赤ちゃんロタウイルスに感染した場合、激しい嘔吐下痢を繰り返すため
看病する際には脱水症状に気を付けなければいけません。

お母さんの感染を防ぐためにミルクをあげる方も多いですが
それだけを飲ませていては脱水症状を防ぐことが出来ません。
いつ何を飲ませればいいのかを知って、正しく看病してあげましょう。

ロタウイルスについて

ロタウイルスとは、細菌ウイルスなどに汚染された食品を摂取したことによって
急性胃腸炎を引き起こし、激しい嘔吐下痢、吐き気、腹痛、発熱といった症状が
現れる病気になります。

2歳くらいの乳幼児の多くがこのロタウイルスに感染すると言われていて
便の色が白っぽくなるのが特徴的なので、白色便下痢症とも呼ばれています。

症状は3日〜1週間程続き、後遺症が残る事はありませんが
免疫力の低い乳幼児の場合、症状が長引く恐れがあり
脱水症状を引き起こす危険性もあるので、注意しなければいけません。

特に、気温と湿度が低くなる11月〜翌年3月の間に流行するので
その期間はできるだけ赤ちゃんを外に連れ出さないようにしたり
人混みを避けるなど、感染の予防を心掛けましょう。

また、一度かかると免疫が付きますが、感染力が強いため何度もかかる可能性があり
かかったことがあったとしても、安心はできません。

治療には、ロタウイルスに対する適切な薬品などが無いため対処療法を行います。

対処療法では水分や栄養を十分に補い、ウイルスを一刻も早く体外に排出するようにします。

脱水症状を防ぐためには

小さな赤ちゃんが何度も吐いたり下痢をしたりしているのを見ると
心配になってついたくさん水分を補給させたくなってしまいますよね。

ですが、嘔吐が続いている時に、いきなり大量の水分が胃の中に入ってしまうと
それが原因となって、また噴水のように吐き出してしまうことになります。

また、もしそれが誤って気管などに入ってしまったら、窒息など大変な事態にも
なってしまうので、水分は出来るだけこまめにあげるようにしましょう。

さらに、水分は飲み物だけでなく食べ物からも得られるので
離乳食が始まっている場合には、水分を多く含んだ消化の良い物を食べさせてください。

具体的にはしっかりと煮込んだおかゆやうどん、すりおろした果物などがオススメです。

水分補給をする際の注意点

水分補給では栄養も補えるミルクをあげたくなると思います。

しかし、ミルクは消化に時間がかかってしまうため、さらに体力を奪ってしまうことになります。

なので、飲み物はお茶、ロタウイルスは電解質のバランスも崩れやすくするので
できれば電解質も補えるイオン飲料を薄めたものや経口補水液を選ぶようにしましょう。

そして、吐き気が治まって吐かなくなってきたら、少量(50〜100ccくらい)を
スプーン一杯などから始めて、様子を見ながらこまめに分けて飲ませてあげてくださいね。

また、注意点として、冷たい飲み物はお腹を刺激してしまうので、
少し温めてからあげることを忘れないでください。

柑橘類のジュースや牛乳も嘔吐しやすくしてしまうため、避けた方が良いそうです。

まとめ

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今回は、ロタウイルス感染した赤ちゃんの看病にミルクだけをあげるのは
ダメだということで、正しい水分補給の仕方や飲むタイミングなどについて
詳しく説明してきました。

赤ちゃんはまだ免疫や抵抗力が無く、喋ることもできないので
私たち親がロタウイルスについてきちんと知っておく必要があります。

ミルクは乳児期の赤ちゃんにとって欠かせないものですが
体が弱っている時には、さらに負担をかけてしまうので
場合に応じた飲み物を与えるようにしましょう。

これを読んで、少しでも役に立っていただけたら嬉しいです。

激しい嘔吐下痢、発熱で苦しむわが子を見ているのはとても辛いことですが
赤ちゃんが早く元気になってくれるように、看病してあげてくださいね。