ヘルパンギーナは、夏になると流行する病気のひとつです。
特に小さい子供が起きやすい病気でもありますが、
ヘルパンギーナとともに熱性痙攣をおこす可能性があるということはご存知ですか?

どうしてヘルパンギーナの時に、熱性痙攣を起こしてしまうのでしょうか?
ヘルパンギーナと熱性痙攣についてくわしくご紹介していきます。

ヘルパンギーナとは?

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夏に小さい子供がかかることのあるヘルパンギーナ。
一体どういう病気なのでしょうか?

ヘルパンギーナはウイルスが原因となって起きる病気です。
主にコクサッキーウイルスというウイルスが原因となってヘルパンギーナを発症します。

ヘルパンギーナの特徴的な症状は、
40度近い高い熱が出ることと口の中に水疱や口内炎が出来ることです。

また、のどの炎症もみられます。
ヘルパンギーナは飛沫・接触で感染します。

咳やくしゃみなどはもちろん、
特にヘルパンギーナにかかりやすい0〜1歳ぐらいまでの子供は
まだおもちゃや手指を口に入れることが多いです。

よだれがついたおもちゃを他の子がまた使うなどのようにすることで、
感染が広がりやすいのです。

ヘルパンギーナに感染してしまうと、
ヘルパンギーナに効果的な薬はないので基本的に対症療法が基本となります。

口の中に口内炎が出来るため、
食事などがなかなかできなくなるため脱水症状にならないように気を付けてあげることが大切です。
大体1週間程度で口内炎なども治ってきますよ。

ヘルパンギーナで起きることもある熱性痙攣とは?

ヘルパンギーナは小さい子供に発症することが多く、
40度近い高熱が出るため熱性痙攣を引き起こすことがあります。

熱性痙攣とは、その名の通り、熱によって起きる痙攣のことをいいます。
熱が急激に高くなることで痙攣が起きます。

状態としては、急に動きが止まったと思ったら顔色が悪くなります。
一点を見つめて手足に力が入ったと思ったら、手足がぴくぴくと痙攣するのです。

この痙攣は大体2〜3分ぐらいで終わりますが、
その時に吐いたり泡をふいたりすることもありますよ。

熱性痙攣になった時の対処法は?

小さい子供が熱性痙攣になった場合、
正直パパやママはびっくりして冷静でいられなくなってしまいます。

とはいえ、熱性痙攣はヘルパンギーナだけではなく
その他の高熱が出る病気になった際にはなる可能性があるのでその対処法を知っておくようにしましょう。

対処法としては、まずとにかくパパやママが冷静になるということ。
この時慌てて、体をゆすってしまうと痙攣の症状が長引くこともあるので
まずは落ち着くことが大切です。

もちろん救急車などを呼ぶ必要もありません。
熱性痙攣が起きたとき、まずは時計を見ます。

痙攣が何分ぐらい続いたか計らなければいけないので
腕時計または部屋の時計で痙攣が起こり始めた時間をチェックしてください。

さらに布団などに寝かせて、服をゆるめてあげましょう。
ただし、全身を確認できるように布団をかぶせるなどはしないでくださいね。

泡をふいたり、嘔吐したりすることもあるので横向きに寝かせてあげましょう。
そうしないと、口やのどに嘔吐物が詰まってしまう可能性もありますよ。

ちなみに、痙攣中舌をかんでしまいそうとタオルをかませようとすることもありますが、
基本的にタオルなどをかませると苦しくなるのでやめてください。

痙攣が終わるまで必ずそばについて、
終わったらどれくらい痙攣していたか確認してください。

もし10分以上痙攣が続き、
意識が戻らないまたは朦朧としているさらには
意識が戻らないままにまた痙攣が起きてしまう場合には、
救急車を呼ぶようにしてください。

熱性痙攣が10分以内で終わり、
意識がしっかりと戻った場合には念のため小児科など病院へ連れて行くようにしてくださいね。

動画でも詳しく説明してあります。

ヘルパンギーナにならないために

小さい子供がヘルパンギーナになると、
熱もつらそうですが何よりも口の中の口内炎の痛みから
食べ物も食べられなくなってしまうので見ていて本当に可哀想です。
そんなヘルパンギーナにはならないのが一番。
ヘルパンギーナを予防する方法はあるのでしょうか?

ヘルパンギーナ予防法

うがい・手洗い・消毒

飛沫・接触感染するヘルパンギーナの最大の予防法はうがいと手洗いです。
0〜1歳の子供の場合、どうしても自主的にうがいや手洗いをするのは難しいので
パパやママがこまめにやってあげることが大切です。
消毒できるようなものも効果的ですよ。

免疫力を下げない

小さい子供に感染しやすい病気ではありますが、
それでも免疫力が高いか低いかでかかりにくさは違います。
ウイルスに感染しにくい体づくりのために免疫力を下げないような生活を心がけましょう。

とはいえ、小さい子供の場合は栄養バランスのとれた献立を考えてあげること。
夏場は、エアコンの使い過ぎて免疫が下がることがあるのでそうならないように
エアコンの使い方は適度にしてください。

まとめ

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ヘルパンギーナは、特に0〜1歳が感染しやすい感染症です。
コクサッキーウイルスというウイルスによって発症し、
40度近い高熱、口内炎、のどの炎症などが主な症状です。

症状は1週間ほどで落ち着きますが、
口内炎の痛みで食事がとれないこともあるので脱水症状にならないように気を付けましょう。

また、小さい子供が突然熱を出すために熱性痙攣を引き起こすことがあります。
熱性痙攣が起きたときは、
まずパパやママが落ち着くことが大切なので対処法について知っておくようにしてくださいね。