ヘルパンギーナという病気をご存知ですか?
大人にはあまり馴染みのない病気かもしれません。
しかし子供、特に乳幼児が掛かりやすい病気として有名です。

ウイルス感染症の一つなのですが、俗に言うところの「夏かぜ」に含まれるものだと考えて頂ければOKです。
今回は、子供がこの感染症にかかってしまったらどうすればいいのか?をまとめてみたので参考にしてみてくださいね。

ヘルパンギーナの症状は?

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ヘルパンギーナは、上にも書いたとおりに夏かぜの一つです。

しかしその症状には特徴的なものがあり、それが口の中に水疱炎症が発生する点です。
喉が痛くなるため、つばや食べ物を飲み込むことが困難になり、
よだれが多くなったり嘔吐を伴ったりするのも大きな特徴です。

また、夏かぜとはいっても38度以上高熱を伴う場合があるので注意が必要ですし、
高熱によって体の節々が痛むという場合もあります。

手足口病との違いは?

症状を見ていると気になってくるのが、手足口病との違いです。
口内に炎症が起きたり喉の痛みが発生したりするあたりは、確かに手足口病と似ていますよね。

いったい違いはなんなのでしょうか?

ヘルパンギーナと手足口病の大きな違いは
水疱が口の中だけでなく、手足など全身に広がるか広がらないかです。

水疱が全身に広がる方が手足口病、広がらない方がヘルパンギーナです。
また、症状はヘルパンギーナの方が重い傾向にあり、手足口病の発熱が概ね38度以下なのに対し、
ヘルパンギーナの発熱は38度以上で、ひどいと40度を超えることもあるのです。

いずれにしても、発熱と口腔内の炎症が見られたらひどくならないうちにすぐに病院に行くべきですね。

遠足や学校はどうする?

では、もし感染してしまったら学校保育園はどうすればいいのでしょうか?
ヘルパンギーナに感染した場合、仮にあまり目立った症状がなかったとしても、

登校・登園はさせてはいけません。

学校保健法では出席停止扱いにはなりませんが、
登校して体を動かし疲労することによって症状が重くなったり、
また周囲の児童に感染させてしまう可能性もあるからです。

遠足や面談などの重要な行事があっても、基本的には休むのがベスト。
登校するのは、熱が下がってから2日後
ウイルスが感染力を失ったあとでないといけません。

また、大人が感染した場合であっても、
やはり38度以上の高熱といった比較的重い症状が出ますからしばらくの間仕事などは休んだほうがよさそうです。

ヘルパンギーナを予防するために

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ヘルパンギーナ予防するには、どんな対策が有効なのでしょうか?
今のところ、ヘルパンギーナには特効薬もなければ有効なワクチンもありません

そのため、普段の生活を心がけることが一番の予防になります。

まず一番基本で大事なことは、手洗いうがいです。
普通の風邪と同じように、口や粘膜などから感染するので、
特に身近に感染者がいる場合にはこれらを徹底して行わなければいけません。
なので、うがい薬を使用すると良いでしょう。

また、タオルやハンカチ、食器などの共用も避けたほうが良さそうです。

ヘルパンギーナは子供の病気と思われがちですが、実は大人がかかる場合もまれにですがあります。
大人の場合、感染してしまうのは体力や免疫力が落ちている時に限りますから、
しっかりと食事や睡眠をとって普段から健康な生活をすることも大事ですね。

ヘルパンギーナは、正しく予防し、治療に当たれば、恐れる必要のない病気です。
体の小さな子供が高熱を出すと周りの大人としては心配でしょうが、
栄養をとって安静にしていればちゃんと治癒しますので安心してください。

まずは病院へ行って、お医者さんに病気について聞いて正しい理解をすることが重要でしょう。