「おえっ」となったと思ったら、生理が予定通り来ない……。
これは、もしかしてつわり?!と思ったら実はただの胃腸炎で、
生理もちょっと遅れていただけだったという肩透かしを食らったことがある人も、
いるのではないでしょうか。

今回は、そんな急性胃腸炎と、
生理周期への影響などについてご説明します。

急性胃腸炎でなぜ生理が遅れる?

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赤ちゃんを待ち望んでいる人や、望んでいなくても
何か「うっかり」してしまった記憶がある人にとっては、
生理予定日までの期間はついつい、そわそわしながら過ごしてしまうものですよね。

そんな中で、急性胃腸炎にかかって、
吐き気、胸やけ、嘔吐などが起こってしまったら、
急性胃腸炎の可能性よりも先に、「妊娠」という言葉が頭をよぎることでしょう。

そして、そんな時に限って生理というものは遅れて来てしまうものです。
急性胃腸炎のような、吐き気や軽い発熱など、
つわりや妊娠初期に似た症状を引き起こす病気と生理予定日が重なると、
どういうわけか生理の方が遅れてしまったという経験談をよく耳にします。

急性胃腸炎と言えば、大人がかかる場合は、
命にかかわるほど重くなるということはあまりありません。

そんな軽い病気でも、生理周期を狂わせるようなことがあるのでしょうか。
それについて、次項で紐解いてみましょう。

急性胃腸炎と生理の遅れには直接的な関連性は無い

結論から言うと、急性胃腸炎くらいなら、
生理周期に直接影響するようなことはありません。
人によっては、急性胃腸炎の原因となるウイルスが影響しているのでは……とか、
激しい下痢のせいで子宮が疲れているのでは……という意見もあります。

しかし、これらはなんの関係も無いという説が有力なようです。
でも、確かに急性胃腸炎と生理の遅れが同時に起こった、という声があるのも事実です。

これは、なぜかというと、
まず一つ目に考えられるのは、急性胃腸炎によるストレスや、
症状が重くなってしまって、
過剰に体力が奪われてしまったことによるホルモンバランスの乱れです。

急性胃腸炎に限らず、過度のストレスや疲れは、
生理不順を招くということは女性の皆さんならご存知ですよね。

また、過剰なダイエットでも生理が止まったり遅れたりすることがありますから、
胃腸の調子が悪くてご飯が食べられず、
痩せてしまったことで生理が遅れるという可能性も考えられます。

「妊娠しているかも」の期待が、生理周期を狂わせる

もう一つ考えられるのが、
妊娠を意識しすぎて、想像妊娠のような状態に陥っているということ。
普段から赤ちゃん待ちをしていて、
生理予定日を常に意識しているような人が、特にこの状態になりやすいです。

こんな人は、普段からつわりの有無や体温の上下を意識して生活しているために、
急性胃腸炎をつわりだと勘違いしてしまい、
その勘違いが、心だけではなく身体にまで及んでしまうのです。

「赤ちゃんが欲しい!」と前のめりになってしまうタイプの人は、
ちょっとしたことで妊娠したのではと期待してしまう傾向があります。
そして、「妊娠の兆候であってほしい」という願いが逆にストレスになり、
ホルモンバランスにまで影響を与えてしまうのですね。

この場合は、妊娠検査薬で陰性が出たり、
病院で「妊娠ではありません」と聞いたりすると、
一気に身体の力が抜け、遅れていた生理が来ることが多いようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

急性胃腸炎と生理周期の関係についてのお話でした。

急性胃腸炎に限らず、
妊娠していてほしい(妊娠したくない場合も)という気持ちが強すぎる人は、
些細な病気や身体トラブルで生理周期が乱れやすいと言われています。

ですが、少しでも早い妊娠を望んでいるからと、自分を追い込みすぎるのは、
却ってストレスが溜まって妊娠しにくくなるという説もあります。

妊娠を希望する場合は、普段からマスクや手洗いうがい、消毒などを徹底して、
胃腸炎や風邪などの病気にならないように心がけるのが一番大切なことですが、
もし、それらの病気にかかってしまっても過剰に妊娠を期待せず、
また、逆に自分を責めたりしないようにして、
ゆったり構えておくのが最良と言えるでしょう。