これからの季節に深刻化する花粉症ですが、
その原因は本当は花粉ではないという説があるようです。
それは食事だったり、添加物だったりなど、様々なものが言われていますね。
今回は、そんな花粉症の原因として疑われているいくつかの説についてお話しします。
添加物とは?身体に悪いの?
食品添加物とは、食品を加工する際に、
着色や香りづけ、保存性や加工性を高めるために用いられる物質のことです。
この食品添加物が「身体に悪い」という説が根強くあり、
現在でも無添加食品以外は口にしない主義の人も数多く存在します。
例えば、がんになりやすくなるとか、アレルギーやアトピーの原因になるとか、
果ては死んだ後に身体が腐らなくなるという都市伝説的なものまでありますよね。
でも、添加物は身体に悪いという説には具体性が無いものが多く、
どの成分がどんな害を及ぼすのかということにまで迫ったものはあまり見かけません。
厚労省は、食品添加物について人体に害のないもの以外が認められていないため、
基本的には「無害」と言っています。
戦時中などの食糧事情が杜撰だった頃から「添加物=毒物」というイメージが強くあるため、
安全性を確認する手段が進化した現代になっても、添加物を排除するべきという人が多いという説もあります。
食生活のせいで花粉症になるって本当?
添加物の害として言われているものの中に、花粉症になるというのがあります。
何でも、添加物を摂る食生活に切り替わった頃から花粉症が激増したという話です。
でも、これは添加物を多く使われるようになった高度成長期にスギの輸入が増え、
日本で伐採されずに花粉を出し続けるスギが多くなったため、時期を同じくして花粉症が激増したとも考えられます。
ただ、添加物だけではなく、食生活が欧米化したことにより花粉症が増えたということはあり得ます。
野菜や魚中心の食事から、高たんぱく高脂質の食生活に急に切り替わることにより、
免疫力が異常を起こしやすくなり、アレルギーを発症しやすくなるということは不思議なことではないからです。
食事と花粉症には大きな関りがありそうです。
一手間加えるだけで意外と簡単なので挑戦してみてください。
本屋さんでもレシピサイトでもたくさん掲載されてますよ(*^^*)
花粉症対策についてはこちらの記事もご参考に!
花粉症の本当の原因とは
花粉症は生まれつきだという人もいますが、
ある時急に反応するようになったという人もいますよね。
こんな人は、なぜ花粉症を発症するのでしょうか。
花粉は毎年飛んでいるのに急にダメになったというのには、花粉以外の原因がありそうです。
有力視されているのは、先ほどお話ししたように
食生活が原因で免疫力が異常を起こしているということ、
そしてストレスや疲労が免疫力に影響を与えているというものです。
花粉症に限らず、普段は平気なのに、
身体が弱っている時には特定のものでアレルギー反応を起こす人がいます。
これは、その他の病気や疲れによって免疫力が狂い、
普段は影響のないものも有害物質だと誤認して反応してしまうためです。
このように、大人になってから、または環境が変わってから花粉症を発症したという人は、
花粉そのものよりも自分の免疫バランスが原因となっている可能性が高いです。
めちゃめちゃ忙しい同僚が、ストレスによるアレルギーをひどくさせながら、「論文を書いてない自己嫌悪が…!」などと言ってたのですが、貴方がそうなら私なんてほんと、クビになると思うのですが…
— zoe (@zoeonweb) February 1, 2017
このように、疲れやストレスでアレルギーが悪くなるという声は多く聞かれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
花粉症とその原因として考えられているものについてお伝えしました。
添加物はともかくとして、食事が悪いとアレルギー反応を起こしやすくなる人は少なくありません。
例えば、私は食生活の乱れなどで便秘をして腸内環境が悪くなると、
花粉による喘息や鼻水が出やすくなります。
不思議と、お腹の調子が良い時は平気なんですよね。
このように、アレルギー反応はそのアレルゲンだけが原因ではなく、
それを受け取る側の体調にも大きく影響されるものだということがわかりますよね。
花粉症対策のために、今から免疫力に良いとされる食生活に切り替えてみてはいかがでしょうか。