夏の暑い季節になると発症してしまう夏バテについて徹底検証!
身体がダルくやる気が起きなくなる
夏バテが起こるメカニズムや原因について紹介!
夏バテが起こる理由は脳のサビが原因だった!?
脳が酸化することによって起きる人体への影響とは。
夏バテになりやすい体質の人にはどのような特徴があるのかを学んで効果的な対処法を知ろう
夏バテが起きるメカニズムについて
私たちが住む日本では四つの季節を楽しむことが出来ますが
その中でもっとも体力を奪われてしまうのが夏の暑い季節です。
夏は6月の梅雨時期が過ぎると唐突に訪れ
私たちの身体にさまざまな影響を与えます。
夏の暑さが引き起こす症状の中でも代表的な症状として知られるのが、
身体の倦怠感ややる気の低下などが起きる夏バテです。
日本の夏は温度が高いだけでなく「湿度」も高いため
体感温度以上に暑く感じてしまうといった特徴があります。
私たち人間の身体は高温多湿の状態に置かれると
体温を一定に保つため必要以上にエネルギーを消費します。
また、日本の夏は六月の梅雨が明けると急激に暑くなるので
身体が順応し切れていない内に猛暑を迎えると
身体に大きな負担が強いられてしまいます。
その結果、必要以上に負担を強いられた肉体は
体内の熱を外へ逃がす機能が低下してしまい
夏バテ特有の「倦怠感」や「熱っぽさ」「やる気や集中力の低下」
などの症状を引き起こしてしまうのです。
ひとたび夏バテが起きてしまうと日々の暑さに身体が対処しきれず
さらに症状が続いて日常生活にも悪影響が現れてしまいます。
そのため、夏バテの症状を自覚したらすぐに適切な対処法を実践して
身体の状態を元に戻す必要があります。
夏バテを引き起こす原因とは
一般的に夏バテの原因は暑さによる体力の低下や水分不足だと考えられていますが
それとは別に最新の研究では脳のサビによる「自律神経の失調」も
夏バテの主な要因として認知されるようになってきています。
人間の身体は周囲の環境が高温多湿になると汗をかいたり
血管を広げたりする事によって熱を逃がし体温の調節を行います。
この体温調節の働きを司っているのが「自律神経」と呼ばれる神経なのですが、
夏の暑い時期にエアコンの効いた部屋と外を行き来する事によって
暑さへの対応力が追いつかなくなると自律神経自体が乱れてしまい
体温調節機能が上手く働かなくなってしまいます。
その結果、体温の調節機能が低下した身体は大きな負担を抱えてしまい
「食欲不振」や「身体の倦怠感」「集中力の低下」
などの症状を引き起こしてしまうのです。
また、夏バテを引き起こす別の原因としては「脳のサビ」が挙げられます。
人間の身体は鉄が錆びるのと同じように細胞が酸化する事によってサビていきます。
夏の暑い時期になると脳にある自律神経中枢という場所が
ダメージを受けやすくなり、身体をサビさせる活性酸素が多く発生してしまいます。
その結果、脳にある自律神経中枢が酸化してサビてしまい、夏バテを発症してしまうのです。
夏バテの解消法を知ろう
夏バテにならないためには、自律神経が疲弊してしまわないように
「エアコンの使用を控える事」や「水分補給」などを徹底することが大切です。
また、もし夏バテになってしまったら一刻も早く自律神経を回復させるためにも
栄養補給を徹底し、睡眠をしっかりと取ることが重要となります。
特に栄養補給は非常に重要で、
中でもビタミン類の補給は夏バテの早期解消に繋がるので
徹底しておく必要があります。
また、身体のダルさや食欲不振がどうしても改善しないという場合は
病院を受診いて点滴を打ってもらうのもひとつの手だと言えます。
また、脳のサビによる夏バテを解消するためには
サビ付きの原因となっている活性酸素を取り除く必要があります。
活性酸素は脳にある自律神経中枢の細胞を酸化させてしまう働きがあるため
これを除去する事によって効果的に夏バテを解消することが出来ます。
活性酸素を除去する効果が高い栄養素としては、
トマトに含まれるリコピンが挙げられます。
食事のメニューにトマトを積極的に取り入れたり、
日常的にトマトジュースを飲むように心掛けることが大切です。