今も猛威を振るい続けている感染性胃腸炎
自分が、もしくは家族感染してしまったという人は少なくないと思います。

その時、会社や学校はどうしましたか?
休むように指示された、もしくは自主的にお休みしたということもあるのではないでしょうか?

感染性胃腸炎の時の欠席欠勤については、どう考えるべきなのでしょうか。

子供の感染性胃腸炎は、出席停止についてどう判断すべき?

子供の感染症による出席停止については、「学校保健安全法」という法で細かく取り決められています。

例えば、インフルエンザはしかなどで、
○日まで出席停止です」と言われたことがある人もいるはずです。

では、この学校保健安全法において感染性胃腸炎はどう決められているかというと、
O-157などの一部の感染症を除いては、病原体ごとに具体的に出席停止期間を決められてはいません。

だからと言って安易に学校に行って良いわけではなく、
自治体や学校ごとの判断に委ねることになっています。
ですから、子供が学校に行きたがっても、勉強の遅れが気になっても、
隠さず感染性胃腸炎の疑いがあることを学校に連絡して、指示を仰ぐようにして下さい。

このように、感染性胃腸炎の出欠については法で定められているわけではありませんが、
現在大流行中のノロウイルスの場合は、下痢が治まってから2日くらいはお休みをさせるのが一般的のようです。

社会人の場合はどうなの?

では、お父さんやお母さんなど、大人が感染性胃腸炎にかかってしまった場合は
お仕事はどうすれば良いのでしょうか。

これはやはり、会社ごとにルールが異なるので一度連絡をして尋ねた方が良いでしょう。
また、自分以外の家族から感染性胃腸炎が出た場合、
その人の看病のために休む必要が無ければ、自分が発症しないうちは出勤OKという判断のところが一般的です。

ただ、発症したら下痢嘔吐があるうちは
ウイルスを広げやすいので特に決まりが無くても自主的にお休みをしましょう。
そして、下痢が治まってから2日は大事を取って休んだ方が良さそうです。

以上は、事務職などの一般的な職場の場合。

もしも、食品関係や飲食店にお勤めの場合は、もっと厳しく考えるべきです。
やはり会社やお店ごとのルールが異なりますが、
食べ物を扱うところはそれ以外の職場よりもルールを厳しく設定しているところが多いです。

特に、大手で社則として感染性胃腸炎の対応をしっかり定めているところだと、
本人または家族から感染性胃腸炎が出た場合は、本人、家族の検査が陰性、
つまり、検便から菌やウイルスが出なくなるまで出勤停止というところが少なくないようです。

ノロウイルスやロタウイルスは、
症状が無くなってからも数週間ウイルスが出続けることも珍しくありません。


急ぎのお仕事を抱えている人や収入に影響が出る人は本当に笑えませんね。

でもこんなに長期間お仕事を休まなければいけなくなったら金銭的には大変ですが、
ルールなので受け入れるしかありませんよね。

感染性胃腸炎についてはこちらの記事もご参考に!

感染拡大を防ぐために

本人、または家族にノロウイルスが出てしまったら、感染拡大を防ぐ必要があります。
発症した人は隔離して、健康な家族との接触を避けましょう。
食器、タオルの兼用はしないようにし、入浴も最後にするようにします。

できれば外出は避けるべきですが、やむを得ない場合は
マスクをして周囲への飛沫感染を避け、あちこち触らないように気を付けましょう。

自宅内ではトイレなどを中心に、ウイルスを広げない注意をします。
ノロウイルスなどはアルコールでは消毒できないので、塩素系の消毒液を作り置きしておきましょう。

作り方は、キッチンハイターを水で薄めるだけ。
患者が触れたところを消毒するなら250倍希釈、嘔吐物などに直接使うなら50倍希釈が適切です。

嘔吐物の処理については、こちらの動画も参考にして下さいね。

なお、塩素系の漂白剤はかなり刺激が強めなので、使用するときはゴム手袋を着用しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
この冬大流行中の、感染性胃腸炎についてお話ししました。

子供のお休みについては「仕方ない」と割り切れても、
収入や評価に直接かかわる社会人については、感染性胃腸炎とわかっていても休みたくないという人もいますよね。

でも、これは本当に避けて頂きたいことです。
感染性胃腸炎を隠して出勤した結果、同僚にうつしてその同僚が家族にうつして…
そのせいで一つの飲食店や食品会社がピンチに陥るかもしれません。

昨年末から今年にかけ、感染性胃腸炎によって
営業停止に追い込まれたお店やホテルがたくさんあります。

これは一つの社会問題ともいえるくらいの大きなことなので、
自分本位な考え方で出欠勤を決めるのは避けて下さいね。