レストレスレッグス症候群は別名むずむず脚症候群と言われていて、
寝る時になると足がムズムズして眠れなくなる病気です。

このレストレスレッグス症候群は鉄分不足が原因の一つと言われていて、
貧血になりやすい生理中に発症する事が多いのです。
その場合は症状を抑えるには鉄分の補給が必要となります。

レストレスレッグス症候群とは

2016-01-29b

レストレスレッグス症候群とは眠ろうとする時に
足がムズムズするような感覚が発生して落ち着かなくなり、
眠る事が出来なくなってしまう病気です。

この症状は一定の運動をする事で治まるのですが、
身体が眠りに就こうとするような落ち着いた状態になると突如として湧き起こり、
その為眠る事が難しくなってしまう事になります。

レストレスレッグス症候群は女性に多く発症する病気として知られていて、
特に生理中や妊娠中の発症が顕著です。


更に年齢が高くなるごとに女性の発症率も上がり、
その発症率は男性の約1.5倍とされています。

また、妊娠中のレストレスレッグス症候群に関しては
葉酸不足もその原因ではないかと言われていて、まだまだ謎の多い病気と言って良いでしょう。

発症患者が体内鉄分不足である事が多い事、
軽度の症状が鉄分の補給や葉酸の補給で改善が見られる事、
治療にドーパミン作動薬が有効である事などの治療効果からの推測が、その原因の根拠となっているのです。

レストレスレッグス症候群の原因

上記で指摘したように実はレストレスレッグス症候群のはっきりとした原因は未だ判明していません。

ただ、その引き金となる主な原因がドーパミンの分泌障害、体内の鉄不足、
遺伝的要因とされているのです。

この3つの要因はそれぞれが絡み合っていて、
最終的にはドーパミンの分泌に問題がある事が直接の原因と考えられる傾向にあるようです。

鉄分はドーパミンを合成するのに必要な栄養素で、
遺伝的要因はドーパミンを分泌する機能に問題があるとされているからです。

では、なぜドーパミンの分泌が不足していると
レストレスレッグス症候群が発症するのでしょうか?

人は身体の感覚器官から様々な情報を受け取っていますが、
その全てを認識していては落ち着く事が出来ません。

そこで細かい感覚をシャットアウトしてくれるのがこのドーパミンによる作用なのです。

その為外部からの感覚の入力がほぼ途絶えた就寝時にドーパミンの分泌が少ないと、
余計な感覚をキャッチしてしまうせいで足がムズムズするのだと言われているのです。

女性とレストレスレッグス症候群

ドーパミンの分泌障害が原因であるであろうレストレスレッグス症候群が
女性に多いのはなぜでしょうか。

ドーパミンを合成する際には鉄分を必要とします。
この鉄分は血中の鉄分ではなく、脳内にある貯蔵鉄、フェリチンです。

フェリチンは実は血液中の鉄分が不足していない場合でも減っている事があります。
その為、血液検査で異常が無くても鉄分不足が発生して
レストレスレッグス症候群が発症する事があるのです。

これは血中の鉄分が不足するとそちらを優先する為に
脳内の貯蔵鉄を放出するからではないかとされていて、
女性の生理時にはこの現象が発生して貯蔵鉄不足に陥り、
その為レストレスレッグス症候群が発症するのではないかと考えられています。

また、妊娠中のレストレスレッグス症候群に関しては、
葉酸不足の可能性が高いと考えられています。

葉酸もまた、ドーパミンなどの伝達ホルモンを合成する重要な成分だからです。
妊娠時は胎盤や胎児の育成に平時の何倍もの葉酸を必要とします。

逆に言えば、軽い症状ならば鉄分、葉酸、
更にはビタミンBなどの補給で緩和する事が出来るという事でもあります。

鉄分不足以外にレストレスレッグス症候群を発症させる原因はあります

レストレスレッグス症候群を併発させる病気として、
神経障害やパーキンソン病があります。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

また、カフェインやお酒、辛い物などの刺激物などが脳のコントロールを乱し、
レストレスレッグス症候群を更に重症化させる事が知られています。

コーヒーはノンカフェインに変えて、飲酒も控えましょう。
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病気の治療である抗精神病薬や抗うつ薬、
そしてアレルギーの治療薬である抗ヒスタミン薬なども
レストレスレッグス症候群を発症させる引き金になる事もわかっています。

こうして見るとホルモン関係はバランス調整が難しい物ですね。
ちなみに恐怖を司るアドレナリン、
怒りと覚醒を司るノルアドレナリン、
平穏を司るセロトニンなどもドーパミンと同じく合成に鉄分や葉酸を必要とするので、
レストレスレッグス症候群の発症はそれらの不足も心配されます。
日頃の鉄分不足にはくれぐれも注意してください。