2月ごろになると花粉がとびはじめ、
花粉症の人にとってはつらい時期になりますよね。

花粉症の症状は、人によっても多少違いますが数か月にわたって
鼻づまり目のかゆみなどに悩まされることも。

でも、花粉症の症状はそれだけではなくひどい偏頭痛に悩まされることもありますよね。
どうして花粉症になると偏頭痛が起きてしまうのでしょうか?

花粉症が起きるメカニズム

2016-01-20b

まず花粉症が起きてしまうメカニズムについてご紹介しましょう。
花粉症は、花粉というアレルゲンに対して発症するアレルギーです。

花粉は体の中では異物となるため、
その異物に対抗するための抗体というものが作られます。

この抗体は、鼻などにある粘膜にある脂肪細胞とくっつくという特徴があります。
花粉が体の中に入ってくるたびに、それを繰り返しますが、
この量が一定の量を超えてしまうと、
今度はヒスタミンロイコトリエンという化学伝達物質が出されてしまうのです。

ヒスタミンやロイコトリエンというのは、
アレルギーの症状を出す原因となるため、これがまさに花粉症の状態なのです。

今花粉症でない人も、いつ抗体と脂肪細胞がくっついたものが
一定量をこえるかというのは個人差もあるためわからないので、
どんな人でもいつか花粉症になる可能性はあるのです。

花粉症の主な症状

では、花粉症の主な症状はどのようなものでしょうか?
ヒスタミンやロイコトリエンという化学伝達物質は、
鼻水・くしゃみ・鼻づまり・目のかゆみなどの症状を引き起こすことがわかっています。

まさに、花粉症の症状がそういった症状ですよね。
また、花粉症になるとそれだけではなく、
目でいえば目の充血が出る、まぶたが腫れるなどの症状があります。

さらに、喉の痛みを感じたり、が出たりなども花粉症の症状ですし、
精神的にイライラ、憂鬱、集中力低下なども花粉症の時に出る症状ですよ。
また、花粉症の時期には偏頭痛を感じることも多いです。

夜ひどい偏頭痛が起きる理由とは?

花粉症の症状のひとつに偏頭痛があります。
でもどうして花粉症なのに偏頭痛が起きてしまうのでしょうか?

実は頭痛と鼻の粘膜に関係があるからです。
通常、脳は鼻からも酸素を取り込んでいます。
でも、花粉症になることで鼻の粘膜が腫れあがってしまい、
酸素が通る道が狭くなってしまうのです。

つまり、いつも取り込んでいる量の酸素を取り入れることができなくなってしまうのです。
そうすると、脳は酸欠の状態になりこの状態が頭痛なのです。

その偏頭痛が夜ひどくなってしまうのは、
夜に花粉症の症状がひどくなることが多いからです。

夜に花粉症がひどくなってしまう理由はいくつかありますが、
そのひとつがマスト細胞によるもの。

マスト細胞は、アレルギーの原因でもある細胞で血管があるところには必ずある細胞です。
このマスト細胞は、特に夜に活発になるとされていて
そのせいで夜に花粉症の症状がひどくなり、偏頭痛も強くなってしまうのです。

また、それ以外にも交感神経副交感神経のバランスがとれなくなってしまったり、
布団に入る時に花粉などが舞って症状がひどくなったりなどの理由も考えられますよ。

すぐできる花粉症の偏頭痛対策

花粉症の偏頭痛対策はいくつかありますが、
即効性があるものというよりは習慣として続けていくとよいというものが多いですよね。

ですが、偏頭痛は我慢できないほどの痛みになることもあります。
そんな時に即効性のある対処法を知っておくと便利ですよ。
今回は花粉症の偏頭痛の即効性のある対策をご紹介します。

ツボ押し

偏頭痛が出た時におすと、痛みを和らげることにつながるツボがあります。
それが、完骨天容というツボです。

完骨は、耳の後ろ側の骨のふくらみから指1本分下にあるところです。
首全体をマッサージしながらその部分を押すことで
効果的に偏頭痛の痛みを和らげることができます。

天容は、完骨と同じラインにありながらそれよりも下のライン。
下あごの角の下の部分にあります。
ツボをピンポイントに押すというよりは、その筋をマッサージすることが効果的ですよ。

爪が長かったり、うまく力を入れることができない場合は
こういったツボ押し棒を使うとマッサージしやすいですよ。

鼻うがい

偏頭痛が起きてしまう理由が鼻から脳が十分に酸素を吸えないことにあります。
だったら、鼻の通りをよくすることが偏頭痛解消には重要なのです。
ただし花粉症の時っていくら鼻をかんでも止まらないので、
そんなときには鼻うがいを行ってみてください。

このようなポットやコップを使い、決められた濃度の塩水で鼻をすすぐだけ。
怖いように見えますが、やり方さえしっかりと行えば鼻がかなりすっきりしますよ。
詳しいやり方は、動画でチェックしてみてください。

芸能人が毎日の健康法として取り入れているとのことで話題になりましたね。

まとめ

花粉症偏頭痛は、脳に十分に酸素がまわっていないことが原因です。
さらには、夜になると花粉症自体の症状がひどくなることが多いため、
夜に偏頭痛の症状が強くなることが多いのです。

偏頭痛がつらいときには、ツボ押し鼻うがいなどですぐにでも対処して、
ゆっくりと寝られるようにしましょうね。