マイコプラズマ肺炎
最近急に聞くようになった病名ですね。
特に小さなお子様を持つ親御さんはこの病気に神経質になっているのではないでしょうか?

そもそもマイコプラズマ肺炎って何?原因は何なの?対処法は?
様々な疑問から、間違った対処をしてしまう方も多いようです。

今日は、マイコプラズマ肺炎の基礎的な知識について説明してゆきたいと思います。

マイコプラズマ肺炎とは?

マイコプラズマ肺炎とは、マイコプラズマウイルスから感染する肺炎です。
感染すると、38度台の高熱、頭痛、倦怠感、喉の痛み、ぜんそくのような咳などが症状として表れます。

問診レントゲン写真で判定しますが、
レントゲンだけでは判定が難しいので、マイコプラズマの抗体検査という検査をするのが最近は一般的です。

しかし、検査はどれも一長一短あり、また検査結果に確実性がなく
早期発見が難しくなっているのが実情です。
大体、発病から1週間程で、検査結果に陽性が出るそうです。

しかも、やっかいなことに、このマイコプラズマ肺炎にはワクチンはなく、
自然治癒を待つしかない病気なのです。

このマイコプラズマ肺炎は、感染してから発症するまでの潜伏期間2~3週間と長く、
また、乾いた咳も長期間にわたって続きます。

学校や職場などの集団感染の拡大や家庭内感染を防ぐためにも、
受診のタイミングを逃さないようにするのが大切です。

風邪のような症状が出て、風邪薬を飲んでも効かない症状だった、
しかも学校や職場内にマイコプラズマ肺炎の人がいたら、マイコプラズマ肺炎の可能性が高いです。
早めに受診することをお勧めします。


https://twitter.com/kurumyy_/status/845162229620080642
皆さん、マイコプラズマ肺炎では苦しんでいるみたいですね。

ldh値が高いとマイコプラズマ肺炎なの?

ldhとは、体内で糖分がエネルギーに転換されるときに働く酵素の一種で、
あらゆる細胞に含まれています。
特に、肝臓腎臓、心筋、骨格筋、赤血球などには、多く含まれています。

これらの臓器に異常があって細胞が死んでしまうと、細胞中のldhが血液の中へ大量に流れ出します
その量を測定するのがldh検査です。

重症なマイコプラズマ肺炎になると、肝機能上昇やldh値が上昇を伴うこともあり、
採血でldh値を確認することによって判定することもあります。

普通、健康な人のldh値は180~370IU/Lですが、
重傷の場合は、480IU/Lを超えるそうです。

ただし、普通の風邪や軽度のマイコプラズマ肺炎では、ldh値まで測定しないと思います。

マイコプラズマ肺炎についてはこちらの記事もご参考に!

問診だけでマイコプラズマ肺炎と診断するのは可能?

内科に行くと、問診がありますよね。
どうしましたか? 熱はいつ頃から? 喉は痛いですか・・・等々。
それらで、お医者さんはまず風邪を疑うでしょう。

ですが、お医者さんのところには、例えばどこの学校でマイコプラズマ肺炎の患者さんが出たとか、
そういった情報が集まっていますし、保健所や他の機関からも、
マイコプラズマの患者さんが多くなっている・・・という情報が集まります。

世間でマイコプラズマ肺炎が流行していて、なおかつ問診で風邪の症状が続いている、
という患者さんが来たら、問診段階でマイコプラズマ肺炎を疑うでしょう。

けど、問診だけでマイコプラズマ肺炎と断定するかどうかはお医者さんによります
大体は問診があって、マイコプラズマ肺炎の疑いがあればレントゲン・検査をして、マイコプラズマの診断が下りるでしょう。

どんな症状が出たらマイコプラズマ肺炎?

それでは、一体どんな症状が出たらマイコプラズマ肺炎を疑ったら良いのでしょう?

まず、一般的な風邪の症状(38度以上の熱、咳、怠さ)が出ているにもかかわらず、
市販薬を飲んでも全く効果がないとき、マイコプラズマ肺炎の可能性が高いです。

このマイコプラズマ肺炎にはワクチンはなく、自然治癒させることしか治す方法はありません。
また、潜伏期間も1~2週間と長く、潜伏期間も感染する可能性があります。

基本的な予防法はマスクです。
感染予防としても、感染拡大を防ぐ方法としてもマスクを忘れないように着用しましょう。

お子様の場合、同じクラスにマイコプラズマ肺炎の人がいる状態で、
風邪とよく似た症状が出たときは、真っ先にマイコプラズマ肺炎を疑うべきだと思います。

そんなときは、すぐに病院に行ってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私たちの認識以上に、マイコプラズマ肺炎は怖い病気ですね。
風邪かな?と思ったら、同時にマイコプラズマ肺炎も疑ってみる方がいいのかもしれませんね。

特に、小さなお子様をお持ちの方は、お子様の体調には十分気を付けてあげてください。
気がついたらマイコプラズマ肺炎だった・・・なんて事も、起こりうるかもしれません。

早めに対処してあげてください。