小さなお子さんの突然の熱、心配ですよね。
初めての子育てならなおさら。
小さな変化にも敏感になって不安も大きくなると思います。
今日は赤ちゃん、子供に多いヘルパンギーナについて一緒に見ていきましょう。
ヘルパンギーナはどんな病気?
ヘルパンギーナは主に6月下旬〜8月中に流行し、
同時期に手足口病やプール熱も流行します。
この三つは夏の3大感染症と呼ばれており、
暑さで体力が消耗し抵抗力が落ちているのが夏に流行する要因だと言われています。
日本では毎年5月ごろから流行が始まり、
7月にかけてピークを迎え、
8月ごろからは減少をはじめて9〜10月には流行が終わるというパターンです。
ヘルパンギーナっていう夏風邪の一種(口の中に炎症や水疱ができる)が子供の間で流行ってるそうです。大人が罹ると、ものすごーく辛いそうなのでびびってます。しかし戦隊モノの幹部みたいな名前だなヘルパンギーナ。
— 唐沢なをき (@nawokikarasawa) September 13, 2016
潜伏期間は2日〜長くても1週間程度です。
ただし、ヘルパンギーナは感染力が非常に強く潜伏期間でも人にうつる可能性があります。
また、発症後の発熱時がもっとも感染力が強いと言われています。
症状は高熱が3日〜5日、水泡は1週間程度で良くなることが多く、
ヘルパンギーナは特効薬がないので症状を緩和する対処療法を行い、
しっかりと栄養を摂り安静にして体力と免疫力を回復させることが治療に繋がります。
感染について
感染方法は
- 飛沫感染
- 接触感染
- 糞口感染(排便から排出されたウイルスにより口を通して感染すること)
感染経路が多いので、いっきに感染が広まるのも納得です。
気になる登園・登校をして良い時期ですが、
熱が下がって元気があれば良いとされています。
なので一度通われている園や学校の方に問い合わせるのが一番ですね。
ただし、発熱が治まっても
ウイルスが排出されることがあるので他の子にうつさないよう配慮が必要となります。
マスクの着用と
こまめに手洗いうがいをするようお子さんにお声掛けください。
出勤のタイミング、感染予防は大人も同様です。
本人次第で隔離の必要のない病気なので、
無理をせず抵抗力を高めることがぶり返さないポイントと言えます。
ヘルパンギーナについてはこちらの記事も参考にしてみてください(*^^*)
日ごろからできる対策
発症した場合の対策としては
手洗いうがい、
咳やくしゃみをするときは口と鼻をテッシュなどで覆う(もしくはマスク)、
タオルの共用を避ける・おむつ交換も注意深く行うこと。
大人でも抵抗力が弱っているときは感染することがあります。
しかも、大人がかかると子供よりも症状が重く期間も長くなるので注意が必要です。
ヘルパンギーナは、口の中の痛みで、子どもは痛みで飲んだり食べたりすることができなくなることがあります。高熱を伴うことも多いため、脱水には十分注意することが必要です。日常的な予防では「手洗い」が重要。みんなで夏の感染症を乗り越えましょう!
— 今村顕史 (@imamura_kansen) August 4, 2016
ヘルパンギーナ→予防や悪化させないためのケアとして、おむつ替えのときにはしっかり手洗いをしましょう。手について、兄弟に感染することもあります。
— 枝元麻里絵 (@edachanmr2) August 21, 2016
日頃からの対策はやはり手洗いうがいが一番のようです。
石鹸が出てくるものを使えば、よりウイルスの接触を避けることができますね。
あとは暑さに負けず免疫力をつけることです。
熱中症対策で必要とは言え、
冷房に当たるのも良くないですね。
適度に身体を動かし、きちんと食事をとってしっかり寝る。
これに尽きると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
特効薬がなく感染力が強いのは心配になりますよね。
年々暑くなっているので体調管理も大変になってきますが、
日頃から免疫力をつけウイルスに負けない身体を作っていくことが大切です。
子供も大人も、楽しく夏を過ごしたいですね。