冬には様々な感染ウイルスが蔓延しますが、その中のひとつがロタウイルスです。

ロタウイルスは食中毒の原因ですが、
ノロウイルスよりもどんなものか知らない人は多いです。

ロタウイルスは特に2歳までの幼児の中で流行することが多いからです。
食中毒だと思って甘く見ていると、命に関わる可能性もある
ロタウイルスについて知識を深めていきましょう。

ロタウイルスとは?

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ロタウイルスは、生後6カ月から2歳ぐらいまでの子が
ほぼかかると言われている感染病です。
もちろん原因はロタウイルスというウイルスで、
感染力が高いことから秋から冬にかけて保育園などで流行することが多いです。

一度かかったら免疫が出来るというものではないので、
子供が小さいうちには何度もかかる可能性がある病気なのです。
潜伏期間は1〜3日で、ほぼ経口感染で感染します。

ロタウイルスで寒気を感じる?

ロタウイルスは冬に流行する食中毒の原因ではありますが、
ノロウイルスよりは知名度は低いです。
というのも、そのほとんどが生後6カ月から2歳の子が発症するからです。

ですが、ロタウイルスも大人が免疫が低下している時であれば
感染して発症する可能性もあるからこそ、
ロタウイルスになった時の症状を知っておくことは大切です。

ロタウイルスに感染すると、下痢と嘔吐が主な症状です。
下痢は水のようにかつ白くなるのが特徴で、嘔吐も激しい場合がほとんどです。

子供の場合、熱は37℃ぐらいまでしかでませんが、
大人が感染するとそれよりも高い熱が出ることもあるようです。
熱の出始めは寒気を感じるため、白っぽい水下痢と嘔吐に
寒気を感じたらロタウイルスの可能性が高いですよ。

痙攣が起きたら即病院へ!

ロタウイルスは、感染力が強いため感染が広がりやすいのも特徴ですが、
幼児や高齢者など免疫が低い人が感染した場合、症状が悪化することが多いです。

悪化だけならまだしも、他の病気を併発することもあります。
腎不全や脳症、心筋炎など命に関わる病気です。

また、見てすぐにわかる痙攣が起きていれば、
それはロタウイルスによる合併症である可能性が高いです。

幼児の場合高熱が出た時に熱性けいれんが起きることもありますが、
ロタウイルスではそこまで高熱は出ないので熱性けいれんではなく、
何か合併症が起きた時の痙攣であることが多いのです。

そのため、痙攣が起きていれば即病院へ連絡し、
指示を仰いで必要であれば病院へ行くようにしましょう。

ロタウイルスになったらどうする?

では、ロタウイルスになった場合どうすればいいのでしょうか?

ロタウイルスになった場合1 水分補給

一番大切なのは水分補給です。
下痢や嘔吐でかなり水分が足りなくなっている上に、
吐き気があるので食欲がないことがほとんどです。

そのため、脱水症状を起こしやすいため、
ご飯は食べられなくても経口補水液などによって水分補給をするようにしてください。

経口補水液のOS-1は水分補給によく用いられるスポーツドリンクの
3〜4倍の保水力があるそうなので脱水症状時の水分補給に適しています。

ロタウイルスになった場合2 感染を防ぐ

ロタウイルスは、感染力が強いのが特徴です。
そのため、家族内で感染が広がらないようにすることが大切。
特に、2歳までの子供が2人以上いる場合には、子供同士で感染し、
お母さんにも感染する可能性が高くなります。

ロタウイルスは経口感染するので、
嘔吐や下痢のあったお手洗いに行ったは特に
意識的に手洗いをするようにしましょう。
また、おむつの処理などにもいつも以上に気を付けてください。

ロタウイルスになった場合3 タオルなどもわける

顔や体を拭いた時のタオルなども家族みんなで同じものを使うのではなく、
ロタウイルスに感染した人だけは別にするようにしましょう。

まとめ

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ロタウイルスは、子供がなることが多い分あまり知られていませんが、
その特徴は、激しい嘔吐に白っぽい水下痢です。

ウイルスは発症してから1週間は便の中に潜んでいるので、
症状が良くなったからといっても便の処理などには十分に注意してください。

また、免疫が低い子供などが感染すれば命に関わるような
合併症を引き起こす可能性もあるので、
痙攣などおかしな様子があればすぐにでも病院へ連絡をするようにしてください。