胸焼けは胸と言いますが実際は胃から昇ってくる胃酸のせいで
食道に負担が掛かる為に起こる症状である事がほとんどです。

その為、その原因である胃酸をなんとかすれば
ある程度胸焼けは抑えられるという事になります。

重曹はその性質から胃酸を中和する働きがあり過剰な胃酸を一時的に抑える事が出来ます。
実際に重曹は胃薬に使われている事も多くその効能は広く知られています。

ただし、その過程でゲップが出る事になるので
人の多い所で服用するのは控えた方が良いでしょう。

胸焼けの原因とは

胸焼けの主な原因は逆流性食道炎と言われています。
本来胃液は胃の中にあって逆流したりしないように
胃と食道との間には筋肉による弁があります。

ところが、胃の内容物が多すぎて容量が溢れてしまったり、
長時間消化しきれずにいると弁では抑えきれずに逆流してしまう場合があるのです。

胃液は強力な酸を含んでいます。

常に胃液を蓄える胃の内壁はこの胃液の中の胃酸に
溶かされない造りをしていますが食道はそうではありません。

その為、胃酸が食道に逆流してしまうと、
食道の内側が炎症を起こしたり溶けたりしてしまうのです。
この時に感じる痛みが胸焼けです。

こうやって説明すると分かるように胸焼けというのはかなり危険な状態なのです。
この状態が進むと、潰瘍と言って食道の組織の一部が
溶けて無くなってしまう可能性も大きいのです。

放置しておいて良い問題ではありません。

重曹とはどういう物?

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重曹炭酸水素ナトリウムという物質です。

原料としての名前はソーダ灰と言い天然と合成があります。

天然も合成も内容としての違いはありません。
分類で言えば食用と掃除などに使う物がありますが、

これらは成分は同じですが、精製の状態が違っていて
掃除用は粒が粗いので食用には向かないのだそうです。
逆にその粒の粗さが掃除には向いているのです。

重曹の有名な作用としてはふくらし粉としての物があります。
酸性物質と反応して発泡するという特徴を利用して
ケーキやパンなどを膨らませる事が出来ます。

このように料理に使ったり掃除に使ったり重曹は大変便利な存在なのです。
実はこの炭酸水素ナトリウムは人体の中でも精製されていて唾液にも含まれています。

またソーダとの名前の通り炭酸飲料水を作る事も出来ます。
酸性の物ならなんとでも反応して発泡するので
簡単な所ではクエン酸と一緒に入れると炭酸水が出来ます。

レモン水に入れても炭酸水を作れます。

胸焼けに重曹が効果的なのはどうして?

胸焼けの時に重曹を飲む事で効果があるのは重曹が胃酸を中和するからです。
逆流して来る胃酸を重曹が中和して、
過剰な胃酸を減らす事で食道の侵食が止まり胸焼けが治まるという訳です。

その時、化学反応の結果として二酸化炭素が出来ます。
塩はそのまま体に吸収されますが二酸化炭素は気体なので
胃から押し出されゲップとなって口から出ます。

重曹を服用した際にゲップが出るのにはこのような理由があるのです。
この重曹による胃酸の抑制ですが胃液が大量に生成されて逆流するという
その原因を治療した訳ではないのでまだ大量の食物が胃に残っていたり、
胃液が出る条件が揃っていると胃液が再び生成されます。

食後すぐなどの場合には本当に一時しのぎにしかならないかもしれません。

胸焼けについてはこちらの記事もご参考に!

美味しい物から体調改善、そして掃除まで

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重曹がとても便利な物だという事は分かったと思います。
重曹の特徴である発泡作用があらゆる事に便利に利用する事が出来るのです。

しかも、その発泡現象で発生するのが二酸化炭素なので
環境にも人体にも害はありません。

正に一家に一つ重曹があると便利ですね。
食用の重曹は掃除に利用出来ますが掃除用の重曹は
食用には利用しない方が良いとされています。

という事は食用の重曹一つあればどちらにも使えるという事です。
わざわざ掃除用の重曹を買う必要はありません。

更にクエン酸があるとその場で発泡現象を起こしやすく掃除にも炭酸水にも便利です。
お台所に重曹とクエン酸を揃えて置いて料理にも、掃除にも、そして胸焼けにも
咄嗟の時にすぐに使えるようにしておくと良いでしょう。

更に重曹はお風呂に入れると肌がしっとりしますし、
豆を煮る時に重曹を入れるとふっくらと仕上がります。

そんな利用方法を自分なりに工夫して色々な使い方を考えてみるのも楽しいのではないでしょうか。