一度は聞いたことがあるウイルス性胃腸炎の代表的なロタウイルス
ロタウイルスに軽度や重度があるって知っていますか?

また、ロタウイルスは一度感染すると抗体ができ感染しにくくなると言われているんです。

今回は、ロタウイルスの特徴や軽度や重度の症状、感染のリスクなどについてお伝えしていきます。
特に子供がいる場合、ロタウイルスについての正しい知識を得て、いざという時に役立ててみてください。

ロタウイルスに軽度や重度ってあるの?

ロタウイルスとは、急性胃腸炎の原因となるウイルスです。

急性胃腸炎といえばよくノロウイルスとロタウイルスが代表的ですね。
強力な感染力を持ち、毎年年明け1月〜4月頃までが流行のピークになっています。

そんなロタウイルスに軽度や重度はあるのでしょうか。
基本的にロタウイルスの主な症状は、吐き気・嘔吐・腹痛です。


大人がロタウイルスに感染した場合には軽度の事がほとんどだと言われています。

軽度の症状としては、軽い胃の不快感倦怠感などですぐに自然治癒する事が多いです。
そのため、気付かないうちに感染していたということもあるようです。

軽度の場合の他の病気との見分け方はとても難しいのですが、
ノロウイルスなどのように2から3日で症状が治まる事に対して
ロタウイルスは1週間程度症状が続くことがあります。

また、ロタウイルスは乳幼児が発症することが特徴だと言われています。
5歳までに必ず一度は感染するとも言われていますので、ロタウイルスかも?と思ったら
医療機関を受診し、水分補給をこまめに行ってください。

では、重症の場合はどうでしょうか。
実はロタウイルスは感染した約10%の人が重症化しやすい感染症とも言われています。

特に重症化しやすいのは嘔吐や下痢を繰り返して脱水症状になった時です。
脱水症状に陥ると、ショック状態になり時には死に至る事もある恐ろしい感染症です。

また、稀に合併症を発症することがあり、ロタウイルス脳炎腎不全、痙攣などを引き起こします。
突然、意識が無くなるなどの症状が現れた場合には早急に医療機関を受診することをおすすめします。

ロタウイルスについてはこちらの記事もご参考に!

何度も感染する事はあるのか?

ロタウイルスは一度感染する事で、免疫が出来るので一度感染して完治すると次回は感染しません。

しかし、ロタウイルスは多種の型があります。
一度感染した型に対しての免疫は出来ますが、他の型の免疫は出来ないので、
何度も感染してしまう事が特徴とも言われています。

ロタウイルスは特に感染力の強いウイルスとしても有名です。
感染したことのない型のロタウイルスに感染した人に接触することで簡単に感染してしまいます。

特に、乳幼児に感染することがほとんどなので、
看病していた大人はほぼ感染してしまう可能性があります。

ただ、過去にロタウイルスに感染した経験がある場合、
型が違うロタウイルスに感染したとしてもある程度の免疫は出来ているため、
感染するごとに症状が軽くなっていくケースが多いようです。

さらに、ロタウイルスの感染を二回以上繰り返している重症化のリスクが下がるとも考えられています。
https://twitter.com/eri_so1126/status/542337386936426496

まとめ

ロタウイルスはとにかく感染しやすいウイルスとして有名です。
ロタウイルスに感染しないよう予防するには、手洗いを徹底することと、
子供が感染した場合のおむつの処理をきちんと行うことです。

ロタウイルスはアルコールや熱に強いウイルスなので、
消毒を行う際には塩素系漂白剤や最近出回っている酸性アルコールなどで消毒を行うと良いでしょう。

大人が感染しても、過去にロタウイルスに感染した経験がある人がほとんどなので重症化リスクは低いです。

しかし、乳幼児が感染すると特に初めての感染の場合には重症化リスクが高まります。
現在では、生後14週6日までにロタウイルスの予防接種を有料で受けることができます。

ロタウイルスの予防接種を受けることで、その後全く感染しないということは無いようですが、
重症化リスクを下げることができると言われています。

ロタウイルスに感染したら、重症化しないよう徹底した水分補給を心がけて下さいね。