耳の下の唾液腺が炎症を起こす病気、耳下腺炎
これが、ホメオパシーによって治療できるという説があります。
その場合、どんなレメディーを用いれば良いのでしょうか?

また、ホメオパシーの話と併せて、
耳下腺に入り込んだ菌をアルコールで除菌できるという噂についても、検証します。

耳下腺炎には2種類ある

2016-06-15b

耳下腺炎には2種類あり、
一つが「流行性耳下腺炎」、もう一つが「反復性耳下腺炎」です。

流行性耳下腺炎は、ムンプスウイルスというウイルス感染により起こる耳下腺炎で、
通称「おたふく風邪」と呼ばれる伝染病です。
これは、ご存知の通り、一度かかると免疫ができるため、二度と感染することが無くなります。

もう一つの反復性耳下腺炎、
こちらの原因は様々あり、唾液腺が詰まってしまったり、
アレルギーによって炎症を起こしていたり、
ムンプスウイルス以外の細菌感染が起こっているなどが考えられます。

反復性耳下腺炎はおたふく風邪と違い、周囲にうつすことはありませんが、
「反復」という言葉からわかる通り、一度かかると何度も繰り返し炎症を起こします。

これは、子供にかかりやすい病気ではありますが、大人ももちろんかかる可能性がある病気です。

ホメオパシーで治療をするなら

ホメオパシーをざっくりと説明すると、
限界まで薄めたその症状を起こす元を砂糖玉にしみこませて摂取し、
身体が元々持つ自然治癒力を引き出して治すという療法です。
(この砂糖玉をレメディーと呼ぶ)

この考えのもと、耳下腺炎の時に飲むべきレメディーがいくつか紹介されています。

まず、「アコナイト」というもの。
これは、耳下腺炎に限らず、風邪の初期症状に効果的なレメディーとのことです。
風邪にも効果的なら持っていると重宝しそうですね。
そして、「ベラドーナ」。
これは、熱と腫れ、ズキズキとした痛みが出ているときに飲むべきレメディーだと、
ホメオパス(ホメオパシーを施術する人)に強く勧められるようです。

他にも、その人ごとに適したレメディーが異なるようなので、
ホメオパシーにあまり詳しくない人は、身近にいるホメオパスに相談すると良いでしょう。

アルコールで良くなるのは本当?

ところで、反復性耳下腺炎をアルコールの殺菌力で治す、
つまりお酒を飲んで治せるという説があります。

実はこれは、全くの嘘!です。
都市伝説的なものですから、信用してお酒を飲んだりしないようにして下さいね。

このように、耳下腺炎で病院に行ったら、
医師にお酒を止めるように指示されたというツイートもたくさんあります。


最初にご説明した通り、耳下腺炎の原因は細菌だけではありませんし、
そもそも、耳下腺に限らず、身体に炎症が起こっているときは、お酒は禁物です。

なぜなら、お酒が過剰に身体の血行を良くしてしまい、
炎症や腫れを悪化させてしまうからです。
捻挫した時や歯茎が腫れている時にお酒を飲んではいけないのと同じ理由ですね。

まとめ

2016-06-15c

いかがでしたでしょうか。
耳下腺炎を治すための方法としてのホメオパシーと飲酒についてご説明しました。

まず、ホメオパシーについてですが、
一部では「効かない」「疑似科学だ」という否定的な意見もあるようです。
ですが、効いたという人は、
もうホメオパシー以外考えられないくらい信頼している療法でもあります。

ただ、科学的根拠が確立されていないため、
ホメオパシーを行うにあたっては、必ず自己の責任で行うことが大切です。

また、耳下腺炎の時にお酒を飲むという都市伝説は、
きっと耳下腺炎が痛むのにどうしてもお酒を飲みたい人が言い訳したのか、
もしくは酔って痛みを麻痺させたいかのどちらかから始まったようです。

おたふく風邪の場合はお酒が飲めない年齢にかかるのが多いため、
あまり関係ありませんが、反復性耳下腺炎にかかってしまったら、
どうか都市伝説を鵜呑みにせずに、禁酒を守って下さいね。