ほっぺたがりんごのように赤くなるというのが特徴である「りんご病」ですが、
それ以外の症状に「下痢」があるということをご存じでしたか?
りんご病の症状に下痢があることを知らなかったという方もいるでしょう。

また、貧血持ちの人は、りんご病の症状が悪化しやすいともいわれています。

今回は、りんご病の下痢の症状や貧血との関係について紹介していきたいと思います。

りんご病で下痢の症状は出る!

りんご病の症状の特徴は、りんごの様にほっぺたが赤くなることですが、
ほっぺたが赤くなる前に風邪の様な症状が表われます。

この風邪の症状の中に、下痢の症状があるのです。
下痢以外にも、発熱や関節痛、咳、吐き気などの症状が表われることがあります。


りんご病と診断されて、下痢も伴っている方や下痢の症状が出てからりんご病だといわれた方など、
りんご病にかかったときに下痢になってしまう方もいるようです。

貧血はりんご病を悪化させる

従来から溶血性貧血を持っている人が、
りんご病のウイルスであるパルボウイルスB19に感染してしまうと、重症化したしまう可能性があります。

貧血の中でも、特に鉄欠乏性貧血が最もりんご病の症状を悪化させるといわれています。
鉄欠乏性貧血は、鉄分の不足によって赤血球の生産が間に合わなくなっている状態のことをいいます。

そんな体に、パルボウイルスB19が進入して、感染してしまうと
赤血球になる前の細胞を破壊してしまうので、症状が悪化してしまうのです。

貧血もちの方は、りんご病の予防だけでなく、
鉄分をしっかりと食事から摂取して、貧血を解消させるといいでしょう。
鉄分が摂取できるものとしては、レバーが良いとされています。

また、ビタミンCを一緒に摂取することで、鉄分の吸収率が良くなります。

大人のりんご病は重症化しやすいので放置しない!

子どものりんご病は、そこまで症状が重くなく、ほっぺたの赤みが引いていくのも早いのですが、
大人がりんご病にかかってしまうと、子どもよりも重症化しやすい傾向にあります。

そのため、特効薬がないからといって放置しておくのは危険です。
発熱や間接痛がひどい場合に、そのままにしておくと関節が曲がらなくなってしまって、
生活に支障をきたすようなケースもあります。

りんご病だと感じた場合には、病院を受診して抗炎症剤などの薬を処方してもらうといいでしょう。
また、無菌性髄膜炎や血小板減少性紫斑病などの
合併症を引き起こしてしまうこともあるので、注意が必要です。

りんご病についてはこちらの記事もご参考に!

りんご病は再発の可能性もある?

りんご病は、一度感染していれば体に免疫ができるので、
再発しないといわれていますが、これは定かではありません。

免疫ができるといわれているものの、それが100%ではないので、
一度りんご病にかかっていても、再発してしまうという方もいるのです。

また、りんご病だと診断する場合には、ウイルス検査をしないことが多く、
所見だけで判断されるので、りんご病にかかっていないという場合もあるため、
再発する可能性もあるということを頭に入れて、予防を心がけるといいでしょう。

りんご病の痒みにはオロナインがオススメ

りんご病を治す特効薬は開発されていないので、ありません。
そのため、りんご病にかかってしまったときには、
対処療法をとるしかないため、症状に合わせて薬が処方されます。
特に多い症状としては、発疹部分に痒みが生じることです。

痒みがある場合は、処方された薬でなくても、市販のオロナインを使って痒みを抑えることができます。

オロナインには、ステロイドが含まれていないので、心配なく使うことができます。

ステロイドが含まれている市販薬でも大丈夫という方は、
オイラックスPZ軟膏やドルマイコーチ軟膏、ロコダイン軟膏などが痒み止めとして使うことができます。

りんご病を予防するためには免疫を高めるような食事を摂ることが大切

りんご病を予防するために日頃からできることとして、免疫を高める食事を摂ることがあります。
免疫力を高める食品としては、チアシードやブロッコリースプラウトなどのスーパーフードと呼ばれるものがあります。

普段から、このような免疫力を高める食品を意識して摂取することが大切です。
他には、咳やくしゃみによる感染を防ぐために、マスクを着用したり、
外出後は手洗い・うがいをしっかりと行ったりすることも予防になります。

りんご病の予防法について、詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。

まとめ

  • りんご病には下痢の症状が表れることがある
  • 鉄欠乏性貧血の方は、りんご病が重症化しやすい
  • 貧血を治すためには、レバーなどの鉄分を豊富に含む食品を摂取することが大切
  • 大人がりんご病にかかってしまった場合に放置すると重症化してしまう可能性がある
  • りんご病の痒みにはオロナインが効果的
  • 免疫力を高めるような食事を摂取することで、りんご病を予防できる

今回は、このようなことについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

大人がりんご病にかかってしまったり、貧血もちの方がりんご病にかかってしまったりすると、
重症化してしまうことがあるので大変です。
普段から、免疫力を高めたり、鉄不足になったりしないような食事をとることが大切です。