まだスプーンやフォークを上手く使いこなせない子供だと手づかみで食べ物を掴み口に入れることもあると思います。

その時に手の平にブツブツと発疹が出来る場合があります。
それは異汗性湿疹の可能性があります。

異汗性湿疹がなぜ出来てしまうのか、
類似している症状の水虫との見分け方や異汗性湿疹が出来た時の対処法をお伝えします。

異汗性湿疹は汗が原因?

 

子供の皮膚は、大人に比べてデリケートであることと代謝も良いので沢山汗をかきます。
その汗が汗腺から全部出し切れずに
残った汗が溜まって水ぶくれが出来る、つまり汗が原因で起こる疾患です。

汗で足の裏や手のひらが湿っている状態は、
細菌が繁殖しやすく体調が悪く抵抗力が落ちていると出来やすくなります。

そして、異汗性湿疹は、特に汗が多量にかきやすい手のひら、指や足の裏などに出来やすいことから
別名を汗疱状湿疹指湿疹と呼ばれることもあります。

また、汗をかくことは自立神経が司っています。
ストレスにより自立神経が乱れて汗を多量にかいてしまい汗腺がつまる原因となります。
なのでストレスが原因となって汗が体の外に正常に出すことが出来ずに発症しやすくもなります。

肌はストレスに対しても敏感です。

手づかみ食べをするのは原因になる?

離乳食などを始めた頃に子供は手づかみで食べ物を食べることがありますよね。
子供は大人より代謝も良く汗を沢山かくので、ストレス免疫力が低下していると
手についた雑菌などが繁殖して湿疹が出来やすくなる原因になります。

また、デリケートな肌ですとバナナやパイナップルなど
強い酵素を持つ食材で手が荒れて湿疹の原因にもなります。

そして、ウエットティッシュなどアルコール消毒も肌がアルコールに負けてしまってかぶれてしまうので、
手づかみで食べてしまったら直ぐに水で洗い流すことです。
少しでも残っていると荒れる原因になりますのでよく洗って拭き取りましょう。

人からうつる事はある?

異汗性湿疹は、ウイルス細菌真菌や水虫のように
カビの一種の菌が繁殖してできる湿疹ではないので人からうつることはないです。

しかし、自分の汗疱が今までなかった箇所にうつることはあります。
それは汗疱が破けて汗疱の中の液により広がってしまうことです。

なので汗疱を破かないようにすることが大事です。
そして、ビオチン欠乏喫煙アトピー体質ストレス金属アレルギーなど
異汗性湿疹を発症する汗とは全く関係ありませんが、
これらは肌のバリア機能が低下していて肌が乾燥している状態で
汗の影響を受けやすくなっているのでそのような体質の方は、異汗性湿疹になりやすいです。

異汗性湿疹が治るまでは、他の人に感染することはないですが
プールなどは、皮ふを長時間湿らせてしまうので控えるのがいいです。

水虫と何が違うの?

異汗性湿疹は、汗を多量にかきやすい手のひらや足の裏に左右対称で小さな水疱ができます。
それを放っておくと乾燥してカサカサになります。
水疱が出来ると非常にかゆくなりますが2週間くらい経つと皮がむけて自然に治る場合もあります。

しかし、水疱が破れてかゆさ痛みを伴うなどして我慢できずに掻いてしまうと
白、赤、黄色に変色したかさぶたやただれが混じった症状になってしまうと治りが遅くなります。

そして、水虫も同じような症状なので、異汗性湿疹なのか水虫なのか判別しにくいのですが、
水虫は、白癬菌というカビの一種の菌が感染してできます。

顕微鏡で白癬菌が、見つかれば水虫とわかるので症状が出たら病院に行って、
白癬菌がいるかいないかを顕微鏡で診てもらうことです。

異汗性湿疹についてはこちらの記事もご参考に!

対処は保湿が大事

異汗性湿疹と呼ばれる湿疹になる前に次のような症状が出ます。
手のひらや足の裏に沢山の小さな水疱ができます。大きさは2mm以下です。

かゆみもそれほどなく特に指の側面に沢山出来るのが特徴です。
またプツプツと出来た水疱が、小さなものが繋がって大豆くらいの大きさになることがあります。

2週間〜3週間で自然に丸い欠片となってはがれて落ちてなくなります。
汗疱で出来た水ぶくれにはかゆみはほとんどないですが、
この水ぶくれが破けてしまうと異汗性湿疹となり汗疱より痛みやかゆみを伴い色も変色してしまいます。

対処方法として手のひらや足の裏に汗をかいたと感じたら
素早く拭き取ったり手を洗う、湿疹が出来てしまった所を乾燥させるこです。

刺激となる石けんなどは使わないことです。
そして、病院で処方されているのが尿素成分ステロイドが含まれている保湿クリームです。

ステロイドは、重い症状の時に使用して症状が軽いのであればクリームで保湿をして症状を抑えます。
症状の原因である発汗量を抑える効果がある塩化アルミニウム溶液を使った密封治療が制汗に効果があります。

症状が軽い場合の保湿はワセリンでも良いでしょう。

どこのドラッグストアに駆け込んでも置いてますよね(*^^*)

まとめ

異汗性湿疹は、汗を多量にかくことで汗腺がつまり湿疹を発症します。
水虫と違って菌が繁殖して出来るのもではないです。

異汗性湿疹と水虫の症状は似ているので水虫との見分けるには、
皮膚科に行って顕微鏡で菌がいるかいないか診てもらうことです。

また手づかみで食材を食べると手についた細菌が繁殖して
湿疹の原因にもなるので直ぐに水で流すといいです。

アトピー体質、ストレス、金属アレルギー、ビオチン欠乏、喫煙する方などは、
肌のバリアが低下して肌が乾燥して異汗性湿疹の原因である汗に影響を受けやすくなってるのでなりやすいです。

予防として汗をこまめに拭くこと流すこと、
発症してしまったら湿疹が出来てしまった所を乾燥させることです。

また、皮膚科で処方される尿素成分とステロイドが含まれる保湿クリームで症状を抑えたり、
発汗量を抑える効果のある塩化アルミニウム溶液を使った密封治療が制汗に効果があります。