インフルエンザでつらいと思っている時に下痢や嘔吐が始まってしまった……。
これはどうやら胃腸風邪併発してしまったようだ、という事態に陥ったことはありませんか?

そんな時の食事って、どうすれば良いのでしょう。
今回は、インフルエンザと胃腸風邪を併発した時の食事について、考えてみましょう。

インフルエンザだけの時の食事は?

Three kids (8-10) at table, having breakfast, portrait

まず、インフルエンザの時にはどんな食事が適しているのでしょうか。

インフルエンザは、高熱頭痛、関節痛などが主な症状で、
消化器症状はあまり見られません。

そのため、水分補給をしっかり行っていれば、食欲があるなら何でも食べて良いということになります。

ただ、高熱でぐったりしている状態なら、
美味しくご飯を食べる気分にはなりませんよね。
そんな時は、口当たりの良いプリンやアイスクリームなど、
とにかくカロリーのあるものを食べて、栄養補給するのが良いようです。

そして、カロリーを補給することによってインフルエンザへの抵抗力をつけ、
熱が下がって何でも食べられそうになったら、
普通の食事からバランスよく栄養を摂取するというのが、回復への近道です。

インフルエンザについてはこちらの記事もご参考に!

胃腸風邪だけの時の食事は?

しかし、胃腸風邪の場合は、
インフルエンザのように食べたいものを食べれば良いわけではありません。
甘くて口当たりが良いアイスクリームも、
その油分がお腹を刺激して下痢を引き起こしてしまいますし、お腹も冷えてしまいます。

胃腸風邪になった時は、とりあえず水分補給だけを行い
下痢がおさまるまでは絶食するのが良いとされています。

そして、下痢がおさまってからも、
重湯から始めて、具の無いお粥を食べるようにします。
胃腸が固形物を受け付けるようになったら少しずつご飯の量を増やしていき
最終的に普通の固さのご飯を食べるようにしていきます。

おかずは、繊維が少ない野菜類と、
お豆腐や白身魚、鶏ささみなどの脂肪の少ない
たんぱく質の食材を食べて栄養補給します。

胃腸風邪についてはこちらの記事もご参考に!

インフルエンザと胃腸風邪両方にかかっている時は?

では、インフルエンザ胃腸風邪両方に感染している場合は、どうするべきでしょうか。

まず、下痢や嘔吐が続くことで体力が奪われるので、
胃腸風邪の食事を摂ることを優先します。
つまり、下痢がおさまるまでは固形物は断つということですね。

ただ、インフルエンザによって高熱が出ているため、水分補給は絶対に怠ってはいけません。
下痢や嘔吐に加え、熱によって身体の水分が奪われているので、常に水分を摂るようにします。

ここで摂るべき水分は、水やお茶よりも、
栄養補給ができるスポーツドリンク経口補水液
そして、胃腸風邪に良いとされているコーラなどの、
ある程度カロリーがある飲み物を、常温にして飲みましょう。
脱水症状には飲む点滴と言われる経口補水液が一番適していますよ。

高熱が出ていると冷たい飲み物が心地よく感じますが、
これは胃腸を刺激して腹痛を起こしてしまうのでいけません。

そして、やはり固形物を摂る順序も胃腸風邪の時の対処法に従います。
重湯からお粥、そしてご飯という順番にし、
油分繊維の少ないおかずを食べるようにします。

体調が少し良くなったら、アレンジとして中華風のお粥はどうでしょうか。
胃腸の調子がまだ本調子でなければ、ゴマ油は省き、鯛のお刺身は、
ご飯と一緒に煮てしっかり火を通しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
インフルエンザ胃腸風邪併発している時の食事について、ご説明しました。

厄介な二つの病気が一度に襲いかかってくるわけですから、本当につらいことと思います。
そんな病気を少しでも早く撃退するためには、やはり休養と栄養補給が大切です。

ただ、胃腸風邪のせいでせっかく摂った栄養も、
全く吸収されず体外に出されてしまうということもあり得ます。

ですから、こんな時の食事で大切なのは、
適切なタイミングを見極めて固形物を取り入れて行くこと。

食欲があるからと、一気に普通の食事に戻すのではなく、
最初は水分から始めて少しずつお腹への負担が大きいものに差し替えて行くことが重要と言えるでしょう。