鼻の奥に鼻水が垂れる後鼻漏、不快でたまらないですよね。
この後鼻漏は病院で治療を受けて治すのが一般的ですが、応急処置方法がいくつか知られています。

例えば、ビオフェルミンで鼻うがいをするとか、ワセリンを使うとか……。
また、簡単に蒸しタオルを使って解消するという方法もありますね。

今回は、これらの後鼻漏の応急処置法と市販薬などについてお伝えします。

後鼻漏にビオフェルミンが効果的だという噂は本当?

ビオフェルミンを水に溶き、その水で鼻うがいをすると後鼻漏が治るという噂があります。

しかも、ネット上にはこれを試して調子が良くなったという声もちらほら。


理屈としては、ビオフェルミンの乳酸菌(善玉菌)鼻の奥の悪玉菌を退治するから、
ということなのですが、これはビオフェルミンの製造元が認めているものではありません。

確かにビオフェルミンの服用で腸内環境が良くなり
花粉症を始めとするアレルギーが改善されるという発表はされていますが、鼻うがいについては根拠がはっきりしていないものと考えた方が良いでしょう。

試したい人のために詳しい方法を記載しておきますね。

  1. 生理食塩水20mlを電子レンジなどで人肌に温め、
    ビオフェルミン(細粒)を付属のスプーン一杯分溶かす。
  2. この液体を鼻うがい専用容器に入れ、片鼻10mlずつ鼻うがいをする。
  3. うがい後は鼻を軽くかんでうがい液を出し切る。

以上のような方法になります。
容器は清潔なものを使って下さいね。

ワセリン、蒸しタオルを使った応急処置法は?

ワセリンを使った処置とは一体どのように行うのかと言うと、
これは簡単なもので綿棒で鼻の奥に塗るだけです。

これは、ドライノーズの対処法としてよく使われているものなのですが、
ワセリンで鼻の保湿をすることによって炎症が起きにくくなるということと、
鼻の奥のネバネバが潤い、落ちやすくなるという効果があるそうです。

これは後鼻漏そのものを治す方法というよりも、
悪化防止鼻の奥にこびり付いた不快な塊を早く落とす方法として使えますね。

また、蒸しタオルを使う方法も同じ目的です。
こちらも、鼻を温め、蒸気を吸うことで鼻の粘膜の血行を良くして炎症を鎮め
そして、粘つく鼻水を落としやすくするのに効果的です。

方法は簡単で、朝夕2回、鼻と口に蒸しタオルを当てて冷めるまで蒸気を吸い込むようにして呼吸するだけ。

蒸しタオルはお湯を絞っても電子レンジでもOKですが、火傷しないように気を付けましょう

こちらの動画のように鼻詰まりを解消するツボを押すと、一時的ですが鼻がスッキリします。
後鼻漏のネバつきが気になる時に試してみて下さいね。

後鼻漏についてはこちらの記事もご参考に!

市販薬で使えるものはある?

後鼻漏がひどいようなら耳鼻科で処置を受けるのが一番ですが、
どうしても時間が割けない場合は市販薬を頼りたいと思いますよね。

市販薬には「後鼻漏のための薬」と銘打たれているものはあまり無いようです。
ただ、後鼻漏の前段階である蓄膿症向けの漢方薬が後鼻漏にも効果的だと言われています。

小林製薬の「チクナイン」は蓄膿症のお薬ですが、
「辛夷清肺湯」という体内の膿の排出を促す漢方薬がベースになっています。

また、同じく「荊芥連翹湯」という漢方薬も膿の排出や喉、鼻の炎症を抑える漢方薬としてよく用いられます。

これらは漢方薬局のほか大きめのドラッグストアで手に入りますが、
念のため薬剤師さんに相談してから購入すると安心ですね。

日頃からできる予防法

後鼻漏を予防するために大切なのは、「風邪を引かないこと」。
風邪による炎症が喉の奥にまで広がり、後鼻漏や蓄膿症を引き起こすことは有名ですよね。

風邪予防のためにはうがい手洗い身体を冷やさない
そしてねぎや生姜など、免疫力をアップさせるための食べ物を摂取するという方法があります。
睡眠をしっかり取り、ストレスも溜めない方が良いですね。

もし、風邪を引いてしまったら、無理な鼻かみや鼻すすりをせずに過ごし、
素早く治すことに専念することが大切です。

また、ドライノーズ喉の乾燥鼻の奥が炎症を起こす原因となるので、
部屋をしっかり保湿して、それでも乾燥が気になる場合はマスクを着用して過ごすようにすると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

  • ビオフェルミン鼻うがいは、ネットでは効果アリと言われているが今のところ科学的根拠はない
  • ワセリンを塗ること、蒸しタオルで保湿することは鼻の乾燥から来る炎症を防げるので後鼻漏対策に使える
  • 市販薬を使うなら、辛夷清肺湯荊芥連翹湯などの膿を排出させる漢方薬がおすすめ
  • 後鼻漏予防のためには、風邪を引かないこと、鼻や喉の乾燥を防ぐことが大切

まとめると、以上のようになりました。

後鼻漏の症状や害について言われるようになったのは最近ですから、
これからどんどん対策や薬が出てくる可能性もあります。
それまでは、民間療法でも市販薬でも、自分が一番やりやすい方法を取って対処すると良いですね。