春や秋といった季節の変わり目に手のひらや指、
足の裏に小さな水泡がブツブツと出てきたこと経験ありませんか?

変なものに触った?何か重大な病気?と心配になったと思います。
特に小さなお子さんがいるお家だとことさら心配になりますよね。

かく言う私も右手の人差し指のわきに慢性的に出るので困っている一人でもあります。
今回は、そんな汗疱について説明していきましょう。

汗疱(汗疱状湿疹)とは?

 

2016-09-25c

汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)」とは
異汗性湿疹(いかんせいしっしん)」とも呼ばれ、
手のひらや指、足の裏に出来る皮膚病のことを言います。

まず、汗がきちんと発汗できず、
皮膚の外に排出されないで溜まり汗腺が詰まってしまい水ぶくれになります。

それが破裂し皮膚がじゅくじゅくしたあと乾燥し、
皮膚が剥がれ湿疹状態になった患部が広がり赤く腫れたりひび割れができたりします

このとき強い痛みや痒みを生じるので
引っ掻いてしまい悪化することがあります。
水泡は小さなものが密集しているのもあれば、
やけどの跡のように大きなものになっている場合もあるそうです。

また、発生する箇所と見た目から水虫と勘違いされることが多いですが
まったく別の病気なのでまずは医療機関にかかることをおすすめします。
間違って水虫の薬を使ってしまうと悪化してしまうので要注意です。

手のひらや足の裏に汗をかきやすい人に多く見られる症状でほとんど無自覚なのです。

しかし、汗をよくかく真夏ではなく春秋といった季節の変わり目に多く見られるのも特徴です。


原因は解明されていなくて、
アレルギー多汗症ストレス自律神経の乱れ喫煙など様々なことが挙げられています。

ここで気になるのは「汗疱」はうつるのかということですが、
安心してください。
うつりません。

水虫と症状が似ているのでもしや、と不安になる方も多いですが、
汗疱は水虫と違い菌を媒介としていないのでうつる心配はありません。

水疱を潰すと悪化する?放置したらどうなる?

ぷつぷつと何の前触れもなく出てくると気になって潰してしまいがちですよね。
小さなお子さんだと特に気になって引っ掻いちゃうと思います。

しかし、それではいけません。
悪化します。
水泡を潰して湿疹の状態になったら直ちに医療機関にかかることをおすすめします。

ひどくなると痛みや強い痒みの症状が出て、
引っ掻いてまた悪化して、の悪循環になります。
赤く腫れ、ひび割れになることもあるので安易に潰すことは控えたほうが良いですね。


きちんと対処されている方でもこのような状態になるのですから、
潰して放置し続けたら……想像するだけで怖いですよね。

もし、かしたら汗疱だと知らずに自己処理をして
長年放置していたなんてこともありがちですが、
日常生活に支障が出てからでは遅いと思います。
ちなみに、私は潰して放置した結果、
皮膚が硬化しているのでハンドクリーム必須です。
子供と接するときなどとても気を使います。

汗疱については、こちらの記事でも詳しく説明しています。

効果的な漢方は

皮膚のトラブルというとまずステロイド軟膏を思い浮かべると思いますが、
漢方で治していけることをご存知でしょうか。

私も漢方は思いつかず、軟膏をずっと塗っていましたが中々痒みが取れず苦労しました。

麻杏甘石湯(まきょうよくかんとう)という漢方がよく効くそうですね。

発汗作用があり、肌荒れなどの皮膚病の治療に用いられるそうです。
汗腺の詰まりで出る水泡なので、これは期待できそうですね。

今までステロイドや軟膏が合わず諦めていた方、
試してみてはいかがでしょうか。
ただし、漢方も『薬』なので副作用があります。
ご自分で判断せず、必ず医師の指示に従って服用してください。


また、木漢方さんを利用される方もいらっしゃるようです。
専門のところに相談出来たらより安心ですね。

漢方薬については、こちらの記事も参考にしてみてください。

にがりを使った対処法

アトピー、肌荒れの対処法では有名なにがりですが、
汗疱でも効果があるそうですね。
ステロイド、軟膏、漢方でも効果がいまいちだった方、
症状が出ているのが小さなお子さんでこれらを試せていなかった方は
この方法を試してみるのも良いかもしれません。


肌荒れに効く、という点では効果を期待できそうですね。

にがりで検索すると「にがりは毒になる」という意見もあり、
使用するのを躊躇してしまうかもしれませんが、
あくまでそれは摂り過ぎた場合に身体に悪影響が出るというだけで
にがり自体は有害なものではありません。

特に原液のまま飲むのは下痢高マグネシウム血症の原因になり、
最悪命を落とす危険があるので、
飲用する場合は必ずかなり薄めにする必要があります。

汗疱に関しては患部に塗り込む方法良いとされていますが、
その場合も必ず薄めの濃度から使用してください。
肌にピリっときたら濃い証拠なので、
少しずつ自分の肌に合った濃度にしていってください。

何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し、ですね。
また、粉末で売られているものよりも液体状の『天然にがり』のほうが安心安全です。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

症状が出ている人が多いにもかかわらず、
名前の認知度がいまいち低い汗疱。
そもそも、自分が汗疱だと気付いていない人のほうが多いからかもしれませんね。
この記事をきっかけに多くの方に汗疱について知っていただけたらと思います。

まず、は水泡ができたらそれが汗疱かどうかを
病院で確認してお医者様と相談しつつ上手く付き合っていくのが第一歩。

原因も不明で対処の仕方も様々なので
何が自分に合うか、根気よく試していくのが一番かもしれません。

季節の変わり目を楽しめるよう、
手荒れ乾燥に気を付けて、痒み・痛みのない生活を送りたいですね…!