鼻の奥が炎症を起こす上咽頭炎
この病名を知らない人は多くても、患っている人は意外に多いとも言われています。

そんな上咽頭炎の症状対処法はどうすれば良いのでしょうか。

また、日頃からできる予防策も知っておきたいですよね。
今回は、上咽頭炎についてお話しします。

上咽頭炎の原因、症状は?

上咽頭炎とは、鼻の奥から喉の上あたりを指す上咽頭という部分が炎症を起こす病気で、急性慢性があります。

急性上咽頭炎の原因は、風邪細菌感染
そして蓄膿症による鼻水の流れ込み(後鼻漏)で起こる炎症の広がりです。

この急性上咽頭炎のうちに適切な治療を行えば1~2週間で治りますが、
処置をせずに放置していると慢性化して、簡単には治らなくなるそうです。

上咽頭炎はそれより下の咽頭炎よりも見にくい場所のため、発見しにくいという特徴があります。
そのせいで病院にかかっても適切な処置が受けられず、悪化してしまうこともあるのだとか。

症状は、喉の痛み違和感、鼻の奥の詰まり口臭
その詰まったの塊が喉に流れ込む後鼻漏などの喉周辺の症状に加え、
耳の詰まり肩こり、だるさなどの全身症状も出てきます。

また、後鼻漏によって塊が喉に落ち、痰が絡んだようになって声枯れを起こしてしまうという人もいます。

症状ごとの対処法

病院にかかって全ての症状を一網打尽にするのが手っ取り早い病気ですが、
つらい症状ごとに対処法を知っておくと便利です。

まず、一番気になるのが鼻の奥の詰まり。
これは、鼻水とも痰ともつかないような粘液の塊が上咽頭にへばりつくことによって起こります。

対処法としては、温かい蒸気を吸い込むこと、身体を温めることがおすすめです。
蒸気によって塊が緩んで落ちやすくなりますし、身体を温めると鼻絨毛活性化し、
鼻や上咽頭の詰まりがとれやすくなるからです。
詰まりが解消されると、耳が詰まった感覚や違和感、そして後鼻漏から来る口臭や肩こりも解消されます。

注意したいのは、喉の奥に落ちてきた塊は、
(少し汚いですが)口から吐き出すようにするということ。
喉の奥に落とさないようにすることで、声枯れもしにくくなります。

詰まりが取れても喉の痛みが解消されないことがあります。
こんな時は、市販の喉スプレーなどで炎症を抑えることをおすすめします。

市販薬で対処するなら塗り薬がおすすめ

上咽頭炎は風邪に似た症状が多いからと、風邪薬で対処しようとする人も少なくないようです。
でも、これは一時的に症状を抑える働きはありますが、上咽頭の炎症を直接鎮めてくれる効果は弱いです。

やはり、おすすめなのは喉スプレーや塗り薬などの外用薬です。

パープルショット」というスプレー型塗り薬は、
口内炎にも喉の炎症にも効くお薬として、ネットでも話題になっています。
アズレンという抗炎症成分が配合されていて、メントールの効いたさっぱりした使い心地です。


また、パープルショットの有効成分であるアズレンと、
炎症全般に効くマヌカハニーや抗酸化作用があるプロポリスなど、喉に良い成分盛りだくさんのこんなものも。

メイドオブオーガニクスは東急ハンズやロフト、
コスメキッチンの店舗で取り扱っているそうなので、気になる方は是非行ってみて下さいね。

喉の痛みの対処法についてはこちらの記事もご参考に!

予防のためにできることは

上咽頭炎の予防のためには、その原因となる風邪や蓄膿症を迅速に治すことが大切です。
また、急性上咽頭炎にかかった後に慢性化する前に治してしまうのも忘れてはいけません。

上咽頭炎の直接の原因は風邪などからくる細菌感染ですが、
喉や鼻が乾燥していると感染を起こしやすなります。
喉が乾燥しやすい人は、普段からマスクを着用したり、室内の加湿を欠かさないようにしましょう。

そして、そもそもの免疫力を高め、炎症を起こしにくくするという手もあります。
食事に気を付けることや十分な睡眠を取ることは基本ですが、
お風呂にゆっくり浸かる習慣を付けると、免疫力が高まるだけではなく、鼻や喉の乾燥も防げて一石二鳥です。

まとめ

蓄膿症は昔から知られている病気ですが、
上咽頭炎後鼻漏は、最近になってよく聞かれるようになった病名です。
そのため、自分が上咽頭炎だとは知らずに、
ただただ不快な症状を我慢するだけの人も少なくないようです。

でも、本文中でもお話しした通り、上咽頭炎は日頃の気遣いで予防できますし、
万が一かかってしまっても、通院治療で治せる病気です。

ですから、「自分は上咽頭炎かも……」と思ったら、耳鼻科に相談してみて下さい。

もちろん、市販薬で症状を和らげることも難しくはありません。
しっかり治せば、今までとは違う快適な生活が送れるようになるはずですよ。