RSウイルスは寒くなってきた頃から
春にしっかり暖かくなるまでピークが続く病気ですが、あなたもかかったことがあるはずです。
RSウイルスで重症化を防ぐ方法や、
もし、重症化してしまった場合にはどうしたら良いのでしょうか。
この記事では入院が必要なケースや重症化させないために出来る事、
肺炎の胸の音やゼーゼー音についてまとめました。
RSウイルスで入院が必要なのはどんな場合?
RSウイルスは初めてかかるのが乳幼児期ですと重症化しやすいでしょう。
重症化と言えば肺炎が最も多いケースです。
RSウイルスに限らず重症化して入院する目安としては、
ご飯・水分が取れないほどの衰弱または咳吐き気、
呼吸に問題があるお子さんの場合にはこの2つが目安になります。
呼吸については息が苦しそうだとママが感じたら病院へ行きましょう。
ミルクや白湯などの水分が取れないのも命にかかわります。
RSウイルスは咳、鼻水やくしゃみ、発熱が症状として挙げられます。
普通の風邪と同じ症状ですので最初からRSだ!と判断できません。
医師でも初診では風邪と判断する事が多いです。
これは重症化しないケースもあるためですが気になる方は検査を申し出ましょう。
自宅でできる重症化を防ぐ方法はある?
自宅でRSウイルスを防ぐための方法で予防接種があります。
RSウイルスの予防接種の効果は重症化を防ぐ事ですが、
1か月で効果が切れてしまうので毎月接種する必要があり、負担となります。
この予防接種は早産やダウン症のお子さんは保険がききますが、
健康なお子さんは基本的に実費接種となるため高額です。
自宅で重症化を防ぐ方法は加湿と水分補給が大切です。
暖かくしてお子さんが少しでも楽に過ごせるように好きなテレビを見せてあげて、
寝てしまったらテレビなど刺激のあるものは消してしっかり寝かせましょう。
どんなにきちんと看病、対策をしても重症化するときはしますので、
お子さんの症状が強くなったら病院へ急いでくださいね。
RSウイルスについては、こちらの記事もご参考に♪
胸の音の異常の聞き分け方は?
肺炎になるとヒューヒュー、ゼーゼー言うと聞きます。
一体どのような音なのでしょうか。
ゼーゼーする音というのは実際にはこのような音なんですね。
他にも肺炎は胸の音を聴けば分かるケースが多いです。
RSウイルスから肺炎にかかった場合には胸の音を聴けば分かりますが、
一般の私たちでも聞き分けられるのでしょうか。
あなたが聴診器で
毎日胸の音をチェックしているのなら「いつもと違う」と感じます。
しかし、急に聞き分けようと思っても無理ですので医師に判断を任せましょう。
まとめ
RSウイルスは乳幼児が重症化しやすいという特性があります。
あなたに小さなお子さんがいるなら人込みが気になる季節ではないでしょうか。
RSウイルスは誰でも3歳くらいまでにはかかる病気です。
冬に風邪をひいたらRSウイルスを疑って早めの対処をしましょう。
インフルエンザの可能性もありますし、医師に見せたいところですが
病院で逆に病気をもらうのも心配ですし、ママは忙しい…悩ましいですね。
もし、風邪をひいたらインフルエンザやRSウイルスかも?と心構えておくだけで、
「この日までに良くならなかったら病院へ行こう」と計画を立てたり、
いつごろからどんな症状が出たかを記録しておけます。
重症化しないに越したことはありませんが、万が一があります。
普段から子供の様子に気を付けて、
重症化したらすぐ病院へ行けるようにしたいですね。
あなたのお子さんが元気に冬を乗り切れますように。