ヒートショックという言葉を聞いたことはありますか?
特に冬場によく起きるヒートショック。

お風呂場に注意するようになどよく耳にしますが、
それ以上に注意しなければいけないのは屋外にある露天風呂かも?
ヒートショックと特に注意すべきことについてご紹介していきます。

ヒートショックとは?

2015-08-10b-1

ヒートショックという言葉をよく耳にすることがありますが、実際にどんなものなのか知っていますか?
ヒートショックは、急激な温度変化によって血圧や脈拍に異常な状態が起きてしまうことです。
人間は恒温動物です。

学校で習ったと思いますが、外気がどんな温度であろうとも自分の体温を保とうとします。
そのために、私たちは外気の温度が変わった時に血管を収縮させて血圧や脈を変動させるのです。

もちろんこれは人間が体温を一定に保つために大切なこと
ですが、これは思っている以上に心臓に負担をかけてしまっているのです。
これによって、心臓や脳の病気を引き起こしてしまう可能性があるのです。

このヒートショックによって入浴中に亡くなってしまった人が年間1万7000人になってしまうほど、恐ろしいものなのです。

ヒートショックが起きやすい条件

ではどういう人や場所でヒートショックは起きやすいのでしょうか?
まず65歳以上の高齢者が起こしやすいといわれています。

これは高齢者ほど血圧が高く、さらに心臓の負担にも強くなくなっているからです。
また同様に年齢に関係なく、血圧や心臓に病気がある人もヒートショックを起こしやすいです。

これは高齢者同様に、血圧の急激な上昇や降下をすることによる負担に弱い状態だからです。
また、糖尿病肥満の人も血圧が高い傾向があるために、注意が必要です。

またヒートショックが起きやすい状況についてもご説明します。
まずトイレや浴室(脱衣所)が異常に寒い場合。
これは古い住宅に非常に多いですが、温かくしているリビングから急に寒いトイレや浴室に行くことで
ヒートショックを起こしかねないのです。

またお風呂の際に注意すべきが、お風呂の温度です。
特に冬場は、浴槽の温度を高めに設定していることが多いはず。

しかし、寒い環境から急に高温の浴槽に
入ることもヒートショック状態を起こしかねません。
実際に、ヒートショックで亡くなった人の多くは浴槽内だそうです。

冬場の屋外露天風呂には要注意!

冬の温泉、また屋外の露天風呂で雪を見ながらの雪見風呂など日本人ならそれに趣さえ感じますよね。
ですが、実は寒い中で入る屋外の露天風呂は非常にヒートショックを作りやすい環境なのです。
冬場で屋外にある露天風呂の外気はかなり寒いものです。

雪が降っているのであれば、間違いなく氷点下ですよね。
さらに、露天風呂の多くはかなり高温であることが多いです。
41度以上あることが多いからこそ、急激な寒さから急激な熱さになることでヒートショックを起こしやすくなっているのです。
また、露天風呂からあがり移動する時にも急激が熱さから急激な寒さになるため
ここでもまたヒートショックを起こしやすいのです。

宿についている露天風呂ならまだしも、屋外の離れた場所にあるところであれば
宿に戻るまでに更に寒さにさらされるため、ヒートショックを起こしやすい状態になってしますのです。

このように、何度もヒートショックが起きる可能性があるからこそ屋外の露天風呂は危険なのです。

気温差で生じる症状についてはこちらの記事もご参考に!

ヒートショックは予防できる?

では命を落す可能性もあるヒートショックを予防することが出来るのでしょうか。
いくつかの予防法をご紹介していきます。

寒いところは温めておく

ヒートショックを起こしやすい脱衣所やトイレ、
浴室を温めておくというのは一番効果的な予防法です。
ヒートショックは気温の急激な温度差によって引き起こされてしまうために
急激な寒さが起きないようにすることが大切です。

お風呂に入る10分前にこういった小さなヒーター
浴槽や脱衣所を温めておくと、温度差が軽減されますよ。

古い住宅であれば暖房機能などをつけるリフォームをすることも大切です。

こういった暖房器具をつけるのもひとつですよ。

浴槽に入る前にお湯をかける

急に高温の浴槽に入ることもヒートショックを起こしかねません。
ですが、浴槽に入る前に湯船のお湯をなどにとり体にかけます。
それをするかしないかだけでもかなり効果的です。
体が浴槽で急激に熱くならないため、ヒートショックを起こしにくくなるのです。

お風呂の前に水を飲む

お風呂に入っている間、気づかないうちに大量の汗をかいています。
そうすると体からは水分が失われ、特に血圧が高い人はその時にドロドロ血になりがちです。

これがひきがねとなり、ヒートショックを起こしかねないので
お風呂に入る前にコップ一杯の水を飲むようにしましょう。

シャワーは座って

シャワーを使う時、どのような姿勢ですか?
実は立ったままシャワーをするのと、
座ったままシャワーをするのでは座ったままの方が血圧の変動が少ないことがわかっています。

さらに、めまいが起きた時倒れて床に頭を思い切り打ち付けるというリスクを避けることにもなります。
年齢関係なく、シャワーは座って行うようにしましょう。

まとめ

ヒートショックは毎年のようにかなりの人が亡くなっている恐ろしいものです。
高齢者や心臓や血圧に病気を持っている人がなりやすいものですが、
若い人や健康な人でも体調によっては引き起こしかねないものです。

最悪は死に至るこわいヒートショックだからこそ、冬場の入浴には十分に注意しましょう。
もちろん、温泉で気分がウキウキしている時でも冬場の露天風呂には注意が必要ですよ。