お母さんがノロウイルス感染すると心配なのは赤ちゃんへの感染。
逆に、赤ちゃんが感染してお母さんにうつることもありますね。

こんな時に気を付けたいことやどんなものからウイルスが伝染するのかなど、
ノロウイルスの感染拡大予防に役立つ知識をまとめました。

ノロウイルスは母乳には含まれない

Mother breast feeding her infant

まず、お母さんがノロウイルス感染した場合についてですが、
母乳にはノロウイルスは含まれないので、授乳自体は行っても問題ありません。

ただ、唾液糞便からついた微量のウイルスがおっぱいに付着し、
そこから赤ちゃんの口に入って感染する可能性は十分にあります。
お肌に直接付いたウイルスだけではなく、衣類、そして赤ちゃん用品などにも
ウイルスがついてしまう場合もありますから、
ノロウイルス感染中は、身の回り品の消毒などを徹底します。

本当は、感染していない家族に赤ちゃんのお世話をお願いしたいところですが、
お母さん以外お世話ができないこともあると思います。

そんな時は、マスクをして唾液が飛ばないようにし、入念な手洗い清潔な衣類
着替えるようにして、赤ちゃんに近づきましょう。

あとは、使用した食器、触れた場所などを塩素系漂白剤を薄めた消毒液で拭き取ったり
漬け込んだりして消毒します。

赤ちゃんのよだれからお母さんにうつる可能性は大きい

次は逆のパターンで、赤ちゃんがノロウイルスに感染した場合のお母さんへの感染予防です。

まず、赤ちゃんから一番感染するリスクが高いのは、やはりお母さん。
赤ちゃんからの感染経路としては、大人と同じく唾液糞便からが一番多いです。

唾液腺からウイルスが出るわけではありませんが、嘔吐をした場合、
嘔吐物に含まれるウイルスが、唾液と混じって出るのです。

唾液と接触する機会の多い授乳時や、
おむつの交換で糞便に触れて感染するというのがよく聞かれるケースですね。

赤ちゃんからの感染を防ぐためには、
まず、赤ちゃんの唾液がついた可能性があるものを
全て塩素系の消毒液洗ったり拭き取るなどして消毒します。

そして、赤ちゃんが着ていた衣類なども、
消毒液に漬け込んで、完全にノロウイルスを撃退しましょう。

また、赤ちゃんをお風呂に入れた後も、
ベビーバスやスポンジなどのお風呂用品を消毒することを忘れずに。

ノロウイルスについてはこちらの記事もご参考に!

ノロウイルス感染拡大を防ぐため塩素系の消毒液を活用しよう

ここでたびたび登場する、
塩素系の漂白剤を薄めた消毒液」というものの希釈倍数作り方をご説明します。
ノロウイルスは、アルコールでは死滅しません。

そのため、塩素系の消毒液を使用する必要があるので、作り方を覚えておくと便利ですよ。

塩素系漂白剤というのは、キッチンハイター等です。

まず、糞便や唾液などが直接付いた衣類、
トイレなどを消毒する時は、500mlのペットボトルに
塩素系漂白剤をペットボトルキャップ2杯分入れ、
その上から水を足し、合計で500mlにしたものを使います。

また、糞便や唾液は直接付かないものの、
感染者が手で触れるものに対しては2lのペットボトルに
やはりキャップ2杯塩素系漂白剤を入れて水で薄めて、
合計2lにしたものを使いましょう。

これらの消毒液をペーパータオルなどに染み込ませて対象のものを拭き取ったり、
拭き取りが難しいものに対しては、霧吹きに入れて吹き付けたりなどして消毒します。

この消毒液は、作り置きすると効果が半減しますので、なるべくこまめに作り替えるようにしましょう。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんとお母さんのノロウイルス感染について、
気を付けたいことなどをご説明しました。

赤ちゃんは身体が小さく大人なら数日で完治できるような病気でも
重症化しやすいため、たかが食中毒と甘く見ることができません。

また、お母さんは赤ちゃんのお世話だけでなく、家族全員の食事の支度やお洗濯など、
色々な家事をこなしているため、お母さんが倒れると、
家族全員が困ることになりますし、お母さんを介してノロウイルスで家族が全滅なんてことになりかねません。

このような事態にならないようにするためには、やはり消毒殺菌が大切です。
ノロウイルス感染者が出たら最初の一人からウイルスをなるべく広めないようにし、
拡大を食い止めるために頑張りましょう。