流行性耳下腺炎とは、ウイルスが原因となって引き起こされる感染症のひとつです。
主に子供が感染する病気ですが、
大人が感染すると症状が重くなることが多いです。

大人の中でも、授乳中のママが感染した場合
母乳を介して赤ちゃんに感染させてしまうという心配をすることがありますが、
実際はどうなのでしょうか?

流行性耳下腺炎とは?

2016-02-3b-2

医学でいう名前は流行性耳下腺炎ですがあまり聞きなれないですよね。
そう、流行性耳下腺炎は私たちが普段「おたふくかぜ」と呼んでいる病気です。

耳下腺というのは、唾液を作る部分でそこで炎症が起きてしまうのが
この流行性耳下腺炎なのです。

流行性耳下腺炎は、子供の病気と思われがちですが
大人が絶対かからないというわけではない上、
大人の方が症状が重くなることが多いので注意が必要です。

流行性耳下腺炎は、耳下腺が腫れるのが特徴的な病気ですが
基本的にはそこまで症状が重くなることはありません。
流行性耳下腺炎が起きてしまうのは、ムンプスウイルスによるものです。

ムンプスウイルスの最大の特徴はその感染力。
毎年のように小学校や保育園などで流行するほど、その感染力は強いのです。

流行性耳下腺炎の流行は春から夏に多く、
主に3〜6歳ぐらいの子供の間で流行することもわかっています。

流行性耳下腺炎に感染し発症すると、初期症状といわれる症状がでます。
まずは、熱はほとんどないのに頭痛や全身の倦怠感が出てきます。

さらに、食欲がなくなってきたり
酸っぱいもの食べると飲み込んだ時に痛みを感じたりします。

こういった初期症状に続き、
耳下腺が腫れ、40度近い熱が出てくるというのが流行性耳下腺炎の症状です。
腫れは両方の頬ともに腫れる場合と片方しか腫れない場合もあります。

流行性耳下腺炎の感染経路は?

感染力の強いムンプスウイルス。
ムンプスウイルスはどのような感染経路で感染するのでしょうか?

ムンプスウイルスは、飛沫感染と接触感染の2つの感染経路があります。
飛沫感染は、咳やくしゃみから感染してしまいます。
3〜6歳ぐらいだとなかなかマスクをする習慣もないために、
どうしても学校や保育園などで感染が広がってしまうのです。

さらに接触感染の場合。
咳やくしゃみなどでウイルスがついた部分に触り、
その手のままご飯やおやつを食べたり、目や鼻をこするなどで感染してしまうのです。

ママの母乳で感染する可能性はある?授乳には注意!

流行性耳下腺炎は、大人でも感染することがあります。
それが授乳中のママの場合、どういう心配があるでしょうか?

まずは、唾液で感染するという理由から母乳で感染してしまうのでは、
という心配です。

ですが、母乳でムンプスウイルスが感染することはないので安心して下さい。
むしろ授乳中に、ママが咳やくしゃみをしてしまい飛沫感染を起こしてしまうことの方が心配です。

ママが流行性耳下腺炎に感染したからといって授乳をやめる必要はありませんが、
授乳前にはしっかりと手洗いと消毒を行い、マスクを着用して行うようにしましょう。

流行性耳下腺炎になったら?

流行性耳下腺炎になったら、
10日ほど症状が治まるまではおとなしくしていなければいけません。

自宅にいることになりますが、
その際に家族に感染させないことが大切です。

流行性耳下腺炎になった時、感染させないために出来ることをご紹介します。

みんな手洗いを心がける

流行性耳下腺炎に感染した人だけではなく、
家族全員がいつも以上に手洗いを心がけるようにしましょう。
感染力が強いムンプスウイルスは接触感染するので、
その対策として手洗いを心がけることが大切なのです。

タオルは別々にする

顔をふくタオルなどをはじめ、体液がつく可能性が高いです。
そのタオルを共有してしまうと感染リスクが高まります。
なので、タオルは別々に使うようにして臭い。

マスクをつける

マスクをつけるというのは大切です。
感染した人は、ウイルスを家の中に飛ばさないように
マスクをつけるようにすることが大切ですよ。

まとめ

流行性耳下腺炎とはおたふくかぜのことです。
小さい子供が感染することが多いですが、
大人が感染すると症状が重くなることが多いので注意してください。

母乳で感染すると心配することもありますが、
母乳で感染することはないので
授乳中のママが感染してもあまり心配し過ぎないように。

むしろ授乳中に咳やくしゃみなどをかけてしまわないようにマスクをするようにしましょうね。

感染してしまったら、感染を広げないことが大切。
家の中でも感染を広げないように予防してくださいね。