胃腸風邪って罹った事がありますか?
あの下痢や嘔吐を繰り返して体力が無くなってしまうやつです。

胃腸風邪に罹った時、病院に行っても速攻で治るような薬は出ません。
胃腸風邪を治すには対症療法を使います。
もちろん胃腸風邪に罹らないに越した事はありませんが、
胃腸風邪の原因は細菌やウイルスですので感染経路も様々です。

胃腸風邪の原因と症状はどんなもの?

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胃腸風邪はその名の通り、風邪のようや症状かというとそうではありません。

お腹の風邪ですので、どちらかと言うと食中毒などの症状に似ています。
要するにお腹を下したり、嘔吐したりという症状が続くのです。

原因としては主に細菌感染ウイルス感染です。

細菌感染の代表なもの

細菌感染の主なものですとサルモネラ腸炎がまず挙げられます。

この細菌の潜伏期間は1~3日、症状としては激しい腹痛や下痢、嘔吐、発熱などがあります。
症状は4~5日ほど続きますが、治療が遅れると二週間くらい続く事もあるキツい細菌です。

感染経路は卵の殻や、生レバー、生ケーキ、生肉など様々ですが、
二次感染として、それを調理したものからなども移ります。
後はもちろん感染者の糞便などを処理した場合などにも付着して移る場合があります。

次に腸炎ビブリオです。
潜伏期間も短く4時間位から1日ほどですぐに発症します。
症状は激しい下痢、激しい腹痛、発熱、嘔吐です。

症状の期間としては他の細菌よりも短く2~3日程度です。
感染経路は海から来るものですので生の魚介類や魚介の加工食品は特に要注意です。

次に代表的なのがカンピロバクター腸炎です。
潜伏期間は1~10日と場合によっては長く、症状としては発熱、下痢、腹痛、嘔吐、寒気など様々です。
症状が出ている期間もおよそ5日~7日と長めです。

感染経路としては牛、豚、鳥の生肉などからの感染が多いです。

ウイルス感染の代表的なもの

まずウイルス感染で一番有名なものはやはりノロウイルスでしょう。

潜伏期間は1~2日と短く、激しい下痢や嘔吐、発熱、悪寒などの症状を起こします。
感染経路はカキやシジミ、アサリといった魚介類からの感染が主ですが、
何よりも恐ろしいのはこのウイルスの感染力の強さです。

誰かが感染した状態での嘔吐物や排泄物などから二次感染し、拡大するというケースが多発しています。

次に有名なのがロタウイルスです。こちらは潜伏期間が1~3日で、
症状としては同じように嘔吐や発熱があるのですが、
他と大きく違うのは白っぽい水溶性の下痢症状が出る事です。

しかも、ロタウイルスは子供が感染した場合は重症化しやすいという事もあります。

症状の期間としては一週間程度で、感染経路は汚染された水や食べ物ですが、
これも二次感染の恐れが非常に強いウイルスで、
一度誰かが感染してしまうとあっと言う間に他の人に広がるという強さがあります。

次に腸管アデノウイルスによるものです。
こちらは潜伏期間は5日~7日と長めで
症状としては嘔吐、下痢、発熱などがあります。

という具合に見ていくと細菌感染にしてもウイルス感染にしても
下痢や嘔吐といった症状は欠かさず出るようです。

まだまだ他にも種類はありますし、症状の期間なども罹った人の体力や状態によっても差があります。
普通並みの体力があれば一週間もすれば治る事が多いですが、
体力が落ちている時などに罹ってしまうと予想以上に症状が長引いてしまう事もあります。

まあ、どちらにしろ症状が出たらなるべく周りの人に迷惑をかけな
いように病院に行って処置や対症療法を聞く事が一番でしょう。

胃腸風邪は唾液でも感染する?

胃腸風邪の種類は色々とあるという事を述べてきました。
細菌感染であったり、ウイルス感染であったりと様々ですが、
キスなどの唾液だけでも相手に感染することはあるのでしょうか?

まさかキスくらいで?と思うかも知れませんが、そのまさかで
ウイルス感染など(ノロウイルスやロタウイルス)の感染者とのキスの場合には移る可能性があります。

ただし、唾液自体には殺菌効果などもありますので、
必ず移るとも言い切れませんがノロウイルスなどは感染者の嘔吐物などが乾燥して
空気中に浮遊して空気感染を起こす事があるほど感染力が強いので移る事も不思議ではありません。

もちろん他にも感染者の手から移ったり、糞便から移ったりなどもしますので
感染者には直接触れたり、感染者から出たモノに触れる事はまず移る可能性が高いので危険です。

感染を未然に防ぐには?

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まず、先ほどもお話したように唾液からの感染はありえます。

つまり咳やクシャミなどで出るツバによる飛沫感染などはマスクで予防できます。
そして当たり前の事ですが、手洗いやうがいの徹底をする事が大事です。

ノロウイルスなどは非感染者の手指から口に入り感染する事が多いので
しっかりと手洗いやうがいをする必要があります。
料理をする前や食事をする前なども要注意です。
手をしっかりと消毒、喉までもうがいぐすりなどで徹底して消毒してくださいね。

次にカキや貝類などウイルスがいる可能性のある食べ物は十分に加熱処理してから食べるようにしましょう。
ただし、温度設定も中途半端な温度ではなかなか感染性がなくなりません。

最低でも85度以上でさらに1分以上の加熱処理をしてから食事する事が大切です。
最後に体力を維持するために規則正しい生活スタイルを保つ事。
ウイルスが感染するかどうかも、免疫力によって変わってきます。

体調を崩している時や寝不足、疲れが溜まっている時などに感染しやすいのは当前です。
手洗い、うがい、食べ物を食べる時の加熱処理も大切ですが、
規則正しい生活スタイルを保って、元気な体を維持する事が何よりの感染予防になるでしょう。