「熟睡できない」あるいは「眠れない」などの悩みや健康不安から、
毎日の晩酌をやめて禁酒を始めた途端、寝汗が酷くなったりなどの不快感から逆に眠れなくなった…なんてこと、ありませんか?

それは禁酒による「離脱症状」かもしれません。
離脱症状と聞くと「アルコール依存症」の症状と思う方も多いと思いますが、
日々毎日飲酒をすることで連続飲酒の状態が続き、アルコールが常に入って来る状態が正常と身体が反応してしまいます。

自分自身では依存症になるほどの量を飲んでいないつもりでも、身体は正直に反応しているんですね。
そういった離脱症状を抑えてくれる補中益気湯の正体についてもお話していきます!
禁酒を始めたら、寝汗が酷くなった方は必見です!
その理由について、詳しくご紹介していきたいと思います。

禁酒をすると寝汗がひどくなるのはなぜ?

禁酒を初めて翌日の1日目は、まだ前夜に摂ったアルコールが体内に残っている場合が多いので、
それほど身体に変化も無く、なんだか飲んだ日よりも翌朝の体調が良いようにも思えるはずです。

数日経つと、夏でも無いのに夜中に寝汗で目覚めたり、
身体がほてってしまって眠れないなどの症状が出始めると、
「どこか体調でも悪いのかな?」と不安になってくることもあると思います。

いわゆる「離脱症状」です。
アルコールの常時摂取による離脱症状は主にこれらの症状が出ると多くいわれています。
・発汗(寝汗)
・不眠
・吐き気や嘔吐(食欲不振)
・不整脈、動悸
・イライラや集中力の低下
・幻覚、幻聴
などです。

バッチリと入っているのが、「発汗(寝汗)」です。

人は眠っている間に通常コップ1杯分の汗をかくといわれています。
入眠する際には、身体の体温を下げることで脳が睡眠するモードになるのですが、
その汗を大量にかくのは脳からの指令がうまく働かないのが理由で、その原因は自律神経の乱れなのです。

これは飲酒を続けていると寝汗がひどくなる理由にもなるのですが、
禁酒をしたのに寝汗がひどくなるのは何故なのでしょう?

日々アルコールを摂取していると、アルコールは身体にとって毒と認識され、
肝臓でアルコールを分解し解毒作用を行っています。

ですが、禁酒をすることで肝臓がその働きをせず、
身体に残っている毒を吐き出すために体内温度を上げて解毒している作用が、
寝汗として排出されているのです。

風邪を引いた時に、汗を大量に出す原理と同じだといえますね!
この離脱症状には個人差があり、1週間から長い人では1ヶ月以上続くこともありますが、通常次第に治まってくるものです。

どのレベルで飲酒を続けると離脱症状が出る?

離脱症状による寝汗ということをご紹介したのですが、
ご自身ではそれほど毎日依存症と言えるほど飲んでいないよ?という方も居られるかもしれません。

アルコール依存症と聞くと、朝から晩まで飲み続けているイメージがありますよね?
ですが、かくいう私も毎日夕方になると、
タイマーを掛けたかのように缶チューハイのプルトップを開けてしまっている1人です。

毎晩それほどのアルコール量を摂取する訳ではないのですが、
これも「習慣」づいてしまっているんですね…(汗)

毎日の摂取量が多い訳ではなくても、常にアルコールを摂取することによる「習慣」で
日々毒を体内に取り込んでいるという状態にあるのです。
習慣づいて日々アルコールを摂取している方でも、
禁酒をしてみたらで寝汗で夜中に目覚めてしまう!なんてこともあるのです。

筆者である私も、ダイエットを兼ねて禁酒をしたことがありますが、
2日目辺りから寝汗で目覚めることがありました。

扁桃腺を持っているので、熱が出る手前なのかな?と思っていたのですが、
軽い離脱症状だったのだなと今思います。

これは好転反応とも言える体内デトックスがスタートしている兆候でもあります。
その時はダイエットを兼ねていたので、とにかく運動をしました。

運動することで汗をかき、体内の老廃物や毒素を外に出すことでデトックス効果が現れ、
寝汗もマシになったということもあります。

好転反応はアルコールだけでなく、化学物質中性脂肪なども含む体内の毒素を排出している状態なので、
ダイエットでのファスティング時にも起こる症状でもあります。

寝汗に困った時の対処法は?

せっかく禁酒しているのに、寝汗をかいて眠りの質が悪くなるとしんどくなって
気分転換にまた飲み始めてしまいそうですよね…

そんな寝汗の対策方法についてお話していきます(*^^*)

寝汗を抑える補中益気湯とは?

補中益気湯って耳慣れない言葉ですが、「ホチュウエッキトウ」と読み、
胃腸の働きに作用し体力回復や減退する食欲などを活性化させる方剤です。

滋養強壮効果のある人参や黄耆(おうぎ)を始め、
水分や血液の循環を良くする生薬を混ぜ合わせた漢方薬です。

水分や血液の循環を高める効果と、
胃腸の働きを良くすることで体内デトックスが促進される効果もあるので、
寝汗の抑制食欲不振などの離脱症状にも効果があります。

特に「汗をかきすぎる」という点において効果を発揮するので、
アトピー性皮膚炎や首から上や手のひらに汗をかきやすい人などにも、処方されています。

健康の為にした禁酒なので、
胃腸の働きや体内の流れを高める効果のある補中益気湯を服用することで、
離脱症状を抑えながら禁酒を進めることができそうですよね!

病院などでの処方が一般的ですが、ネットなどでも購入することができます。

手軽に入手できるのもいいですね。

こういった薬で改善しながら、身体を温めることも大切です。
身体を温めることで、脳もリラックスするので質の良い眠りにもつながりますよ。

また、運動による汗をかくことでデトックス効果を得ることや、入浴などで汗をかく方法もあります。
寝る前に汗を出しちゃいましょう(*^^*)
晩酌の時間をリラックスできる入浴タイムに切り替えるのも、健康の第一歩になりますよ!

まとめ

  • 禁酒による大量の寝汗は離脱症状の1つ
  • 飲酒の習慣が体内に毒素を滞らせている
  • 寝汗は悪いというだけでなくデトックス効果である
  • 運動や入浴でデトックスすること以外にも漢方も有効活用できる

いかがでしたでしょうか?

夜中に目が覚めて、ベットリとした寝汗で不快感を感じていた方の「不安」の原因についても
ご紹介させていただいたのですが、
不快感だけでなく季節によってはその汗が冷えて身体を冷やし過ぎることで、
風邪を引いたり健康に直結することもあると思います。

せっかく始めた禁酒による離脱症状をうまく乗り越えて、毎日を快適に過ごせる健康ライフを送って欲しいと思います。