは皮膚の表面ではなく皮膚の下にある部分の
脂肪細胞がやけどをしている状態です。

そのため、見た目で赤みはほとんどわからず
第二段階になってもわからないということが多いです。
そして、気づくとすでに第三段階になっています。

大体この状態になるまで低温やけどになってから24時間ぐらいで
なってしまうこともあるので、気づかないうちにどんどん傷が重症化しているのです。
段三段階ぐらいになると、やけど痕は残りやすくなってしまいますし何より治療にも時間がかかります。
最終段階までいくと、最悪手術をして皮膚移植などを行わなくてはいけなくなってしまうのです。


参照:楽天市場

軽度な場合であれば、よく冷やし清潔にしてからキズパワーパッドなどを貼り、
清潔な状態を保ったまま、直ちに病院へ行きましょう。
重度であれば、勝手な判断で処置をせずにそのまま急いで病院へ行きましょうね。
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脳卒中の後遺症がある人は低温やけどになりやすい!

低温やけどになりやすい人などはいるのでしょうか?
低温やけどになりやすい人は、温度への感覚が鈍っている人です。

そのため、温度への感覚が鈍ってくる高齢者などは低温やけどになりやすいです。
また、自分で自由に動くことのできない赤ちゃんなども低温やけどを引き起こす
可能性があるので、親は注意が必要です。

糖尿病の人も低温やけどになりやすい傾向にあります。
糖尿病の人は手足の血液循環が悪く、熱が加わった時に冷やされにくくなります。

そのため、低温ぐらいだと熱が冷やされず低温やけどを引き起こしやすいのです。
さらに、脳卒中になって後遺症のため、温度への感覚に麻痺があったり、
動かす力に問題があったりする場合にも低温やけどになりやすいのです。

低温やけどの原因になるものは?

では、低温やけどを引き起こしてしまう原因となるのは一体どういうものでしょうか?
低温やけどの原因となるものを知って、予防することも大切です。

低温やけどの原因1  湯たんぽ

冬に足元を温めてくれる、湯たんぽ。
愛用している人も多いのでは?

しかし、この湯たんぽは低温やけどを引き起こす原因になります。
特に、寝ている間にずっと足先などに触れていることで低温やけどになってしまうのです。
そのため、湯たんぽを布団に入れる場合には体に触れないような位置に置くようにしてください。

低温やけどの原因2 カイロ

冬に活躍するカイロ。
最近では体に貼るカイロもあるため、腰などに貼っている人も多いですよね。
このカイロも低温やけどを引き起こす原因となります。
肌に直接触れなくとも肌着など薄い生地の上からなので、低温やけどの原因となってしまうのです。
なので、貼るカイロの使用は出来るだけ避けるようにしましょう。

低温やけどの原因3 電気カーペット

エアコンは室内を乾燥させてしまうため、
エアコンを使わずに電気カーペットを愛用しているという場合もありますよね。

電気カーペットは足元から温かくなりますが、誤って電気カーペットの上で寝てしまった場合。
低温やけどになってしまう可能性が高くなります。
赤ちゃんなどを電気カーペットで寝せるのはかなり危険なので注意しましょう。

動画でも湯たんぽやカイロの使い方について紹介しています。

まとめ

冬の寒さから体を温めるために使うグッズは、
もちろん大切なものですしそれを使うことには問題ありません。

ですが、使い方次第では重症化しやすい低温やけどにもなってしまいます。
だからこそ、カイロや湯たんぽなどの使い方には気を付けて低温やけどにならないようにすることが大切ですよ。