あなたは子供の頃に水疱瘡に罹った覚えがありますか?
小さい頃なのであまり覚えていないかもしれませんが、保育園や幼稚園に通っていた場合には
ほとんど小さい時に集団感染として罹っている場合が多いです。

同じようにとびひという病気も小さい頃に罹りやすい病気で水疱が出来たり、
かさぶたが出来たりなど水疱瘡の症状にとても良く似ています。

ただし、この二つの病気は原因がまったく違うものですので、治療方法なども変わってきます。
そして原因が違うということはこの二つが同時に罹ってしまうということもありえるということです。

では、この二つの病気の見分け方や対処法などをしっかりと学んで対応していきましょう。

水疱瘡はどんな特徴がある?

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水疱瘡という病気は水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされるものです。
もちろん目に見えるはずもありませんし、その感染力はとても強いので人から人にすぐに移ります。

お家の中でお子さんが一人罹った場合、
他のお子さんが水疱瘡に罹ったことがなければかなりの確立で感染します。

このウイルスの特徴としては水疱瘡が治ったとしても
ウイルスは体の中の神経細胞が集まっている神経節というところに隠れ住み、
体が弱ったときにまた急に症状として現れるという点です。

この際には帯状にプツプツや赤みが出ることから帯状疱疹と呼ばれる病気になります。
この症状は大人になってもいくつの時でも体が弱っている時に出てくる可能性があるのです。

そして水疱瘡の特徴としてウイルスに感染してもすぐには発疹は水ぶくれの症状は出ません。

体の中に入ったウイルスは時間と共につぎつぎと増えて血液中でも増えていき、
皮膚の外に現れた時が水ぶくれの状態です。
ウイルスが体の中に侵入して増殖し皮膚まで出てくるのにおよそ2週間かかるので、
この間には皮膚表面への症状は出てこないのです。

水疱瘡にかかって発疹が出る1,2日前くらいには
ウイルスが体の中で増殖し、喉などから外に出てきています。
そうなると他の人に感染する恐れがあります。
この病気は感染力が強いので、罹ったことのない子供は特に要注意です。
もちろん、水ぶくれの中にもウイルスは沢山ありますので、
そこから感染する可能性もあります。

かさぶたになって剥がれ落ちるまでは要注意です。

とびひはどんな病気なの?

水疱瘡に比べてとびひは小さい虫刺されや擦り傷などの
小さい傷口から黄色ブドウ球菌連鎖球菌が感染して発症する化膿性の病気です。

水疱瘡と同じように小さい怪我や引っかき傷のところに膜の薄い水疱ができてきます。

その中の液体は段々と膿のように黄ばんで濁っていき、破れてただれた皮膚になります。
そこに痒みが出て掻いてしまうと簡単に他の場所にも飛び移るように感染していくことから
とびひという名前がついているのです。

水疱瘡ととびひが併発することはあるの?

病院に行ったら最初は水疱瘡と診断されて治療を受けていました。
ですが、ぜんぜん状態は良くなりません。

それでも病院の先生を信じて通う人もいますが、
お母さん方も色々と調べたりして違う病気を疑い始めます。
水疱瘡に良く似た症状としては汗疹突発性発疹、水イボ、とびひ等々、
子供の頃に罹りやすい病気としては沢山あります。
それらを疑い始めたら調べるしかありません。

それぞれの病気だけにある特有の症状があれば見分けがつきやすいのですが、
病院では先生の診断を信用するしかありません。
薬にしてもそうですが、合うか合わないかは先生の診断次第なのです。

そうやって考えた場合、もし最初に水疱瘡が発症していたとしても
違う病気が併発してくる可能性も十分にあるのです。
そんな疑いがある時は躊躇なく違う病院を受診するしかありません。

病院の噂は大事ですが、いくら先生が良いと言われていても治りが遅かったり、
症状に疑いを持ってしまうと母親としても心配になります。
実際に水疱瘡の治療としてとびひに薬を使っても治るどころか悪化してしまうのは目に見えています。

水疱瘡もとびひも早めの対処が肝心

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水疱瘡は子供の病気として有名で流行り病です。
保育園や幼稚園に通っていると自然と罹るものだと思っておいてください。

ですが、対処によっては症状も軽く早く治療することができます。
掻きむしったりしてひどい状態になってしまったら、すぐに病院に言って指示通りにしましょう。

内服薬痒み止めなどを処方されることもありますが、
すべての症状において薬を出されるわけでなく、
お家で看病してあげればカサブタが出来て剥がれ落ち、
自然に治っていくのものですので安静療養が一番良いのです。

もし、患部が気になったり無意識に掻いてしまうようであれば
とびびに適したガーゼがあるので、こういったものを使用し患部を保護しましょう。

逆にとびひはちゃんとした治療をしておかないとその名の通りとびひします。
薬も抗菌薬ペニシリン系の薬を使う場合など症状によって異なりますので、
なるべく早く病院でちゃんとした診断を受けて治療に専念しなければいけません。

そして病気に罹っている時は体力も落ちていますので
水疱瘡ととびひのように併発する病気があることも
十分に考慮して栄養などもしっかりと採って体力回復を図ることも大切です。

0歳から10歳くらいまでの病気には感染して移るものが多く、その症状の似たものが沢山あります。
一つの病気に罹った時も慌てずに症状を見て病院を選んで受診し、
対応すれば早めの治療が見込まれますので看病する側の親御さん達がまず落ち着いて対応出来るようにしましょう。