世の中には胃腸炎に悩まされている人が多くいます。
胃腸炎の原因はありますが、実は身近な「冷え」も胃腸炎の原因になっていたんです。
また、目には見えない胃腸炎を知らせるサインも!
胃腸炎とその原因について詳しくご紹介していきます。
胃腸炎とは?
胃腸炎には急性と慢性がありますが、今回は急性胃腸炎についてご説明していきます。
急性胃腸炎は感染症型と毒素型の2つに分けられます。
症状としては、胃炎と腸炎の症状を兼ね備えているために嘔吐と下痢を引き起こします。
原因が細菌の場合には、嘔吐や下痢に加え発熱や腹痛などの
症状が現れることもあるので、軽視できません。
急性胃腸炎は、こういった症状が一過性で起きるものです。
冷えは胃腸炎の原因になる?
こういった胃腸炎は一度ならず、何度も胃腸炎になる場合その原因に「冷え」が考えられます。
ではどうして、「冷え」が胃腸炎の原因になってしまうのでしょうか?
「冷え」は、血流を悪くし代謝を下げることで良く知られているかもしれませんが
その影響はそれだけにとどまりません。
「冷え」によって血流が悪くなると、
手先が冷たくなるだけではなく体全体の血流が悪くなります。
血流が悪くなることは、胃腸にも影響があります。
血流が悪くなると、筋肉の働きは悪くなります。
それは表面的な筋肉だけではなく臓器の筋肉の動きも悪くさせることになります。
胃腸の筋肉の動きが悪くなれば、自然と働き自体が悪くなってしまいます。
つまり、胃腸が弱くなっているのです。
そのため、働きが弱くなり胃腸炎を何度も引き起こしてしまうのです。
胃腸炎の痛みは鈍痛?
急性胃腸炎はいきなり症状が出てくることも特徴です。
下痢や嘔吐の症状が出ると、食中毒や風邪を疑うこともあるため、
胃腸炎だとすぐにわからないことがあります。
そんな時に、胃の鈍痛を感じるかどうかを目安にしてみてください。
胃の鈍痛は様々な胃の不調を知らせてくれるものです。
その中で、胃の鈍痛と下痢の症状が出た場合には胃腸炎を疑ってみてください。
鈍痛によって考えられる病気
胃の鈍痛+下痢の場合、胃腸炎である可能性が高いですが、
胃の鈍痛は先述した通り胃の不調を訴えているサインです。
胃の鈍痛が起きた場合他にどんな病気である可能性があるのでしょうか?
食後の胃の鈍痛
食べた後に、胃の鈍痛を感じる場合には胃潰瘍の可能性が考えられます。
もし胃潰瘍であれば、そのままにしておくと悪化してしまう可能性があるので
食後の鈍痛が起きた場合には、軽視せず必ず病院へ行くようにしましょう。
みぞおち部分の鈍痛
みぞおちの部分に、胃の鈍痛を感じた場合も病気の可能性があります。
それが十二指腸潰瘍です。
特に、お腹が空いている空腹のときにみぞおち部分の鈍痛を感じるのであれば
その可能性はさらに高まります。
背中の鈍痛と胃の鈍痛
背中と胃に鈍痛を感じる場合、急性または慢性の胃炎である可能性があります。
背中が痛いと感じると、整形外科などに行く場合もありますがそうなると
病気の正体がわからなくなってしまうため、
背中の痛みが起きた時胃は大丈夫かなと思ってみてください。
胃の鈍痛とげっぷ
げっぷを普段あまり意識しないかもしれませんが、
胃の鈍痛を感じるときにげっぷが良く出るな、と思う時には病気のサインかもしれません。
それが神経性食欲低下症です。
あまり耳にしない病気ですが、これは精神的なことが原因で起きるもの。
これは食生活にも影響が出てきてしまう病気のため、放っておいてはいけません。
胃腸炎についてはこちらの記事もご参考に!
まとめ
胃腸炎は症状が悪化すれば、日常生活にも支障が出るぐらい症状が重くなってしまうことがあります。
だからこそ、放っておいてはいけません。
また繰り返す胃腸炎の原因は体が冷えていることからきている可能性もあります。
冷えは他の病気も引き起こしてしまう可能性もあるため、
毎日湯船につかる、冷たいものを食べ過ぎない飲みすぎない、
適度な運動をするなど体を温める習慣を取り入れるようにしてみてくださいね。
冷えを解消するためには足を冷やさないことが大切です。
素材から、履く順番まで決まっていて、効率良く冷えを改善することができます。
暖かいのに、蒸れにくいのが不思議ですが足を温めると全身ポカポカするので
お腹の冷えも改善されそうですね。