夏の暑い時期になったら熱射病に要注意!?
暑い季節に関節痛などの症状が現れたら熱射病の可能性を疑おう!
熱射病の症状や関節痛との関係について徹底解説!

熱射病になるとどのような症状が現れてどんな治療が必要になるのかを紹介。
熱射病の危険なサインを見逃さないために必要な知識とは?熱射病になった場合の対処法を学ぼう

熱射病とは

2015-06-20-2c

日本では夏の暑い時期が迫ってくると熱射病日射病など熱中症のリスクが高まってきます。

一般的に日射病は全身の倦怠感や吐き気、あくびから始まって
最終的には頭痛や意識障害などを起こす症状、
そして熱射病は高温多湿の中で長時間の作業や運動をした事で大量の汗をかき、
体内の水分や塩分が不足する事によって体温調整が効かなくなる症状と定義されています。

どちらも危険な症状には変わりありませんが、
中でも熱射病はひとたび発症すると顔は青白くなり、
皮膚には冷たくじっとりとした汗が出て虚脱感や眩暈、吐き気などの
危険な症状が現れてくるので注意が必要です。

熱射病に陥ってしまった場合、身体が体内の熱を十分に発散できない状態
となるので身体に熱が篭るようになります。

その結果、身体から発散されなくなった熱は体内に留まり、
頭痛発熱、顔面蒼白吐き気などのさまざまな不調を引き起こすようになるのです。

さらに症状が進んで重篤化すると脳の機能にも異常をきたすようになり、
最終的には意識が薄れてきたり言動がおかしくなる等の症状へと移行します。

それでも治療をせずに放置していると最悪の場合は死亡してしまうケースも考えられるので、
熱射病は決して軽んじるべき病気では無いという事だけは覚えておく必要があります。

熱射病のサインと予防法について

熱射病を発症した場合の見極め方には幾つかありますが、
代表的なサインとしては「数秒間の失神」や「めまい・立ちくらみ」、
「ズキズキとした頭痛」、「吐き気」、「顔面蒼白」、「脈が速くて弱い」、
「唇の痺れ」、「関節痛」、「異常は発汗」などが挙げられます。

また、熱射病のサインを見逃して症状が進んでしまうと
高度の意識障害」が生じて体温が40度以上まで上昇し、
体温調節機能が失われて危険な状態となってしまいます。

そのため、熱射病のサインを発見したらすぐさま病院を受診して治療を行うことが大切です。
熱射病を発症してしまう人の多くは、夏の炎天下の中で
水分補給をしないまま作業や運動を行っている人が大半を占めています。

そのため、熱射病を予防するためには運動や作業を行う前に
内臓の負担にならない程度の水分補給をしっかりとしておくことが大切です。

また、作業中や運動中の発汗によって失った水分と塩分を補給する為、
スポーツドリンクなどを積極的に飲むように心掛けることで効果的な熱射病の予防となります。

また、十分な睡眠を取ったり作業や運動の途中でこまめに休憩を取ることも熱射病を予防するのに効果的です。

熱射病になった場合の後遺症と対処の仕方

2015-06-20-2b

最近では熱射病になった後、後遺症が残ってしまう人が非常に多くなってきています。
軽い熱射病であっても予後に体内が火照っている感覚が続いたり、
常に不快な症状が続くというケースも認められています。

熱射病の代表的な後遺症としては「背中の痛み」や「体力の低下」、
「関節痛」や「治らない頭痛」、「突発性の難聴」、「耳鳴り」、「眩暈」などが挙げられます。
その中でも特に多いのが関節痛で、熱射病を患った人の半数近くは
この後遺症に悩んでいるという報告もあるほどです。

ひとたび熱射病になってしまうと、そこからはドンドン症状が進行してしまうだけなので
自己流で対処しようとしても限界があります。

そのため、少しでも熱射病の可能性を感じたらすぐに救急車を呼び、医師の診察を受けることが大切です。

また、熱射病にかかってしまった場合の応急措置としては、
経口補水液もしくはスポーツドリンクを少しずつ飲む、
霧吹きなどで全身に水を浴びせて気化熱による体温低下を図るなどが挙げられます。

この場合の水分補給には経口補水液がオススメです。
失われた水分や栄養素を効率良く接種することができます。

ただ、先に述べた水分補給は胃痙攣が起きないように冷た過ぎない飲料を飲む事が重要です。
また、霧吹きが用意できない場合は口に水を含んで吹きかけても効果が期待できます。