なんか足がむずむずする、むずむずが気になって寝つきが悪い。
そんな症状がある人いませんか?
むずむずぐらいなのであまり気に留めないという人もいますが、実はこれ病気のひとつなんです。
最近注目されているレストレスレッグス症候群について詳しくご紹介していきます。

レストレスレッグス症候群とは?

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レストレスレッグス症候群は以前はむずむず脚症候群とも呼ばれていた病気です。
以前の名前のように足がむずむずして不快に感じるというのが
このレストレスレッグス症候群の最大の特徴です。
レストレスレッグス症候群は、夕方〜深夜の時間に足にむずむずを感じたり
中には痛がゆいなどを感じたりするものです。

足を動かすことでこのむずむずはなくなりますが、
またじっと足を止めるとむずむずとしてきてしまうのです。
レストレスレッグス症候群は夕方から深夜という時間に症状が出てくるため、
特に寝ようとしても足がむずむずしてしまいなかなか寝付くことが出来ません。
また寝たとしても深い睡眠をすることが出来ず、起きた時にぐったりと疲れていることさえあります。
そのためレストレスレッグス症候群の人の多くは不眠に悩まされている人も多いのです。

レストレスレッグス症候群の原因は?

不眠を引き起こしてしまうレストレスレッグス症候群。
日本では200万人近くがこれに悩まされています。
このレストレスレッグス症候群はどうして引き起こされてしまうのでしょうか?

レストレスレッグス症候群は新しくわかった病気のため、
まだはっきりとして原因がわかっていません。
ですが今一番有力な原因として考えられているのが、脳にあるドーパミンです。
ドーパミンは通常の脳の中で色々な情報をやり取りするものですが、
このドーパミンに何らかの異常が起きるとドーパミンが間違った情報を脳へと伝達してしまうのです。
この間違った情報が体には違和感となって足にむずむずとして
症状を引き起こすのではないのか、と考えられています。
実際にドーパミンの異常で起きてしまうパーキンソン病の患者さんに
このレストレスレッグス症候群を抱えている人が多く、
パーキンソン病の治療薬つまりドーパミンに働きかける薬は
レストレスレッグス症候群を改善させたということもわかっています。
ドーパミンの異常がなぜ起きてしまうのかということは明確にはわかっていませんが、
鉄分が不足している場合にドーパミンの分泌量が減ることがわかっています。
実際、鉄分が不足している貧血の人にもこのレストレスレッグス症候群になっている人も多いのです。
また腎臓が悪い人や腎不全などにより人工透析を受けている人もレストレスレッグス症候群になる人が多いようです。

レストレスレッグス症候群についてはこちらの記事もご参考に!

治療法はあるの?

レストレスレッグス症候群は新しい病気のため、以前は誤診ということもありました。
ですが、最近は認知度も上がってきたためひとつの病気として取り扱ってもらえます。
まず、レストレスレッグス症候群には脳内のドーパミンが関係しているため、
神経内科を受診することがおすすめです。
そこでレストレスレッグス症候群だと診断してもらうと、
専用の治療薬を処方してもらうことが出来ます。
整形外科皮膚科へ行ってしまいがちですがそうすると
正しい診断をしてもらえないこともあるため、
神経内科を受診するということが適切な治療を受ける方法です。

レストレスレッグス症候群の予防法は?

レストレスレッグス症候群は夜に眠れないため、
日中に眠気が襲ってくるなど日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。
だからこそ、予防が出来るのであれば予防をしたいものですよね。
レストレスレッグス症候群を予防する方法をご紹介していきます。

カフェイン、アルコール、喫煙を控える

カフェインアルコール、喫煙が関係あるの?と思われがちですが
これらは足のむずむずを強くさせてしまいます。
またただでさえ眠ることが出来ないのに、
眠りを浅くさせてしまうことにもつながるので摂取には十分注意が必要です。

どうしてもコーヒーが飲みたい場合はノンカフェインを飲むようにしましょう。
体を冷やさないようにホットにして飲むのがオススメですよ。

鉄分補給

鉄分不足がレストレスレッグス症候群を引き起こす可能性を高めてしまいます。
そのため、日常から鉄分を意識して摂取するようにしましょう。
レバーをはじめ、ほうれん草やあさり、納豆には鉄分が豊富に含まれているため食べるようにしましょう。
また、サプリメントで鉄分を補うというのもOKです。

ストレッチやマッサージ

ストレッチマッサージを習慣にすることも予防法になります。
特に寝る前に、ストレッチやマッサージをすることで筋肉がほぐすということも予防法につながります。

まとめ

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まだまだ世間では認知度が低いレストレスレッグス症候群
とはいえ、むずむずが病気だと思う人も少ないため誰にも相談できず、
不眠に悩んでいることもあります。
ですが、そのむずむずは病気の症状だからこそ不眠で日常生活もままならない
という人は神経内科を受診して適切な治療を受けるようにしましょうね。