ご飯を食べずにいたら、頭がふらふら、目がチカチカ……
などという不調に襲われたという経験がある人はいませんか?

これは、いわゆる「低血糖」の状態と考えられます。
でも、低血糖でなぜ、こんな症状が出るのでしょうか。

今回は、意外と知られていない、低血糖の症状対処法についてお伝えします。

低血糖ってどんな状態?原因や症状は

低血糖といえば、糖尿病の症状の一つという印象が強いですが、糖尿病ではない人でも起こります。

原因は、薬の副作用病気由来のものが多いですが、健康な人に起こる場合は、
食事をしなかったり、食事中の糖質が不足していることや、激しい運動などで消費量が多い時などです。

また、意外と知られていませんが、食べ過ぎのせいで低血糖になることもあります。
これは、急に上昇した血糖値を下げるためにインスリンがドッと分泌され、一気に血糖値が下がることで起こります。

低血糖の症状は、空腹感発汗頻脈、動悸息切れなどから始まり、
そのまま放っておくと頭痛、かすみ目疲労感なども出るようになります。
そして、末期になると意識障害昏睡などの深刻な症状が出て、最悪だとに至ることもあります。

低血糖で胸が苦しくなったり、目がチカチカするのはなぜ?

「低血糖で胸が苦しくなる」と、よく言われますよね。
これは先ほどご説明した動悸息切れのことを指します。

これらは一見血糖値とは関係の無さそうな症状ですが、実は大いに関係があります。
なぜ、低血糖でこのような症状が出るのかというと、
低血糖は命に関わる一大事のため、自律神経危険信号を出しているからです。

また、めまいやかすみ目、目がチカチカするという症状が出ている場合は、
自律神経だけではなく中枢神経異常が出ている状態です。

脳の中枢神経は血糖を栄養として働いているため、
それが不足してうまく働けなくなっているということですね。
この症状が出たら要注意なので、すぐに飴を舐めるなどして対処することをおすすめします。

血糖値についてはこちらの記事もご参考に!

低血糖症かどうかのチェックをしてみよう

一時的な低血糖は誰にでもあることですが、体質的に血糖値のコントロールがしにくかったり、
血糖値が下がりやすい体質の人を低血糖症と呼びます。

以下のチェックをして当てはまるものが多ければ、その症状は低血糖症の可能性大です。

  • 甘いものやスナック菓子、糖分を含んだ清涼飲料水をほぼ毎日摂る
  • 空腹感を感じたらおやつを食べることが多い
  • 夜中に空腹で目が覚めて、何かを食べることがある
  • 昼過ぎ〜夕方に強い眠気を感じたり、集中力が落ちたりする
  • 体重の増減が激しい
  • 太ってきた、または痩せにくくなった
  • イライラや不安感が、甘い物を食べることで改善されたことがある
  • 頭痛や動悸(どうき)、しびれなどが甘い物を食べることで良くなったことがある
  • 気分安定薬や抗うつ薬を服用しても、精神的症状が改善されない
  • 血縁者に糖尿病を患う人がいる

以上のチェックリストから3つ以上当てはまる人は、低血糖症の可能性大です。

このチェックに該当する場合は、
一般的な対処法が逆効果になることがあるため病院に相談することをおすすめします。

低血糖になったらどうするべき?予防法は

前項のように低血糖症による低血糖ではなく一時的なものの場合は、糖を補給するのが先決です。

これは口にしやすいものなら何でも良いのですが、
効果が表れやすいのは、一口サイズに割られたブドウ糖の塊です。
血糖とは血液中のブドウ糖ですから、吸収が良いですよ。

ただ、食後に低血糖症状が出やすいという人は、何かを食べて血糖値を上げるという方法はNGです。
こちらには起こってしまってからの対処法は無く、予防に努めることが大切です。

食後の低血糖を避けるためには一気に糖質が多いものを食べず、
少量ずつ小分けにして食事を摂ると良いようです。

血糖値の上昇を緩やかにするため、野菜から先に食べる、
黒烏龍茶などの血糖値を上げにくい飲料などと一緒に摂るという工夫も大切です。

また、朝昼晩と規則正しく適量を食べることで、血糖値の急上昇から来るインスリンの過剰分泌を防げます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
低血糖原因症状、そしてどんな理由で症状が出るのかなどについてお伝えしました。

忙しさやダイエットなど、たまたま食べられないときに起こる低血糖はそれほど心配する必要はありませんが、
元々の体質により些細なことでも低血糖を起こしてしまうという人は、とても危険です。
https://twitter.com/g_a_nyanmal/status/829604204985528320


このように出先で気を失ってしまったり、糖尿病の引き金になることもあるからです。

低血糖を甘く見ず、規則正しい食習慣を心がけることが一番の予防です。
そして、対策しても症状が出る場合は、「たかが低血糖」と思わず、病院の診察を受けてみることをおすすめします。