小さい子供達の感染病の一つにリンゴ病というものがあります。
正式名称は伝染性紅斑と呼ばれるものですが、これはウイルス感染症の一種で
「ヒトパルボウイルスB19型」が原因で幼少の頃に一度罹ると
免疫が作られて大人になってから罹る事はありません。

症状としても重病になる事は少ないと言われていますが、
予防にしておくと悪化せずに治りも早いでしょう。

それではリンゴ病の症状や予防法をしっかりと覚えておきましょう

リンゴ病はどんな病気?

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リンゴ病は先ほども述べたようにパルボウイルスによって感染する病気です。
一番わかりやすく名前の由来にもなっている症状としては
両頬にリンゴのような赤みが出来るということです。

リンゴ病は飛沫感染などで移るため、たまに保育園などでは集団感染を起こします。
もしくは集団とは言わなくても、順番にズレながら
リンゴ病を発症するケースなどがあるそうです。

ではこのズレって何なのでしょうか?
このズレは単純にいうと潜伏期間にあります。

実はリンゴ病は潜伏期間10日程度、長くて20日くらいあります。
潜伏期間の間はリンゴ病とすぐに診断されるような症状も現れにくく、
風邪によく似た症状が出ます。

例えば鼻水、咳、クシャミなどの症状です。
ですが、このクシャミや咳の時にはすでに体内のウイルスは増えていますので、
クシャミや咳をする事によって他の人への伝染になっている可能性も十分にあるということです。

その後に発熱などがあり、ホッペに赤いリンゴのような
紅斑が出て来る頃にはウイルスも減っている状態だと言うことです。

リンゴ病の予防には日焼け止めが効果的?

リンゴ病を予防するのに日焼け止めが有効かどうかなのですが、
残念ながら有効ではありません

それは何故かというとリンゴ病自体はウイルス感染ですので、
いくらホッペや症状が出る場所に事前に日焼け止めクリームを塗っても
感染を止めることは出来ないというわけです。

むしろ発疹が出てきた頃には体力も回復し始めていると思いますので、
咳やクシャミなどの飛沫感染にならないように気を付けて
出歩く時には日焼け止めのお薬を塗っておくと
直射日光を浴びることも無く、
皮膚を守る事が出来るので有効だと思います。

ただし、いくら日焼け防止といっても、薬を塗りたい部分に
特に痒みの症状が強く出ている場合には日焼け止めクリームなどを塗った後に
痒みを我慢できずにボリボリと書いてしまって、
化膿を起こしてしまわないように十分に気を付けなければいけません。

大人のリンゴ病は罹ると怖い?

小さい時にリンゴ病に罹っていると体には免疫ができていて
大人になってから罹る事ありません。

ですが、小さい時の事を本人がしっかりと覚えているケースは少ないと思います。
大抵の場合はお父さんかお母さんがメモなどにチェックしている
と思いますので一度確認をしてみましょう。

もし罹っていないという事がわかれば大人になってからの
リンゴ病の対策を考えなければいけません。

大人になってからリンゴ病の症状としては色々とありますが、
どれも症状としてはキツいです。

まず38度以上の高熱吐き気、体のダルさ、めまいなどの症状がよくでます。
その他の症状としては頬の赤みと腕や太ももに出る帯状の湿疹

そして一番よくある症状としては強い関節痛や手足のむくみなどがあります。
関節痛などはひどい場合だと歩く事さえ困難な時があり、
こういう症状が順番に現れるのが大人のリンゴ病です。

こんな症状が一ヶ月も続くのですから精神的にも参りますね。

さらに酷い症状になると痒みなどの体への影響だけではなく
精神的に追い込まれて鬱症状が出る事まであります。

妊婦のリンゴ病が危ない

子供の頃のリンゴ病なんて正直いって大した事はありません。
小さい頃の感染症の部類でも症状の軽いものとして扱われます。

ただし、小さい頃に罹って免疫が出来ていないと大人になってからが怖いのです。

特に妊婦がリンゴ病に罹ると厄介です。
妊婦自体も辛いのですが、何よりも心配なのは胎児への影響です。
りんご病は一度罹ってしまうとすぐに効果のある治療法はありません。

とにかく体力をつけて自然治癒を待つ事しかなく予防でしか防ぐ事は出来ません。
そしてこれは母親から胎盤を通して移ってしまった胎児も同じ事です。

胎児に感染するとウイルスによって赤血球のもととなる
細胞を破壊し胎児の状態に影響が出ます。
そうなると胎児は貧血状態になり、さらに進行してしまうと胎児水腫となり
最後には死産や流産という事になってしまいます。

これも感染してしまったケースのおよそ7割がこのような症状で
亡くなっているというくらいですから妊婦にとっては恐怖です。

リンゴ病を防ぐ為には体の免疫力を高める事!

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リンゴ病はウイルスによる感染症です。
何度も言いますがすぐに治るようなワクチンなどもありません。

罹ってしまったら自然治癒するのを待つしかありませんが予防はできます。

では、どうやって予防をするかというと免疫力を高めるのが一番です。
その免疫細胞の多くを担っているのが腸です。
腸内環境を整える事で免疫細胞が酸化してしまうことを防ぎ、
細胞を元気な状態で維持をすること、これこそが
簡単に病気にならない体作り=免疫力を高めるということなのです。

その方法として簡単なのは
このような、ヨーグルトなどの乳酸菌を摂取することや
食物繊維を多く含むものを摂取すること抗酸化作用のあるものを摂取する
という方法があります。

これだけでも腸内環境は整って簡単には病気に罹りにくい体を作ることが
出来るようになるのです。

その他にも日頃からの生活習慣にも気を付けて体が弱らないようにしておきましょう。