ヘルパンギーナは夏風邪の一種で、ウイルス性の感染症です。
メイアクト、パセトシン、ワイドシリンなどは抗生物質ですので、
細菌性の感染症の治療に使用されます。
ヘルパンギーナはウイルス性感染症なので、抗生物質は効きません。
対症療法として解熱鎮痛剤や抗炎症薬などが処方されることになります。
そのため病院へ行かずに、まずは自宅で対症療法をする方も多いようです。
今回はヘルパンギーナの対処法や予防法などについてご紹介します。
ヘルパンギーナは口の中に症状が出る?
ヘルパンギーナは夏にかかりやすいウイルス性の感染症です。
高熱、口内炎、喉の炎症などが主な症状です。
病院での治療は、薬物療法となり、症状に応じて解熱鎮痛薬や抗炎症薬などが処方されます。
息子がヘルパンギーナという口内に水泡ができる夏風邪にやられてしまい、食べられるプリンやゼリーばかり与えている。旅が続いたことを猛省中。
— ぱや志 (@rinrunrunrun) May 22, 2017
ヘルパンギーナは口腔内に症状が出ることが多い病気です。
抗生物質のメイアクト・パセトシン・ワイドシリン・サワシリン・フロモックスはどんな薬?
メイアクトとフロモックスはセフェム系の抗生物質で、
パセトシン、ワイドシリン、サワシリンはペニシリン系の抗生物質です。
呼吸器や耳鼻科など広範囲の感染症の治療のために処方されます。
よく使われるのはペニシリン系の抗生物質ですが、ペニシリンアレルギーの方にはセフェム系が処方されるようです。
メイアクトを3日間内服しても熱が下がらないのは抗生剤が合ってないのではということで、オゼックスに変更してもらったら1日で熱が下がった
— ぴもこう@看護師ママ (@pimoco0907) March 18, 2017
抗生剤は種類が豊富なので、合わない場合はこのように医師に相談しましょう。
ヘルパンギーナについてはこちらの記事もご参考に!
病院へ行かなくても治る?
ヘルパンギーナについては特効薬などはありません。
そのため、病院に行かずに市販薬で治す方が多いようです。
症状に応じで、解熱鎮痛剤や抗炎症剤を服用しながら、
しっかりと睡眠と休息をとりましょう。
脱水状態を起こさないように水分をしっかり摂ることが大切です。
口内炎がひどい時には、ブリストルマイヤーズの「ケナログA口腔用軟膏」が効果があるようです。
ケナログ塗ったら一晩で真っ白だった口内炎が落ち着いて痛くなくなったんだけど!すごい!
— みつ (@mitu_bf) June 5, 2017
即効性が感じられると嬉しいですよね!
ただ、熱が下がらないときや、市販薬で症状が改善されないときには病院に行きましょう。
他の病気を併発している可能性もありますし、市販薬の長期服用は副作用の原因になります。
ヘルパンギーナの予防の基本はうがいと手洗い
ヘルパンギーナは夏風邪の一種ですなので、予防のためにはうがいと手洗いを徹底することが大切です。
こちらの動画では、しまじろうが正しい手洗いのやり方を教えてくれます。
よかったら参考にしてくださいね。
ヘルパンギーナは、唾液などからも感染しますので、マスクの着用も効果があります。
なお、体が冷えてしまうと血行が悪くなりウイルス感染しやすくなりますので、
冷やさないように気をつけましょう。
まとめ
- ヘルパンギーナの主な症状は、高熱、口内炎、喉の炎症などである
- 病院では対処療法として、解熱鎮痛剤や抗炎症薬などが処方される
- ヘルパンギーナは市販薬での治療が可能
- 脱水症状の予防のために十分な水分補給をする
- 口内炎には、ケナログA口腔用軟膏が効果がある
- 市販薬で症状が改善されない場合は他の病気を併発している可能性もあるので、医療機関を受診すること
- 予防のためには、うがいと手洗いを徹底
- 体が冷えると感染しやすくなるため、冷え対策を心がける
今回の内容をまとめるとこのようになります。
「夏風邪は長引きやすい」と言われていますが、
夏はエアコンの影響で身体が冷えやすいからかもしれませんね。
血行が悪くなると、免疫力や回復力も低下してしまいます。
女性にとって、「冷え」は百害あって一利なしです。
冷え対策を万全にして健康的に過ごしましょうね!