冬になると猛威をふるうインフルエンザ
インフルエンザになれば、少なくとも1週間は外出できなくなってしまいます。

それどころか、3〜4日ぐらいは高熱にうなされ、体中の関節痛や頭痛や吐き気などに苦しむことなりますよね。
通常熱が出るとお風呂に入れませんが、インフルエンザの場合はどうなのでしょうか?

1週間もお風呂に入れないなんてきれい好きな人なら絶対いやなはず。
インフルエンザの時にお風呂に入っていいのかどうかについて詳しくみていきましょう。

インフルエンザの時のお風呂に入ってはいけない理由

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インフルエンザで病院に行ったとき、
よく病院の先生には「お風呂は控えるようにね」なんて言われることが多いですが、
どうしてインフルエンザの時ってお風呂に入ってはいけないのでしょうか?

お風呂に入ると、汗をたくさんかきますよね。
これは熱いから汗が出ているわけではないんです。
お風呂に入ることで、血圧は高くなり、自律神経のひとつの交感神経が優位に働きます。

この状態は、お風呂以外だと運動をしている時と同じなんです。
つまり、お風呂に入ることは運動をしているのと同じ状況をつくり出していることになるのです。
体が健康な時であれば、なんら問題ないのですが
インフルエンザで高熱が出ている時は通常の状態とは違い、体力が落ちています。

高熱が出ている時も、インフルエンザウイルスと体が戦っているために
運動しているように体力が消耗されているため余計に体力がない状態だからこそ、
お風呂に入ってはいけないと言われるのです。

ですが、裏を返せば熱が下がって体力が戻ってくればインフルエンザ中でもお風呂に入ってOKだといえるのです。

お風呂に入っていい目安は?

では、熱が下がったといってもどれくらいで入ったらいいのか気になるところですよね。
熱の目安としては、37℃を考えるといいでしょう。
もちろん個人差はあります。

平熱が低い人の場合には、37℃でもまだ高いので37℃をきってからがいいですし、
平熱が高い人であれば、37℃になれば平熱になったと捉えていいです。
とはいえ、熱が下がったら誰しもすぐに入っていいというわけではなく、
体力の戻り方は人によって違います。

熱が下がればすぐに元気になる人もいればそうでない人もいます。
熱が下がって、体のだるさなどもない場合にはお風呂に入ってもいいですが、
熱が下がってもまだだるさが残っている場合にはお風呂に入らないようにしてくださいね。

お風呂に入る順番で感染を予防

お風呂の湯船などからインフルエンザが感染するわけではないですが、
お風呂に入る順番によって、よりインフルエンザの家庭内感染の予防になります。
インフルエンザになっている人はまず一番最後にお風呂に入るようにしてください。

というのも、インフルエンザは飛沫接触によって感染します。
一番はじめにインフルエンザの人がお風呂に入った場合、
色々な部分を触ったりくしゃみや咳をしたりしたことで後から入る人にも感染してしまう可能性があるのです。

そのため、インフルエンザになった人とそうでない人はタオルなどをわけて、
ドアノブなどは消毒しておくようにしましょうね。

インフルエンザについてはこちらの記事もご参考に!

お風呂での注意点

インフルエンザでお風呂に入る場合、いくつか注意点があります。
その注意点をまとめてご紹介します。

長風呂はしない

熱が下がって、体力も戻ったなと思ってお風呂に入り、
久しぶりで長湯をしてしまうということもありますが、長湯はしてはいけません
体力が戻ったな、と思ったとしてもまだ完全に戻っていません。

そのため、長湯をするとまた体力が奪われ、
インフルエンザがぶり返すなんてことにもなりかねないので、長湯はしないことが大切です。
湯船には入っても5分ぐらいにしましょう。

体が冷えないようにする

お風呂で体はあたたかくなるものの、
脱衣所などに行くと濡れた体が冷気にさらされて逆に冷えてしまうことがあります。

せっかく治りかけていた体が冷えてしまうことで、
インフルエンザが再発することも考えられるからこそ、
脱衣所などはこのようなコンパクトヒーターなどをつけて暖めておき、体が冷えない環境をつくりましょう。

また、ドライヤーなどで髪を早く乾かすことも大切ですよ。

水分補給

お風呂に入ることで想像しているよりも水分が奪われます。
特にインフルエンザの時には、高熱や嘔吐などによって
水分が体に少ない状態であることが多いです。

それでお風呂に入ってさらに水分を消耗すると脱水症状を起こす可能性があります。
なので、お風呂に入った後は水分をしっかりと補給してから布団に入る様にしましょう。

まとめ

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インフルエンザになった時には、とにかく高熱の時を避ければお風呂に入ることは可能です。
ですが、思っている以上にお風呂に入ることで体力が消耗されてしまう分、
お風呂の入り方には注意が必要です。

熱が下がってだるさもなくなったという体の状態で、湯船には入っても5分
体が湯冷めしないように温かくするなどの環境を整えることも大切です。

湯船に入るのが心配であれば、シャワーだけ浴びてとにかくさっぱりするということも方法のひとつですよ。