肺炎の中にマイコプラズマ肺炎があります。
通常の肺炎とは異なるマイコプラズマ肺炎はどういった症状がでるのでしょうか?
また通園通学はしてもいいのでしょうか?

マイコプラズマ肺炎とは?

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マイコプラズマ肺炎は、肺炎の一種です。
特に子供によく見られる病気です。
マイコプラズマに感染してから大体1週間〜3週間ぐらいが発症までの潜伏期間のため、
流行しやすい病気ともいえます。
症状としては、39℃以上高熱はもちろん、痰がからむような咳が続きます。
喘息がある人であれば喘息が悪化してしまう場合もあります。
その他のどの痛みや鼻水、呼吸困難などの症状も出ることがあります。
以前までは、乳幼児だと症状が出ないとも言われていましたが
最近は幼児でも感染すると肺炎の症状を発症することが増えているようなので、
乳幼児でも気を付けるようにしましょう。
熱が下がっても、咳だけは1か月ほど続くためそのしつこい咳の症状が特徴的だとも言えます。

マイコプラズマ肺炎の原因は?

肺炎の名前の通り、マイコプラズマが原因です。
マイコプラズマは、ウイルスでもなく細菌でもない微生物です。
ウイルスであれば人の体の中でしか増殖できないという性質がありますが、
マイコプラズマは人の体外でも必要な栄養があれば増殖することが出来るという性質があります。
また細菌は細胞壁という自分を守るための壁がありますが、マイコプラズマは細胞壁をもっていません。
細菌を殺すための薬は、細胞壁を壊して細菌を殺すというアプローチをするため
そういった薬はマイコプラズマに効果がないのです。
マイコプラズマは気道に感染することでマイコプラズマ肺炎を感染します。

マイコプラズマ肺炎になったら通園してもいいの?

マイコプラズマ肺炎になった場合、通園または通学していいのでしょうか?
マイコプラズマ肺炎の原因であるマイコプラズマは、くしゃみや咳などから感染する飛沫感染です。
またマイコプラズマ肺炎の症状がある内は、まだ感染力があるために
症状が完全に治まるまでは感染すると思っておいていいでしょう。
マイコプラズマ肺炎は、学校保健安全法というもので学校感染症というものに指定されています。
そのため、お医者さんからOKをもらうまでは基本的に出席停止扱いになります。
マイコプラズマ肺炎になった場合には通園通学はNGなのです。

マイコプラズマ肺炎の合併症は?

特にもとから喘息を持っている場合には要注意で、肺炎から症状が重症化することがあります。
またマイコプラズマ肺炎になると様々な合併症が考えられます。
熱が39℃以上になるため、熱性けいれんと呼ばれるけいれんが起きる症状や、
発疹、中耳炎になってしまうこともあります。
更には、心筋炎、心外膜炎、腎炎、鼓膜炎、髄膜炎、脳炎、
多発神経炎などなど高熱が原因などから引き起こされるような合併症もあるため、
あまり軽視しないようにしましょう。

マイコプラズマ肺炎についてはこちらの記事もご参考に!

マイコプラズマ肺炎の予防法

出席停止にまでなってしまうマイコプラズマ肺炎。
なってしまう前にしっかりと予防しておくことで感染のリスクを下げることができます。
ではどんな予防法があるのでしょうか?

うがい・手洗いは必須

マイコプラズマ肺炎は飛沫感染のため、外から帰ってきた時、
食事をする前などのうがい手洗いは必須です。

マスクは常に持ち歩く

特に子供はマスクが苦手なため、いつもいつもマスクをして予防するというのは難しいです。

そのため普段からマスクは持ち歩き、
人混みなどの人が多いところに行く時にはマスクをするということも大切です。
マスクを選ぶ時のポイントは、ウイルスブロック率の高さです。
ブロック率99%のものを選びましょうね。

家庭内の感染も気を付ける

子供がマイコプラズマ肺炎に感染した場合、ママが感染する確率が高いようです。
家庭内での感染も防ぐため、肺炎感染した時の添い寝などはやめてください。
また、マスクをするなどをすることも大切です。

免疫力がある体を作っておく

常日頃から免疫力を高めておくということも大切なことです。
免疫力をつけるのは簡単で、規則正しい生活をすれば自然と免疫力がついてきます。
バランスの取れた3度の食事、睡眠、適度な運動などを普段から心がけるようにしましょう。

まとめ

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マイコプラズマ肺炎は一度感染すると、その症状は1か月以上続いてしまうことも
あるからこそまずはしっかりと予防をするようにしてください。
マイコプラズマ肺炎のような症状があった場合には、合併症が起きてしまう前に
すぐに病院で診てもらうということも大切ですよ。