脳梗塞やくも膜下出血は併発するケースが多く、寝たきりになってしまう怖い病気です。
芸能人や著名人が突然亡くなる原因でも脳梗塞やくも膜下出血は多いですよね。
もちろん私たちの身の回りにも多い病気です。
あなたも私も今すぐ発症する可能性のある脳梗塞やくも膜下出血について、
原因や前兆、予防法から寝たきりになってからのことまで幅広くまとめました。
脳梗塞とは?
脳梗塞の原因は血管が詰まって脳の組織が死んでしまう事にあります。
脳の血管が詰まると脳に酸素や栄養が送られず、最悪死亡するケースも多いです。
脳梗塞の症状は
手足のしびれや、頭痛、持っていたものを落としてしまうといった体の機能に影響が出るものと
記憶力が落ちる、元気がなくなるなど精神的な影響があります。
脳梗塞の前兆は箸が上手に持てない、しゃべりにくいといった症状です。
他にもまっすぐ歩けない、字がうまく書けないという症状もあります。
これらの症状があなたにありましたらすぐに病院へ行きましょう。
ちょっとずつ進行している脳梗塞なら、薬で治療できるケースもあります。
脳梗塞の予防方法は高血圧、高脂肪などの生活習慣病を防ぐことがカギです。
脳の血管を詰まらせないように、傷つけないようにするためには、脂肪と高血圧は大敵です。
知り合いが脳梗塞で倒れた。
— りあちゃん (@liberal_o) October 17, 2016
私事なんですけども、母がつい先日くも膜下出血で倒れました。不幸中の幸いか倒れてからの早期発見&早期治療の甲斐あって、術後経過は良好でございます。突然の別れにならなくて本当に良かった。そして何より健康であることの重要さを思い知らされました。いのちだいじに!
— Mii (@simomits) October 23, 2016
知り合いや家族が突然倒れると本当に心配ですよね。
一緒になってリハビリに励んであげてください。
それだけでも頑張る力となり、回復への近道となります。
脳梗塞については、こちらの記事でも詳しく説明しています。
くも膜下出血とは?
くも膜下出血の原因は
脳梗塞が悪化したケースと、血管の奇形によるものがあり、
脳動脈瘤の破裂によりくも膜下出血を発症します。
血管が詰まる脳梗塞と破裂するくも膜下出血は、
動脈硬化や高血圧が原因と根っこが同じなので併発しやすい怖いコンビです。
くも膜下出血の症状はとにかく頭が痛くなり、倒れてしまいます。
突然ものすごく頭が痛い!気持ち悪い、もう立てないならすぐに救急車を呼びましょう。
他の人がこの状態になっていたら救急車を呼んであげて下さい。
くも膜下出血は前兆が無いとされていましたが
最近では前兆があると分かってきました。
くも膜下出血の前兆は血圧が安定しない事、めまい、軽い吐き気、少しの頭痛です。
私は頭痛持ちで頭痛時には吐き気もあるのです。
症状が似ているので少し心配になりました。
私のように頭痛に慣れていても、判別がつかない前兆です。
脳のCTを撮るなど一回安心するためにも医師に相談してみたいと思います。
くも膜下出血の予防方法は生活習慣を整えることと、
飲酒はほどほどに、タバコはNG,ストレス対策も行います。
そして、血管の奇形や遺伝なども原因にあることから、
たまに脳ドッグに行くのが予防として効果的です。
こちらの記事でもくも膜下出血について説明しています(*^^*)
寝たきりになった場合の寿命は?
胃ろうは延命のためにされる処置です。
胃ろうの方法は胃に穴をお腹の外側から空けて直接胃に栄養を送る処置です。
胃ろうは口で食べるのが困難であったり、
飲み込むことが難しい患者さんに行われます。
重度の脳梗塞やくも膜下出血の予後が良くないと、
飲み込む力が無くなったり、マヒしてしまって食べる事ができなくなるかもしれません。
そんな時に胃ろうが必要になります。
もし寝たきりになった場合の寿命はどのくらいなのでしょうか。
こればっかりは本人の気力と体力、
病気の程度によりますが、1年くらいで亡くなる方もいます。
10年くらい生きていられる患者さんもいます。
医師が胃ろうにするかどうかや、予後について説明しますので質問しましょう。
まとめ
脳梗塞やくも膜下出血は前兆があり、予防もできると分かって少し安心しましたが、
生活習慣病の改善は難しいですし、ストレスを無くす事は出来ないでしょう。
普段からバランスの良い食事をとって、自分の体調の変化を知っておきたいですね。
私は病気にかかりやすい残念な体質のため、手帖に体調を記録しています。
病院へ行くと「いつからですか?」
「他に症状はありますか?」と聞かれるので、いつでも困らないようにしています。
元気いっぱいのあなたも、体調が悪い、良い、咳が出たなどの記録をつけてみませんか?
脳梗塞やくも膜下出血の前兆かも?と気が付いて対処しやすくなりますよ。
脳梗塞やくも膜下出血は身近で怖い病気です。
「明日は我が身」としっかり備えておきたいですね。