冬に爆発的な感染力を発揮する、感染性胃腸炎。
学校や職場で誰かなると一気に広まるイメージがありますよね。

感染病の場合心配なのが、赤ちゃんのいるママではないでしょうか?
ウイルスに感染した時に母乳をあげてもいいのかなど、感染性胃腸炎について詳しくご説明していきます。

感染性胃腸炎とは?

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感染性胃腸炎は特に冬を中心に流行する病気のひとつです。
ノロウイルスなども感染性胃腸炎のひとつであり、ウイルスや細菌などによって起きる胃腸炎の総称をいいます。
ウイルスだとノロやロタ、細菌であればサルモネラや腸炎ビブリオ、病原性大腸菌がよく知られている原因です。

どの原因によって起きる感染性胃腸炎でも、症状はほとんど同じで、発熱や嘔吐・腹痛や下痢などの症状が現れます。
ノロやロタなどのウイルスが原因の場合は、嘔吐の症状が強く出ることが多いのも特徴です。

治療法としては、対症療法がメインで感染性胃腸炎は自然に治る場合が多いです。

感染性胃腸炎はうつる?

感染性胃腸炎、その代表ともいえるノロウイルスは集団の中で一気に流行するイメージがありますよね。
それは感染性胃腸炎が経口感染や飛沫感染で広まるからです。

ノロウイルスをもった人の便や嘔吐物を介して感染してしまうのが主な感染経路です。
といっても、便や嘔吐物を直接さわるわけではなく便や嘔吐物を掃除した手でドアノブなどに触り、
そのドアノブを触った他の人がウイルスに感染してしまうのです。

また飛沫感染もするために、集団生活の中では特に感染しやすいのです。
ちなみに、ウイルスに感染された二枚貝を食べることでも感染することがあるので
生や加熱がされていない二枚貝を食べるときには注意しましょう。

感染性胃腸炎になったママの母乳は大丈夫?

経口感染、飛沫感染と聞くと多くの授乳中のママは不安になりますよね。
ママが感染性胃腸炎になったら、その母乳を飲んでいる赤ちゃんに感染してしまうのではないかと。
そもそも母乳はミルクのようになってしますが、ママの血液から作られています。

便や嘔吐物からうつるのであれば、血液でも感染するのではと心配になりますよね。
ですが、その心配は全く必要ありません。
血液つまり母乳からの感染は今まで報告されたこともないですし、
血液での感染は考えられないので安心して良いのです。

逆に、感染性胃腸炎になったママの血液には感染性胃腸炎に対する抗体ができます。
抗体が出来た血液から作られた母乳を飲むことで赤ちゃんにも抗体が出来るので
逆に良い効果を得られる可能性もあるのです。

感染性胃腸炎にならないために

母乳からの感染はないといっても、ママが感染性胃腸炎になれば経口感染や
飛沫感染によって赤ちゃんにうつってしまう可能性もあります。

そのために、まずは感染性胃腸炎にならないために予防することが大切です。

感染性胃腸炎予防法1 人からの感染を予防

飛沫感染、経口感染をする感染性胃腸炎。
まず一番は人からの感染を予防することが大切です。

そのために大切なのが、手洗いです。ドアノブ、電車のつり革など様々なところを
日常的に触ります。その時にウイルスに感染しているかもしれません。

手についただけであれば、それを口に入れなければ感染性胃腸炎になることはありません。
そのため、こまめな手洗いは重要。手洗いは、指の間や爪の間に至るまで丁寧に洗うように心がけましょう。

またアルコール消毒も持ち歩くようにすることも予防のひとつとなりますよ。
このように持ち運びやすいサイズのスプレーをカバンに入れておくと
いつでも消毒できて安心ですね。

感染性胃腸炎予防法2 便や嘔吐物に注意

接客業などで働いている人は、トイレの掃除をする機会も多いと思います。
その際に、気づかないうちに便や嘔吐物に触っている可能性があります。

そこから感染性胃腸炎になるという場合も多くあるのです。
そのため特に感染性胃腸炎が流行する冬場のトイレ掃除には、
ゴム手袋をつけマスクもしっかりとつけるようにしてください。

掃除に使用したタオルや雑巾にもウイルスが感染している可能性があるため、
使いまわさず捨ててしまってください。

また、掃除が完了したら塩素系の消毒剤を薄めて消毒しておけばしっかりと予防することが出来ます。

詳しい嘔吐物の処理方法についてもご紹介しておきます。

感染性胃腸炎予防法3 入浴の順番
家族に感染性胃腸炎になっている人がいれば、家族に広めないためにも入浴の順番にも注意しましょう。
特に、胃腸炎で下痢の症状がある人はお風呂には最後に入るようにしてください。

また、免疫力が弱い子供や高齢者と一緒に入るというのも出来るだけ避けるようにしてください。
感染性胃腸炎の人がいる場合、浴槽のお湯は毎日変えて清潔なものにしましょう。

まとめ

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感染性胃腸炎は家族の一人でもなると、家族に一気に広がってしまいます。
だからこそ、感染性胃腸炎にならないための予防をすることが大切。

特に免疫の弱い赤ちゃんにはかかりやすいため、感染しにくい環境をつくってあげるようにしてくださいね。
ママが感染性胃腸炎になった場合には、母乳は飲ませていいですが
飛沫感染を起こさないようにママはマスクなどをして赤ちゃんと触れ合うようにしてください。