気付くと足の裏が硬くなって、ひび割れてる。
なんて経験はありませんか?見た目も悪いのですが、
それ以上に放置しているとひび割れが悪化して「痛く」なるのがもっと問題です。
何故、足のかかとはひび割れるのか。
原因と自宅でも出来る治療方法を今回はご説明します。
かかとのひび割れが出来る3つの原因
かかとのひび割れは主に冬場に発生します。
踵のガサガサをどうにかしたい季節がやってきましたな…
— 小津水花 (@ozgarden) November 21, 2016
これは、冬場は汗をかきにくく新陳代謝がおちる為に、
肌の生まれ変わりが遅くなり、古い肌が角質化して表面に残ってしまうからです。
硬くなった角質がかかとにある場合、
かかとには全身の体重が掛かる為に、弾力性の無い角質はひび割れていきます。
かかとがひび割れる原因は主に…
- 「乾燥」
- 「足先の血流の不足」
- 「加齢による新陳代謝の低下」
の3つです。
残念ながら、(1)(2)は自分で対策するのは難しいので、
今回は主に自分でも出来る「乾燥」によるかかとのひび割れ対策を考えていきます。
乾燥対策についてはこちらの記事もご参考に!
かかとの乾燥を招く意外な「原因」
乾燥と云うと、空気中の水分の低下による乾燥を思い浮かべがちですが、
実はそれ以外にも足のかかとを乾燥させる原因があります。
それは、冬ならば様々な暖房器具です。
また、かかとのひび割れは主に冬に起こりますが、
夏場でもかかとのひび割れに悩まされる方が居ます。
コレは、室温調整で使われるエアコンが室内の空気を必要以上に乾燥させることが原因です。
やはり、湿度がとても重要になるようですので、室内が乾燥しすぎないように
室内の湿度にも気をくばり、加湿器で湿度を調整したり、
加湿器が無い場合は濡れたタオルや水を入れたコップを置くなども湿度対策になります。
また、観葉植物も室内を加湿する作用がありますので、室内に観葉植物を置くのもお勧めです。
「乾燥」以外では、靴が合っていない事もかかとのひび割れの原因になる事があります。
靴底が浅かったり、サイズが大きくてストッキングや靴下などを履いている場合、
歩行などで足が靴の中で移動してしまうようですと、かかとに強いダメージが掛かる為に、
かかとにひび割れが出来る原因になる事もあるそうですので、サイズの合った靴を選ぶ必要があります。
かかとのひび割れを自宅でケアする
かかとの角質を取るために、やすり等を使って角質の除去をしたいところですが、
角質の除去はかかとが硬くなってガザガサしている(角質化した)状態の場合には
効果が期待できますが、ひび割れがある場合は、悪化させてしまう可能性もありますので、
まずは保湿を行い、かかとの角質化を改善します。
自宅で行う場合は、入浴時に湯船にきちんと入って、まずはかかとを柔らかくします。
そうしておいて、かかとの乾燥を防ぐために「ココナッツオイル」をかかとに塗り靴下を履いて寝ます。 オリーブオイルを塗る前に、肌を柔らかくする効果のある「はちみつ」を塗ったり、
痛みがある場合は、ワセリンで保護してから治療薬やオイル等を塗ると、あまりしみなくなります。
この時に使用するオイルはオリーブオイルでもホホバオイルでも、なんでも構いません(*^^*)
出血する程、ひび割れている場合は、オロナイン等で、傷を治してから上記の方法を試されてください。
ですが、出血や痛みが酷い場合は、病院で診て貰う事をお勧めします。
厚くなってひび割れている場合にお勧め「サリチル酸」
サリチル酸はピーリング効果がありますので、かかとが厚くなってひび割れているような場合にはお勧めです。
病院で処方される物はサリチル酸が10%ですので、効果が出るのに少し時間が掛かります。
痛みや出血がないのでしたら、20%濃度のサリチル酸ワセリンを「一日2回」煮ると、
暑かったかかとがどんどん薄くなりますので、自分の状態に合わせてチョイスされると良いですね。
まとめ
かかとのの角質化には、白癬菌(水虫)が原因の場合もあります。
こちらは、残念ながら市販の薬等では治りませんので、中々効果が出ない場合は
もしかしたら水虫かもしれませんので、皮膚科で診てららってください。
かかとがひび割れてから治すのは大変ですので、出来るだけひび割れが出来ないように、
日頃からのケアが大切にしたいですね。