ステロイドがどのようなものでどんな時に使用されるのかを学ぼう!
正しい使い方や効果について徹底的に解説します!

ステロイドを使うことによって発生する副作用のリスクについても紹介。
ダイエット時のむくみやリバウンドに繋がるって本当!?
ステロイドを使用するメリットやデメリットについても解説します

ステロイドとは

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ステロイドという言葉を一度は耳にした事がある人は多いかと思いますが、
ステロイドと聞くとボディビルダーが使用する筋肉増強剤
というイメージを持っている人が大半だと思います。

しかし、正確に言えばステロイドとは腎臓の上部にある副腎と呼ばれる臓器の
外側の皮質という部分で作られるホルモンの名称です。

そのため、ステロイドは別名副腎皮質ホルモンとも呼ばれています。

つまり、ステロイドは人間の体内で普通に作られている物質であり、
人が生きていく上で欠かせない重要な働きを担っているのです。
ステロイドの代表的な働きとしては、人体に対するさまざまなストレスに対処する役割などが挙げられます。

このホルモンの中には糖質コルチコイドと呼ばれる成分がありますが、
この糖質コルチコイドのみを化学的に合成したものを一般的に
ステロイド剤として病気の治療などに役立てています。

基本的にステロイド剤を使って治療を行うのは膠原病と呼ばれる病気です。
ステロイド剤には炎症を鎮めたり免疫を抑制する等の効果がありますが、
これらの効果が膠原病の治療にもっとも有効だと考えられています。

現在、市販されている代表的なステロイド剤を挙げると、
プレドニゾロン」や「メチルプレドニゾロン」、
デキサメサゾン」や「ベタメサゾン」などの薬剤があります。

こちらはデキサメサゾン配合クリーム
やはり市販では病院でもらえる即効性のありそうなものではなく
優しく効きそうな感じですね。軽い症状のときに使えそう。

ステロイドの使い方

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通常、市販されているステロイド剤には製品によって効果の持続時間に長短の差がありあす。
通常、体内に摂取されたステロイド剤は腸内で吸収されて血液中に取り込まれますが、
血液中にどれだけ長く残留しているかによって効果の持続時間が変わってきます。

また、一般的には効果の持続時間が長ければ長いほど副作用のリスクも高まると言われています。
市販されているステロイド剤のほとんどは
一日一錠で体内のステロイド分泌量とほぼ同じ量になるように作られています。
ちなみに膠原病を治療するためにステロイド剤を使用する場合、
代表的なステロイド剤の使い方には2つの種類があります。

ひとつめは一般的な内服する方法、ふたつめはパルス療法と呼ばれる使用方法です。
基本的にステロイド剤を使うときは内服使用をしますが、
服用する際はいくつかのルールについて把握しておく必要があります。

たとえば最初に十分な量のステロイド剤を服用し、効果が現れてきたらその量を少しずつ減らしていきます。
ちなみに内服する最初の量については使用する人の病状によって個人差はありますが、
概ね20mg~60mgが平均量となっています。

ちなみにステロイド剤は長く服用していると体内で副腎皮質ホルモンを作っている機能が低下してしまいます。

そのため、途中でステロイド剤の使用を止めてしまうと体内で必要なステロイドが不足してしまい、
身体が危険な状態となるので注意が必要です。
ステロイド剤は一度でも服用を始めたら、
たとえ病気が治癒しても急には止められないという事を覚えておく必要があります。

次にパルス療法についてですが、これは病気の症状が重くて早急な対処が必要とされる場合に用いられる
ステロイド剤の大量注射による治療法のことです。

ただし、この方法は心臓をはじめとする各臓器への負担が掛かるリスクがある為、
主治医と相談しながら判断していく必要があります。

ステロイドとむくみやリバウンドの関係

近年、ステロイド剤はアトピー治療などにも有効とされ、多くの場面で活躍するようになってきています。

しかし、その薬効の強さ故に「副作用」のリスクも高く、
ステロイド剤を敬遠する人が少なからず存在するのも確かです。
ステロイド剤の主な副作用としては体のむくみや免疫機能低下による感染症、多毛などが挙げられます。

また、ステロイド剤の使用を中止するとリバウンドと呼ばれる現象が起きて、
顔がパンパンに膨れ上がったり、浸出液で服や布団がベトベトになる等の副作用が現れます。
リバウンド現象によって肌から浸出してくる液体は、血液内の液体部分としても知られる血漿です。

つまり、ステロイド剤の使用を急に止めると
血液の一部が肌から染み出してきて体が「危険な状態」となってしまうので注意が必要です。