世の中にはいびきをかく方が案外と多く存在します。
いびきは枕が高いと発症すると言われていて、
それならいっそ枕なしならばいびきはかかないのではないか?
と考える方もいるようです。

しかし、いびきを治すには気道確保こそが重要なので、
その観点から言えば、枕なしもまた、害があるのです。

人はなぜいびきをかくのか?

Beautiful woman lying and sleep on the snowy bed

なぜいびきをかくのかという疑問に一言で答えるなら
寝ている時に気道確保が出来ないからです。

問題はなぜ気道が塞がれてしまうのか?という事につきます。
子供のいびきの場合はその多くが扁桃腺肥大が原因のようです。

これは放置していると無理に息を吸い込む為、漏斗胸と言って、
胸が大きく凹み、胸郭が変形する原因になるとされています。

また、いびきによって睡眠障害になるのは大人と同じで、
睡眠時間が安定しなかったり、学習意欲が上がらなかったりの原因になっている場合があります。

子供さんがいびきをかく場合には早めに病院で相談しましょう。
大人の場合は子供より更に複雑になります。

子供と同じように扁桃腺肥大による場合もありますし、
首の長さや太さなども関係して来ます。

なによりも肥満や飲酒が大きく影響するのが大人のいびきです。
いびきをかくというのはつまりはその時うまく呼吸が出来ず、
一生懸命息を吸い込んでいる状態という事です。

無呼吸症候群を併発している場合も多く、
いびきは危険な物という意識を持つ必要があります。

寝る時の姿勢がいびきを改善する?

枕によっていびきが治る場合があると言います。
本当でしょうか?

いびきの原因は寝ている時に仰向けで寝る事によって
気道が自分の肉によって塞がれてしまう事です。

これは枕が高いと特に起こりやすいと言われています。
その理由は枕によって頭が持ち上げられている状態を考えればわかりやすいと思います。

角度がつく事でただでさえふさがりやすい気道が狭くなってしまうのです。
また、それなら枕なしが良いのでは?と考える方も多いようですが、
元々頭と首の高さが違う為、枕なしでもいびきは治らない事がほとんどのようです。

つまり枕にしろ寝方にしろ、
確実に気道確保出来る角度を割り出すのが大切なのです。

整形外科用の枕は5ミリ刻みで個人調整が出来るようになっています。
これを使う事によっていびきが改善される方も多いようです。
更に抱き枕で横向きに寝るようにすると改善する事もあると言われています。

ただし一定以上の肥満の場合は枕ではどうにもならないので、
まずは肥満を解消する所から始める必要があります。

肥満の場合は贅肉が多い為、
どうしても寝て体を支える力が抜けるとその贅肉が気道を塞いで窒息状態になってしまうのです。

いびきは自分では気付かない

大体の方が自分がいびきをかいているかどうかを知りません。
何しろ自分は眠っているのですから当然ですね。
その代わり、家族やベッドパートナーである奥さんや旦那さんが
その状態をよく分かっているはずです。

もしかしたらあなたのいびきで眠れないけど優しさで黙っているのかもしれません。
一度ちゃんと確認してみましょう。

昼間眠い、疲れやすいというような方はいびきをかいて、
なおかつ睡眠時無呼吸症候群に陥っている可能性があります。

大変な事にならない内に早めに確認しましょう。
仕事中に寝てしまったり、運転中に寝てしまったりすると信用を無くし、
最悪の場合自分や他人の人生を奪ってしまう事があります。


こんな風に自分も寝不足、家族も寝不足という最悪な流れを断ち切る為には、
大したことないと考えずに、早めに病院で診てもらい、治療を受ける事が必要です。

オーダーメイド枕は効果あり?

ところでオーダーメイド枕はどのくらい効果があるのでしょうか?
実際に整形外科の治療用の枕で調査をした所があり、その結果が出ています。

対象人数40名とやや少なめですが、
結果としては、3ヶ月間の追跡調査で72%が改善したそうです。

また、確認する人がいなくて分からないという人が20%だったという事なので、
本当はもう少し高いのかもしれません。

100kgを超えるような太り過ぎの場合は、
この調整枕も効果がないという事なのですが、
それほどの肥満でなければある程度の効果は見込めると思われます。


気道を確保するには横向きに寝るのが効果的とされています。

こちらの枕は真ん中が少しくぼんでおり、寝ているときでも
そのくぼみによる傾斜で横向きになるよう誘導してくれます。
仰向けに寝ても自然と寝返りする形状になっています。

これにより横向きや、うつ伏せ寝になることで
気道の確保ができやすくなり、いびきをかきにくくなりますよ。

枕の種類にもよりますが、改善効果がある方はやはりいるようです。
そして、やっぱり自分では気付かずに
ベッドパートナーの指摘で分かるという結果になっていますね。
お互い遠慮をせずにいびきをかいている場合は教えてあげましょう。