手足がチクチクするような痺れる感じを覚えたら要注意!?
低カルシウム血症の特徴や症状について徹底的に解説します!

低カルシウム血症になるとどのような症状や弊害が現れてくるのかを紹介。
低カルシウム血症と熱射病の関連性と正しい治療法に関する知識を学ぼう!

低カルシウム血症に陥ってしまう原因と予防法に関する知識とは

低カルシウム血症とは

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最近、病院で健康診断を受けると低カルシウム血症と診断される若者が増えてきています。

低カルシウム血症とは、その名のとおり血液中の血清カルシウム濃度の値が
通常よりも低くなり、身体にさまざまな弊害が現れる症状のことです。

低カルシウム血症は一般的に血清カルシウム濃度が「8.5mg/dl以下」の場合を言いますが、
この数値を下回って低カルシウム血症に陥ると神経症状心筋症状、
消化管の症状や皮膚症状など全身にあらゆる症状が現れてきます。

ちなみに血清カルシウム濃度の正常値は「8.5〜10.4mg/dl」なので、
把握しておくと便利です。

低カルシウム血症に陥ると、神経症状としてまず第一に
「手指の痺れ」「唇の痺れ」「全身痙攣」などの症状が現れてきます。

また、心筋の症状としては「心収縮力の低下」や「不整脈」などを発症します。
消化管症状では「嘔吐」や「下痢」をはじめ、「悪心」、
「腸管痙攣」などの症状が現れてくるので注意が必要です。

さらに症状が進むと皮膚症状として
「皮膚の乾燥」や「湿疹」、「脱毛」などの症状が現れます。
低カルシウム血症はまず最初に手足のチクチクとした刺激や痺れを感じるので、
これらの症状が現れたら低カルシウム血症を疑って病院を受診する事をオススメします。

ちなみに低カルシウム血症に陥る最大の原因はカルシウムの摂取不足なので、
症状を改善したい場合は食事によってカルシウムを積極的に摂取する必要があります。

低カルシウム血症と熱射病の関係

夏の暑い季節が近付いてくると、それに伴って日射病
熱射病などのリスクも高まっていきます。

日射病とは一般的に炎天下で激しい運動や作業をした際、
大量に発汗して体内の水分不足した時に現れる症状のことです。

この場合、ただの水やスポーツドリンクではなく
飲む点滴薬とも言われている
経口補水液で水分を補給しましょう。

日射病になると全身の倦怠感吐き気、集中力の低下から
酷い場合は意識障害などを引き起こすこともあります。

一方で「熱射病」は高温多湿の下で長時間の作業を行ったりした際、
大量の発汗によって体内の水分や塩分が不足して
体温調節が出来なくなる症状のことを言います。

熱射病になると最初は顔が青白くなって大量の発汗、そして皮膚は冷たくなっていきます。
体温は普通よりやや低めの状態となり、
虚脱感と共に眩暈や吐き気のような症状が現れてくるのが特徴です。

熱射病に陥った場合、軽度であれば皮膚蒼白や頭痛、軽い嘔吐などの症状で済みますが
「中度の症状」になるとナトリウムが欠乏し、放熱反応が限界に達することで
頭痛や眩暈、嘔吐などの症状が強くなっていきます。

また、さらに症状が進むと重症化して体温が40度以上になり、
皮膚紅潮多臓器不全、意識障害などの症状へと発展してしまうので注意が必要です。
熱射病が比較的、軽度だったとしても水分と共にミネラルやカルシウムも不足してしまうので、
結果として「低カルシウム血症」を引き起こしてしまう場合があります。

低カルシウム血症の治療法

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もしも自身が低カルシウム血症になってしまった場合、
適切な治療によって症状を改善へと導く必要があります。

一般的にカルシウムは血液中でその50%がタンパク質と結合し、
もう50%はイオン化していると考えられています。

そのため、血清タンパクが減少した事によって低カルシウム血症に陥った場合は
特に治療を必要としないというのが実のところです。

ただし、イオン化カルシウムが減少したりカルシウム濃度が
7mg/dl以下になってしまった場合は適切な治療が必要となります。
イオン化カルシウムが不足すると手や指、唇に痺れが出てくるので
この症状が現れたら病院を受診してカルシウム製剤を点滴によって静脈から入れていきます。

このカルシウム製剤の点滴を打つことによって低カルシウム血症は徐々に改善していく事になります。