汗疱は主に手足に出来る小さな水ぶくれの事です。
この水ぶくれはやがて破れて、その後皮膚が爛れたようになります。
そこまで進んだ状態になると一見して水虫のように見えます。
その為、汗疱は水虫と誤診断される事も多いのです。
実は汗疱の原因は菌やウイルスではありません。
元々は皮膚の外に出るはずだった汗が皮膚の下に溜まって
水ぶくれ状態になってしまった物なのです。
汗疱はなかなか有効な治療手段が無い病気ですが、
最近はプラセンタの服用で効果が出たという報告が多く聞かれるようになりました。
汗疱とは?
汗疱はごく小さい水疱が手や足の主に指の間や手のひら、足の裏に出来る病気です。
この水疱状態の時期は痒くない人も多いようですが、
やがてこの水疱が破れると、その周囲の皮が捲れ、
爛れた状態になり、酷い痒みが発生します。
この状態になると見た目は水虫のように酷い状態になります。
但し、水虫の原因は白癬菌というカビの一種なのですが、
汗疱は菌などの影響は一切受けていません。
水疱の中は汗であり、調べても菌などは検出されないのです。
この汗疱がなぜ発生するのかはまだはっきりとは分かっていません。
皮膚の下に汗が溜まるのですから汗腺の問題だと考える向きが多いのですが、
実際にどうなのかは分かっていないのです。
ただ、汗が滲み出るような温かい季節に多く発症するのは分かっています。
更に水疱の中の液体は汗なのになぜ肌がアレルギー反応を起こした
炎症のような状態になるのかなど分からない事の多い病気なのです。
汗疱についてはこちらの記事もご参考に!
プラセンタとは?
プラセンタは一言で言ってしまうと赤ちゃんを育てる胎盤の成分です。
プラセンタには細胞の成長を正しく促進する成分が含まれていて、
劣化した細胞や弱った細部などを再生させる力があると言われています。
その為、プラセンタは美容や病気に対して
その効果が期待されている成分なのです。
がん細胞の増殖を止める作用さえ認められたという研究結果もあります。
元々が胎児を成長させる為の成分なので、
大きな力を秘めている事は間違いありません。
このプラセンタに含まれている成長因子の事をグロース・ファクターと言います。
プラセンタは美容のジャンルでは近年盛んに利用されていて
アンチエイジングの切り札的な存在となっています。
美容クリニックなどでは主に注射として使用されますが、
一般に錠剤や美容液などとして販売されています。
クリニック以外で販売されている物は人由来の物ではなく
家畜の胎盤から作られた物となっています。
汗疱にプラセンタが効果あり?
細胞を正しく成長促進する作用があるとされている
プラセンタですが本当に汗疱に効果があるのでしょうか?
これは実際に汗疱に苦しんでいる人でプラセンタを服用したという人達の
効果があったという報告が相次いでいる事から
かなり信ぴょう性が高い治療方法ではないかと思われます。
元々汗疱は原因が不明なので治療法も対症療法のみとなっていて、
なかなか治すのが難しい病気でした。
ですが、菌やウイルスなどの外的要因ではなく、
本人の身体的な問題とされていて、
ストレスなどが大きく影響していると言われています。
つまり体内の新陳代謝のバランスが崩れて
汗疱となってしまっている可能性が高いのです。
一方でプラセンタは細胞の正常な成長を整える作用があります。
作用から考えれば効果があるのは当然なのかもしれません。
服用しても害は無いのですから試してみても良いのではないでしょうか。
プラセンタの種類と副作用
クリニックで処方されるプラセンタは人の胎盤を使った人由来の物です。
これは厚生省管理の安全性の高い物で、感染症などの問題は報告が無いようです。
血液などに関連する物なので、輸血血液などと同じように徹底管理されています。
豚の胎盤や馬の胎盤を使った物です。
これらもきちんとしたメーカー管理の物は徹底的に安全管理されていて、
今までの所アレルギー関連以外の副作用の報告は無いようです。
プラセンタにはタンパク質やアミノ酸が含まれているので
これらにアレルギーのある人は反応してしまいます。
これらにアレルギーがある人は服用を避けた方が良いでしょう。
プラセンタは、汗疱だけでなく体の衰え全般に効果があると言われています。
プラセンタを利用していつまでも若々しくいられるのならとても素晴らしい事ですね。